「金色のガッシュ!!2」第一話の考察と感想を書いてみる

小学生の時にガッシュの漫画を読み始め(単行本6巻が出たくらい)、それ以来ずっと雷句誠先生の漫画作品のファンの者です。
雷句先生の「金色のガッシュ!!2」告知ツイートを見た時は嬉しくて嬉しくて、、、配信日までが待ち遠しくて仕方ありませんでした。

というわけで、本日2022年3月14日に配信された第一話。
早速気になる箇所が出てきまくりましたね。
というか気になる箇所しかありません。

私の第一話を読んだ考察、そして感想を書いていこうと思います。
ここからネタバレなので、まだ読んでいない方はご注意を。
(というか読んでいないと意味がわからないと思います)

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考察

0. 考察する上での前提

前作の「金色のガッシュ!!」を全巻読んでいることはもちろん必須でしょうが、雷句先生のガッシュより後に出した作品である「どうぶつの国」を読んでいる方が楽しめるかもしれないと感じた部分があります。

ガッシュの続編なので、おそらく「どうぶつの国」を読んでいないと話の内容が理解できない、なんてことはないのでしょうが、小ネタ程度に挟んでくる可能性はなくはないなと感じた次第です。
(NieRシリーズとドラッグオンドラグーンの世界が繋がっている的なくらいのイメージ)

後述する考察で、「どうぶつの国」的な要素を感じた部分について触れていきます。
ゆえに、「どうぶつの国」を読んでいない人にとっては意味わかんない考察になっちゃうと思います。ご了承ください。

では、以下考察本文です。

1-1. 魔物ではない何者か(魔物の術に注目)

第1話の時点でたくさんの新キャラクターが登場しましたね。

  • ゼリィ⇒今回のメインキャラ

  • オルモ⇒ゼリィ or ジギー の弟

  • ミッピ⇒ワンちゃん

  • ジギー⇒ゼリィたちの仲間

  • ワイグ(?)⇒明らかに悪い奴

  • ギル⇒ワイグの仲間?

名前がわかる新キャラはこの辺りでしょう。ワイグだけは、セリフの流れ的に自分の名前なのか持っている道具の名前なのか断定できなかったので(?)をつけていますが、多分ワイグで大丈夫。

構図としては

  • 生き残りの魔物側(ゼリィ、オルモ、ミッピ、ジギー)

  • 魔物を滅ぼそうとする者側(ワイグ、ギル)

の対立なんですが、両方とも全員なんとなく魔物っぽくないんですよね。

特に魔物っぽくないと感じたのはジギーとワイグ

2人とも攻撃手段として別の魔物の術をビンか何かに封じ込めたものを使って出していました。
ジギーはチェリッシュの術「ガンズ・コファル」
ワイグはガッシュの術「ラシルド」
加えてワイグは別の魔物の術(氷・炎・植物系の術?)も使えるようでした。

しかし、魔物なら自分の術を使うはず。
魔界なら魔本とパートナーを介することなく自分の術を使うことができます。
実際、「金色のガッシュ!!外伝」に出てくる、ジーザという敵役も自分の術を使っていました。
でもジギーとワイグは自分の術を使っていません。
このことから予想できることは

  1. 魔物ではない

  2. 魔物だが、何らかの理由で自分の術を使っていない

のどちらか。

ですが、魔物っぽくないなと感じた理由は他にもあります。

1-2. 魔物ではない何者か(キャラデザに注目)

うまく言えませんが、特にジギーとワイグはキャラクターデザインが魔物っぽくないんですよね。
「魔物っぽいデザインってなんやねん!」って感じなので、ほんとになんとなくとしか言えないのですが。

「どうぶつの国」のキメラのデザインっぽさの方が強いんですよ。

  • 少しイビツな体の構造をしているデザイン

  • 変形のとき、肉塊がメギョメギョと動いている感じ

  • ジギーが体を引き裂かれても、体のパーツがそれぞれ動いた点

言語化するとしたらこのあたりですかね?
とにかく全体的にキメラっぽい。

この作品はあくまでガッシュの続編ですし、「どうぶつの国」必修にすることはないでしょうから、「どうぶつの国」のキメラと同種とは考えにくいのかなと思っています。

でも、魔物ではない何かという違和感を感じずにはいられないデザインです。

ついでに言うと、オルモはゼリィよりもジギーに似ている気がするので、オルモもキメラっぽいですね。
人間界に来てからも、必要以上に化け物って言われている気がします。

もっとついでに言うと、ミッピは「どうぶつの国」のキャラクターのジークにそっくりです。こどものオオカミです。魔物っぽくなさそうです。

1-3. 魔物ではない何者か(セリフ・所作に注目)

注目したいセリフ・所作は全部で5つ。

  1. ワイグがジギーを名前呼びしている

  2. 「負けない 僕達魔物は」

  3. 「消えたと考えるよりは・・・どこかへ逃げたんだよな?この場合」

  4. 人間を「ヒト」と呼ぶ

  5. 折れた腕の処置の仕方

1つ目。
ワイグはジギーのことを名前で呼んでいましたが、ゼリィやオルモのことはガキと呼び、ミッピは犬と呼んでいました。
このことから、ジギーのことは元々同種族で知っていて、ゼリィたちのことは滅ぼすべき大勢の魔物のうちの一部程度にしか思っていないんじゃないかなと推測しました。

2つ目。
ジギーの「負けない 僕達魔物は」というセリフ。
自分が魔物だという風にも聞こえますが、ここまでジギーの魔物ならざる者っぷりを感じちゃうと、自分は魔物ではなく、あくまで魔物の味方をしているだけという風にしか聞こえなくなっちゃいました。
考え過ぎでしょうか?

3つ目。
リオウの建物にある魔界→人間界の転送装置が動作した直後のシーン。
「消えたと考えるよりは・・・どこかへ逃げたんだよな?この場合」
とワイグが言っていましたが、魔物の行動を経験的に推測しているような話し方なんですよね。自分が魔物じゃない感じの喋り方です。

4つ目。
ジギーやゼリィは人間のことを「ヒト」と呼んでいます。
前作の「金色のガッシュ!!」では、人間を「ヒト」と呼んでいたことはおそらくありません。
しかし、「どうぶつの国」では主人公タロウザをはじめとした動物の種を「ヒト」と呼んでいましたね。
このことから、ジギーやゼリィが「どうぶつの国」と何か関連があるのではないかと思ってしまいます。
いやいや、これはガッシュの作品だから他作品の要素を入れるはずが・・・

5つ目。
ゼリィが自分の折れた腕を処置する方法。
雷句先生はよく骨が折れた状態の体を腫れ上がった書き方で表現しますね。(先生自身の骨折経験が反映されているんだろうなぁ・・・ズキンズキン)
木の枝を支えに布でしばって折れた腕を処置するゼリィ。この光景何度か見た記憶があるんですよね。
そうそう、どうぶつの国です。折れた腕や足をゼリィと同じ方法で処置するリエムを私はすぐに思い出しました。
ゼリィ達はやっぱりどうぶつの国の世界からやってきたのでは???
いやいやいやいやいやいや、、、これはガッシュの作品なんだから(略

2. 前作までの魔物たちの生死

テッドとチェリッシュとレイン、そして王様(普通に考えてガッシュ)が死んでしまったとゼリィが語っていますよね。
加えて、ワイグはゼリィたちを襲っている時に「これで魔物狩りも終わりだなぁ!!?」と言っているので、ゼリィたち以外の魔物勢力は死んでしまったのでは、という状況。
あまりに絶望的過ぎる。。。

しかし、まぁ読者が期待する展開は、前作に出てきた魔物やそのパートナーたちの活躍なんですから、いきなり本当に死んでるとは考えにくいです。
それに魔界にはゲキツヨな魔物が数多くいますから、簡単には全滅しないでしょうと。

加えて、最後の清麿が現れるシーン直前のお姉さんのセリフ
「言ったんだよ!もう子供を預かる余裕なんか無いってね!」

清麿が他にも既に子供を預かっていることを示唆するセリフですが、これってもしかしたらただの子供ではなく魔物の子かもしれないなぁって思っています。
なんらかの手段で、魔物の一部が人間界に逃れたおかげで死なずに済んでいるというパターンですね。

とにかく、ガッシュ達は死んでいないはず。。。いや死ぬわけない!!

3. その他気になった細かい点

あと気になったこと3つ書きます。

1つ目。エジプトについて。
人間界に転送されてたどり着いたのがエジプトでしたが、エジプト人の魔物の子のパートナーって確かいなかったはずです。
魔界の王を決める戦いの事情を知っている人間が清麿以外に現れる展開はありそうですが、その場合は新キャラってことになりそうですね。
あ、前作の終盤エピソードでピラミッド前で写真を撮っていたサンビームとシスター・エルがいたっけな。

2つ目。清麿の似顔絵について。
清麿の似顔絵を描いたのは誰なんでしょうかね。「せいぎのみかた作戦」と書いていた字の感じ的に、ガッシュの書いた文字っぽさはあります。
ゼリィたちが一緒に生活していたであろうテッド、チェリッシュ、レインの線もありますがね。

3つ目。時系列について。
魔界の王を決める戦いの後の話なのは確定的ですが、問題はどれくらい月日が経ったか。
高校を卒業して大学生?院生?既に社会人?お父さんと同じ大学教授?服の色が焦茶色だったので、思わず頭の中で清麿のお父さんのスーツ姿とダブっちゃいました・・・笑
どのようにして今の事態に陥ったのかを後々掘り下げていくでしょうから、ある程度の時間幅は必要そうです。
そうなると高校卒業くらいはしてるんじゃないですかね、知らんけど。

感想

さて、色々考察をしましたが、最後に感想を。
謎だらけの幕開けとなり、「第一話公開が待ちきれない」という感情よりも「続きが待ちきれない!!!」という感情の方が圧倒的に強くなってしまいました。

てっきり、ガッシュ2は魔界が中心の話になるんだとばかり思っていましたが、すぐに舞台が人間界に移り変わり、嬉しい裏切りって感じですね。
考えてみれば、魔界が中心のお話だと、かつてのパートナーたちが登場するのは考えにくく、ガッシュの作品人気のキモだった「魔物とパートナーとの絆」を描くことが難しいんでしょう。

清麿が登場したときの絶対的安心感信頼感。完全にヒーロー。
ファウード編で清麿が復活した時のエピソードを思い出しました。
思えば前作は清麿がヒーローとして成長を続けてきた作品。
スズメが金山にカツアゲされているのを助けた時、銀行強盗に捕まっているスズメを助けた時、最初の方はまだ打算的で自分の感情に嘘をつく清麿でしたが、その後は成長をして
「人の命がかかってるんだぞ!つべこべ言うな!!」
と迷わず言える人物になったんですよね。
今回の話も、迷うことなく子ども助ける決断をしたんでしょうね。ああ清麿かっこいい。。。

清麿の登場も嬉しいのですが、我らが主人公、魔界の王ガッシュ・ベルの登場はいつになるのでしょうかね。
某スクエニのディ○ニーキャラが登場するゲームの王様みたいに、しばらくは名前とシルエットだけみたいな展開になっちゃうのか。。。ハハッ!

私のみならず、読者が一番みたいのはガッシュ清麿コンビの活躍ですよね!2人が再びアツい友情を見せてくれると信じて、続きを待ちたいと思います。

第二話以降も考察感想記事を書いていこうと思いますが、このくらいの熱量で続くかな・・・?続けられるだけ続けます。


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