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話すことの緊張は1秒で解決できる 第652幕

息子が先日、作家の星渉さんの『星ゼミ特別講座』を受講した。

その内容『カリスマだけが知る神トーク9つの秘密』を、9回に渡ってシェアしていきたいと思う。

今日は、その第2回目『話すことの緊張は1秒で解決できる』である。

第1回目『初対面の全ての人をファンにする質問力の掟』については、私の記事『カリスマだけが知る神トーク力9つの秘密① 第638幕』を参照願いたい。

有難いことに有料講座であるにも関わらず、動画の中で、この内容を各種SNSでの拡散がOKである(ライセンスフリー)。

どんどんアウトプットしてご自身の学びに役立ててくださいと星渉さんは述べている。

みなさんにシェアできることに感謝したい。

星渉さんは、語る。
『知識には価値はない。本当に価値があるのは変化だ。その変化に必要なのは、知識ではなく行動です。一番価値があるのは、行動に直結するトレーニングなんです。』

第2回 話す事の緊張は1秒で解決できる

1.話すことの緊張4種類

話すことの緊張には4種類ある。
①上手く話せなかったらどうしよう
②嫌われたらどうしよう
③上手く喋らなきゃ
失敗したくない気持ちが強い時
④緊張しちゃだめ

2.なぜ緊張するのか?

答えは、明白。
緊張してはいけないと思うから。
これが、全ての根源である。

緊張は良くないものと思っていることが間違い。

緊張はします‼︎
緊張は無くならない。

何故かというと、人間の機能がそうなってしまっているので。

緊張をなくそうというのは、空腹をなくそうと感じるのとほぼ同じなんだ。

私が冒頭で、私は話すことで緊張はほぼしないと言いましたよね。

私も、ある条件が整うと、スピーチをするってことに対して、多少の緊張はある。

それは、人間の機能としてあるので。

まず一番初めにこの「カリスマしか知らないトーク力」を身につける上で、知っておかなければいけないことは、「緊張はするんだ」と知ることだ。

3.話の上手い人は?

話すことが上手い人は、緊張を上手く使っている。

適度な緊張感は、パフォーマンスを上げる。

良い緊張感は、記憶定着、学習などを高めてくれる。

パフォーマンスを上げられる人達は、「緊張なくなれ」とは思っていない。

「良いね、なんかこの緊張感!」と思っている。

結果を残している人、今回の場合で言えば ”カリスマ” の人達は、”緊張感” を楽しんでいる。

なぜ、緊張感を楽しむことができているかと言うと、そもそも、「緊張してはいけない」と思っていないから。

多くの人、99.9%の人は、「緊張してはいけない」と思っている。

だから、緊張が生まれてしまう。

ここに、根本的な違いがある。

緊張はして良い。

むしろ、「緊張が来てくれないと困るな?」くらいに思うことが大事。

4.緊張は消そうとすると、大きくなることを知っていますか?

緊張は、消そうとすると、むしろ大きくなる。

緊張のメカニズムは、脳が私達に「ちょっとこれから、いつもと違う環境になりそうだよ」とか、「今もうすでに違う環境だよ」と気づかせるために、”緊張”は起きる。

ある意味、脳が、警告・シグナルを送ってきている。

にも関わらず、それを消そうとすると、「気がついてない。気がついてない」って言ってるようなもの。

なので、脳が「あれ、緊張を使っていつもと違うよ、と教えているのに、なんか気づいてくれない。

なんか無視されてるじゃん。これはちょっとマズイな。

気がついてもらわないと。

もっと緊張を大きくしとくか」ってなって、緊張が大きくなるんだ。

これが、メカニズムであるならば、「緊張は消すのではなく、気づいてあげなければいけない」。

5.適度な緊張感にする方法

適度な緊張感にする方法の例として、私が、「めざましテレビ8」に出た時に、何をやったかの話をする。

テレビ番組は出たことがあったが、朝の情報番組の生放送は初めてだった。

「これは、緊張するだろうな」と事前から分かっていた。

緊張感を和らげる方法のキーワードは、「事前体験」である。

勿論一番良いのは、実際のスタジオでリハーサルとかをできれば良いが、15分ぐらいのショートコーナーだったので、それだけのために、当然スタジオを貸してもらえない。

そこで私がどうしたのかというと、事前にその15〜20分くらいのコーナーの進行表がある。

その進行表は、私とお笑い芸人カズイレーザーさんとやるコーナーだったんです。ある程度の流れ・台本が決まっている。

カズレイザーさんが質問する。私がそれに答える。と言う流れ。

そこにプラス、フジテレビの永島由美アナのコメントとか話が入ってくるという流れだった。

そこで私が何をやったかというと、私以外、カズレイザーさんと永島アナウンサーが話すやつを自分の声で録った。話す順番で。

その録音したものを再生して、私への話のフリをした。

「こう言う場合、どうなんでしょうね、星さん?」みたいな音声が入っている。

それが流れたら止めて、「それに関してはですね、こういうふうな研究があってこうなんですよ」と話す。

私の話が終わったら、また録音したものを再生すると、次の永島アナウンサーやカズレイザーさんのコメントになる。

また、私の話になり・・・と言うふうな15分ぐらいのリハーサルを前日にやった。

これが、「事前体験」と言われるものだ。

なぜ、事前体験をすると良いかというと、先ほども言ったようにこの緊張感とは「どう言うふうに生まれるか」のメカニズムは、「脳がいつもと違うよ。大丈夫?」っていうふうに、教えてくれるために出している。

事前に体験しておくことによって、「一度体験したやりとりだよね」と思えるから、緊張感が小さくなっていく。

私は、「めざましテレビ8」の事前体験を7〜8回した。

そうすると、「もういつものやりとりだよね」となり、本番も良い感じの緊張感で、「楽しみだな、生放送」、みたいな感じで楽しんで話すことができた。

だから、『話すことによる緊張感は1秒で解決する』というのは、『緊張はする』ということを踏まえた上で、そのメカニズムを知った上でどうするか?

『緊張は良いものなんだ。しなきゃいけないものなんだ』と思うことが大事。

そして、適度な大きさにすることが大事。

6.緊張をちょっとだけ消す方法がある

緊張をちょっとだけ消す方法がある。

それは、何回も経験すること。

場数を踏めと事前体験は違う。

場数を踏んでも緊張感は無くならないが、事前体験をすると、緊張感が和らぐ。

場数を踏むとは、「とにかく人前でどんどん話せ」。
事前体験とは、「本番と同じ体験を何回もする」という違いがある。

7.結論

緊張消そうとするな!
大きくなるから!
緊張して良いと許す。
事前体験をする。

8.今日のトレーニング

緊張していい!と許し、緊張する場面で話す。

これをトレーニングしてみましょう。

9.感想

緊張して良いんだ。

緊張することを許してあげること。

むしろ、緊張をパフォーマンスを上げる手段に使うこと。

目から鱗が落ちる思いで、動画を見てました。

どちらかというと、今まで緊張強いだったので、緊張のメカニズムが分かって、大いに感動しました。

緊張をむしろ楽しんで、話ができるよう、トレーニングして行きたいと思います。

ぜひ、みなさんもご一緒に、トレーニングしましょう。

そして、どんな場面でも楽しんで話せる『神トーク力』を身につけてしまいましょう。


いつもご覧頂きまして 有難う御座います。
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では また次のnoteで お会いしましょう。

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