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品質管理するためのシステムとは?


品質管理とDX

JIS Q 9001などの品質管理システム(QMS)をDXで業務効率化するためには文書管理とワークフローの機能を持ったシステムを導入することをおすすめします。

文書管理機能

品質管理の中でも最も重要な項目の一つとして、文書管理があります。

品質管理では、ルールを文書化することが必要です。
この文書は定期的な見直し(改訂)を行うことになるので、現在有効な版(バージョン)の管理も必要となります。
版の管理ができていなければ、古いルールに従って仕事をしてしまうことになります。
版の管理が適切にされなければ、現在のルールと違った方法で仕事をすることになります。これにより、大きな問題が発生する可能性もあります。

有効な版の文書を素早く探し出し、閲覧するためには版を管理できる文書管理のシステムを導入しましょう。

ワークフロー機能

品質管理の多くの仕事では、各種品質に関する書類の上司(or 責任者)の承認が必要なことが多々あります。

例えば、下記などは責任者の承認を得ることが多いでしょう。

  • 不適合品の処置の承認

  • 不適合の発生原因とその再発防止策の承認

  • 設計/工程変更の承認

  • 作業手順書の承認

  • 検査結果の承認

これらをワークフローシステムで実行することができれば、下記のメリットがあります。

  • ペーパーレス化

  • 承認ステータスの見える化

  • 承認のリードタイム短縮

まとめ

品質管理のためのシステムに必要な主たる機能は、「文書管理」と「ワークフロー」のです。
それぞれの機能を持ったシステムを個別に導入してもよいし、
この2つの機能の両者を持ったシステムを導入してもよい。

これにより、品質管理に必要なシステムの機能の大半を実現することができる。

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