五味がわからない

こんにちは

一生わかる気がしないこの五味


甘・・・砂糖など甘いものを蒸したり蜜を練る時の甘い匂い
苦・・・黄柏、黄蓮、大黄などの漢方薬を刻んだり、柑橘類の皮を燃やした匂い
辛・・・丁子を舌に乗せている辛味とか、辛子や山葵を鼻中へ通した時の辛味
酸・・・梅の木を打ち割った生木の酸い匂いとか、梅の実の生る木の下で嗅ぐ酸き心持ち
鹹・・・汗臭い衣服の匂いとか、塩の焦げる匂い、昆布など海藻を火にくべて燃やした時の匂いに似ている

上記のように表現されることが多いようです。
※「香の本」を参照に致しました。

読んでいるとなるほどとは思い、実際に聞香してみますが
なかなか捉えることが難しく、これは甘?苦?どっち?
みたいなことが多々起こります。
これは私がまだまだ未熟なだけなのでしょうか、、、

もちろん個々が感じる匂いというのは様々であると思いますし
正解はないのかもしれません。
それでも正解を探したい、納得したいという気持ちが強く
なかなかこの呪縛から解放されない

そこで調べると手本木と呼ばれる香木があるみたいで
例えば
甘・・・「浅間」
苦・・・「志」
辛・・・「薫風」
酸・・・「京極」
鹹・・・「白鷺」

といったように1つの味ごとにお手本となる香木が存在しているようです。
しかしながらこれらの手本木を聞く機会など皆無で、私が知る方法と言えば
お稽古を積み重ねていく方法以外思いつきません。
その他で考えられるとすれば、特別なご縁とか、、、ですかね。

このレベルに到達するまでに相当の年月が必要なのは熟知していて
気が遠くなっております、、、w

それでも自分なりの答えを出そうと必死に聞香を繰り返し
まずは我流の答えを出せるよう尽力してみたいと思っております。




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