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不定期刊:目についた本の写真とともに140字の文章を書くこと

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2021年10月の記事一覧

私は地元に本屋さんがある環境で育ちました。町には新刊書店が3店舗、古書店が2店舗ありました。今はどれも残念ながらなくなってしまいましたが、それでも電車で一駅以内に本屋さんがあります。離島にも本屋さんがあって、それはとても小さなものであっても、とても大事な場所なのだと思います。

映画の中でトーベも、自分は画家でイラストは生活のためである、ということを言っていますが、一方で彼女がムーミンたちの世界を深く愛して、その想像の世界に大切な人を登場させて楽しんでいた様子が伝わってきます。結果としてムーミンのヒットを受け、童話作家・漫画家へと軸足を移す決断をします。

双子のライオン堂の竹田さんのラジオ「渋谷で読書会」 https://note.com/shiburadi/n/n02ad0825adcb?magazine_key=m7829d879ba1f にて取り上げられていた本。
弱いとは自己完結しないで、周囲の助けを借りながら何かを成す、みたいなことで、放送では弱い本屋とは等の話もなさっていました。本書読み途中ですが、面白いです。

武田三代とは、信玄と勝頼と……? 当然、その先はなく遡るわけで、信玄の父の信虎を初めとした三代を、丁寧にまとめ上げたのが本書です。信虎については近日、映画「信虎」が公開予定。平山優先生も武田家考証として参加されているとのこと。
https://nobutora.ayapro.ne.jp/