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千年戦争アイギスをこれから始める方へのリセマラ基準(2024年5月版)



はじめに(そもそもリセマラは必要?)

 千年戦争アイギスは10年以上続いている古株のブラウザ、アプリゲームです。それにも関わらず新コンテンツの実装や、UIやゲーム画面の改修、描き直しなど改善が続けられています。

 長くサービスが続いているため攻略情報はそれなりに検索で引っ掛かるのですが、残念ながら情報がかなり昔の段階でストップしているものが非常に多く(酷いことに日付のみ更新して数年前の内容のものが多数あります)、全く参考にならないものが散見される状況です。特に2024年1月以降にゲームを始める方はそれ以前の情報が全く参考にならないでしょう。

 筆者はコラボがきっかけでこのゲームを始めたのですが、掲示板などでの情報収集をして上記の状況を知り、ある程度のプレイの道筋を教えていただきました。そのおかげで実装されているコンテンツは高難易度も含めて一通りクリアできるようになりました。
 その恩を返す上でも、ゲームを始める際の備忘録として、特に検索したときに古い情報が多いリセマラ部分の記載をしたいと思います。
 なお、このゲームは性能が似通ったユニットも多くリセマラの比重は大きくありませんので、ほどほどで妥協するのがいいでしょう。

①リセマラの流れについて

  1. アプリ版でDMMと連携せずにゲームを進める

  2. リセマラが終了したらDMMアカウントと連携しデータ保存、やり直すならユーザーデータ削除をしてもう一度

何らかの拍子にデータが消える可能性があるため、リセマラが終わったらDMMアカウントの連携は必ず行いましょう。

2022年のアプデでユーザーデータ削除が追加されました

②リセマラの種類について

 このゲームのリセマラ終了ポイントは大きく2つに分かれます。
 1. 最高レア確定ガチャ(チュートリアル召喚)及びプレゼント内のブラック英傑召喚チケット(最優先リセマラ基準)、ブラック確定チケット(2022年実装までのユニットからランダム)、配布10連ガチャ(確率だがチュートリアルより若干最高レアの種類が多い)、無料スタートダッシュ英傑召喚を引いた時点
 2. 上記に加えてストーリーを進めて無料石を回収し、開始から5日間限定のスタートダッシュ英傑召喚を可能な限り引いた時点

 1についてはいくつかのチュートリアルを挟みますが、比較的短時間で終わります(とはいえ約10分はかかるでしょうか)。一般的なリセマラはこちらとなります。
 2については1での厳選に加えて、石を集めるためにストーリー等を進めるという部分で結構な時間がかかります。1度私も試してみましたが、リセマラ1回の周期が長いため積極的にお勧めしません。リターンはあるのでやる気のある方はどうぞ。

このガチャをリセマラ目標にするのは時間がかかります

③ブラック英傑召喚チケット(スタートダッシュ英傑召喚含む)

 限定キャラの一種である英傑が入手できるガチャチケットです。どのキャラも覚醒済み(途中まで育成が終わった段階)で入手できるため、初心者であればどれを引いても即戦力なのは間違いないです。しかも編成から外れたとしても英傑ユニットは所持しているだけで味方ユニットを強化する効果があるため、どれを引いたとしても無駄になることはありません。
 チケットとは別に、スタートダッシュ英傑召喚は当たった時のリターンが非常に大きいため、リセマラ中にも最低無料分は引いておきましょう。これより性能の良いユニットがでるガチャはほぼ無いと思ってよいので、リセマラ後に神聖結晶を使うのも十分考慮に入ります。
 あくまで高難易度に限った話ですが、優先度をつけるとしたら下記の通りです。英傑ユニットは追加予定もあり、定期的に調整も行われているので優先度は変わる可能性があります。
 また、英傑の山ン本五郎左衛門は英傑1体確定スタートダッシュ10連召喚(課金)のおまけ限定となっているため、リセマラでは入手できません。

※2024年5月時点
※取り消し線のついたユニットはブラック英傑召喚チケットからは出ません

  1. 世界を超える者エフトラ、生命を謳う者イムラウ、戦禍を断つ者ヴィディア

  2. 万機の祖たる者アージェ、万刃を担う者アルヴァ、獅子女の覇者ホルテウス、永夜の始祖たる者リヴン、黎明を齎す者ルキファ、獣を統べる者ミルドリス、大華の母たる者 徐華、勝利へ導く者ランシェ、大海を征く者イヴリール、光を継ぐ者オーシェン

  3. 万慧を砕く者トゥアン、影を継ぐ者ユージェン、星を詠む者ソラス、大地を紡ぐ者サナラ、銀腕を掲げし者トラム、巡り咲く者アンブローズ、魔導を宿す者ラーワル、災禍を律す者モルフェサ、頂に座す者アルコゥ

候補1:世界を超える者エフトラ

 役割はアタッカーで、よほどユニットが揃っている人でなければメンバーから外れることはない英傑です。
 覚醒スキルで画面全体を対象に8体へ防御と魔法耐性無視の超高火力攻撃を使用するスキルを習得します。倒せなかった場合にも一定時間移動速度95%低下を付与するため、近接攻撃しかできない敵はほぼ無力化可能です。弱点はスキルの再使用時間がやや長めなことですが、後衛軍師等を配置しておけば特に問題にはならないでしょう。
 他にも通常スキルが単体を対象に狂った火力を出したり、遠近両方のマスに配置出来たり、なぜか配置時に5000ダメージまで無効化するバリアがあったりと敵や配置マスに応じて柔軟な活躍も見込めます。

候補2:生命を謳う者イムラウ

 役割はヒーラー兼バッファーで、回復が必要な場合は無条件で採用できるユニットとなります。
 覚醒スキルは永続で味方の攻撃力と体力を増加させつつ、味方全体を5秒ごとに1000回復するリジェネスキルを使用できます。スキル中も本人は通常の回復行動をするため、回復性能だけで見ても一人で2人分弱ぐらいの回復量を確保することができます。
 また、トークンとして指定した範囲内のユニット全員にダメージ10000分のバリアを3回まで付与できます。特にコストやデメリットもなく、本人が出撃していなくても使用可能のため、単純なダメージ軽減目的以外にもいろいろと利用、悪用されます。

候補3:戦禍を断つ者ヴィディア

 役割はコスト増加兼バッファーで、2024年1月現在で他のコスト増加ユニットを大きく上回るコスト増加+消費軽減能力と、コストを消費した最高クラスの味方全体攻防バフを持ちます。残念ながらブラック英傑チケットの対象外です
 強みが上記の通りシンプルすぎるが故に、コスト増加が欲しいクエスト≒全てのクエストで無条件に入ります。本人の戦闘能力も遠距離攻撃が可能なため、開幕の防衛戦力としては十分なレベルです。

④チュートリアルガチャ、10連ガチャチケット

 チュートリアルの召喚はブラックユニット確定ですが、古めかつ特定のユニットしか排出されません。とはいえこのゲームは古いキャラでも調整が入ることがあるため、今でも現役なキャラが多く存在します(残念ながら全員がそうではありませんが)。10連ガチャチケットも若干範囲は異なりますが同じような感じです。
 また、ここから排出される一部のキャラは2人まで、ランクを上げることで手に入る交換チケットで確実に入手が可能です。

候補1:隊商長ディエーラ

 どの編成にも1人は入れたい、コストを増加させるスキルを持ったキャラです。2023年の時点のコスト生産キャラの中では英傑ユニット(戦禍を断つ者ヴィディア)を除くとトップ性能となります。育成することで最高効率のコスト生産能力及び状態異常無効を獲得でき、活躍する場所を選びません。
 ランクアップ時の交換チケット対象外ですので注意しましょう。

候補2:刻詠の風水士リンネ

 ヒーラーの一種である風水使いとなります。毒沼など地形の影響を軽減した上で範囲内の味方を複数回復することができます。育成をすると最終的に敵の遠距離攻撃から狙われなくなるスキルを獲得できるため、配置が非常に自由になる点が他のヒーラーとの大きな違いとなります。
 弱点は育成途中、育成後も他のヒーラーに比べて一人毎の回復力が弱めである点です。風水使いは特に覚醒をしないと回復力が弱いため、積極的に育成しましょう。
 このキャラはランクアップ時の交換チケット対象であるため、ヒーラー不足の場合にはよくお勧めされています。

候補3:清源妙道真君

 役割はダメージ肩代わりによる軽減、全体ヒール、鈍足による足止め、敵全体への攻防及び耐性デバフ、状態異常無効での遠距離攻撃受け(第二覚醒クラス効果)、トークンでの強敵受けとなります。そのどれもが実用レベルの性能であるのに、なぜか出撃枠を取らない(その分他のキャラが出撃できる)というバランスをどこかに置いてきたとしか思えない性能をしています。
 ほぼ全ての高難易度で多くの人に使用されています。普段使いではオーバースペックすぎると言えるかもしれません。弱点はこのキャラだけでは火力を出せないことのみです。ランクアップ時の交換チケット対象外です。

候補4:光闇の騎士ヘイオス

 役割はブロッカー兼ヒーラーです。被ダメージの一部を回復するのですが、強化でダメージの4割分、味方全員を回復する点が非常に強力です。前線に置いてしまえば他が多少削られようとも自分のダメージ分で味方を回復してしまうことが可能となります。ぬりかべカゴメが同じ能力を持っていますが、そちらはリセマラの範囲では基本的に対象外です。
 一撃で倒されるほど火力が高い相手だと回復する間もなく倒されてしまいますが、本人もそれなりに耐久があるため、特殊な敵でもない限りは基本的に耐えられます。ランクアップ時の交換チケット対象外です。

候補5:猫又コハル

 自分の周囲の敵味方にステータスダウンをかけるサポート役です。敵に狙われないため配置が自由な点、及び出撃人数に含まれない(1人分キャラを多く出せる)点が替えが効かないほど優秀です。弱点は強敵以外には効果が薄い点ぐらいです。
 このキャラは通常のガチャからは排出されないため、入手手段は限られています。リセマラではブラック確定ガチャチケットまたは10連ガチャチケットからのみ入手可能のため、リセマラで見ることは稀でしょう。

候補6:金獣の領主リンクス

 ヒーラーの一種であるロードとなります。第二覚醒クラスのコンカラーが非常に強力であり、広域のマルチ回復とほぼ独自枠のバフに加えて、スキル中には遠距離攻撃することが可能です。出撃している獣人の数だけ強化されるアビリティを獲得できますが、本人及び枠無しのトークンも数に入るため、基礎ステータスも自然と高くなります。特に欠点と呼べるものがない優秀なキャラです。
 リセマラだとブラック確定チケットからしか出ないのであまり見ることはないかと思います。

候補7:銀月の亜神アラン

 2023年実装までで、高難易度での採用率が高い火力役のキャラとなります。クラス効果の攻撃力9倍、第二覚醒クラスの狂乱の軍神の効果及び覚醒スキルの永続ステータスアップで跳ね上がった火力からの遠距離範囲攻撃が魅力です。
 弱点は出撃直後のステータスが弱めである点ですが、それを考慮してもトップクラスの火力キャラと言えるでしょう。なお、リセマラだとブラック確定チケットからしか出ません。

候補8:紫風の竜砲騎兵イーファ

 効果直かつ広範囲の攻撃を撃てる遠距離火力キャラです。他の火力キャラと比較しても、ノーリスクでこのキャラより火力が高いと言えるのはごく少数です。弱点は莫大なコストで、もし運用するのであれば「光の守護者アルティア」といったコスト役の交換、採用は必須でしょう。ブラック確定チケットで入手可能のため、リセマラでの入手は稀です

その他のユニット

・光霊使いルフレ、爆突工兵シャール、魔物使いモルテナ

 強めのトークンを持っており、これらのユニットを育成するだけで数キャラ分の戦力となり余裕が出る。ゲーム開始時にガチャで引ければ覚醒の大宝玉を使いたいところ。ただしキャラが揃ってくるとメンバーから外れがちになる。魔物使いモルテナはランク交換チケットの対象。

・天界のシェフオーガスタ

ゆっくりではあるが近接ユニットの攻防HPを固定値加算で強化できる。ステータスの低いユニットを使用するほど相対的に効果が高く、キャラが育っていないゲーム開始時では非常に強力である。
ただし自身とほぼ同じ能力をもつ同名のちびキャラを約半年に1回のイベント入手可能であるため、優先度は低め。

・黒翼の大天狗クラマ

スキル中は周囲が遠距離攻撃の対象にならない強力なアビリティ持ち。課金限定ユニットである山ン本五郎左衛門と役割がかなり被っており、課金するつもりであれば優先度は下がる

・新世代山賊アマンダ

アーマードロップ率アップ≒経験値アップしか見どころがないものの、同タイプのスキルが(実質)課金ユニットの王国の魔女アンジェラorちびアマンダしかいないため候補の一つ。課金するのであれば優先度はかなり下がる。

・神和ぎの踊り子ミヤビ

育成が終われば高防御or無敵で遠距離攻撃を引きつけることが可能なサポートキャラ。非常にコストが安く、スキル中はバフも撒けるため、他の遠距離対策キャラとは異なりコストが足りない序盤から展開しやすくなる。ブラック確定チケットまたは10連ガチャチケットで入手可能のため、リセマラでの入手は稀

・帝国銀竜ヴルム

帝国10連ガチャチケットから入手可能。味方全ての物理及び魔法ダメージを一定時間無効可能というシンプルかつ強力すぎるスキルを持つ。ただし地形ダメージや貫通などの固定ダメージは無効化できないので注意。

まとめ

・リセマラは英傑チケットorガチャを最優先
 世界を超える者エフトラor生命を謳う者イムラウ
  ⇒チケットから1/7の確率
戦禍を断つ者ヴィディア(もしくは上記2ユニット)を
 
英傑スタートダッシュガチャから引けたらリセマラ即終了

・隊商長ディエーラ、刻詠の風水士リンネ、清源妙道真君、
 光闇の騎士ヘイオス、猫又コハル、金獣の領主リンクス、
 銀月の亜神アラン、紫風の竜砲騎兵イーファ
上記に加えて入手できれば幸運

・光霊使いルフレ、爆突工兵シャール、魔物使いモルテナ、
 天界のシェフオーガスタ、神和ぎの踊り子ミヤビ、帝国銀竜ヴルム
・(課金する気がない場合)黒翼の大天狗クラマ、新世代山賊アマンダ
上記ほどではないものの便利なキャラ

最後に

 冒頭でも述べた通り、このゲームのリセマラの比重はそれほど大きくありません。他のゲームであるような特定のユニットの所持がクリアに直結するような要素は薄く(一部では多少無いこともないです)、高難易度でも強力なユニットを縛ったプレイが行われています。
 リセマラでゲームを楽しむ時間が減るのは本末転倒なので、リセマラをせず進めるのも1つの楽しみ方だと思います。


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