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『誓命(せいめい)』

この曲は、去年の1月に僕が「死」をテーマに作った曲で、去年20になったのでちょうど成人式のタイミングでこの曲を書きました。

僕は普通に成人式行くの楽しみにしてて、「ずっと会えてない中学の同期と久しぶりに会えるのか〜」とか色々考えていたんだけど、

なぜか前日に耐え切れないほどの高熱が出て、これはやばいと思い病院行って診てもらったら、

結果はなんとインフル。

楽しみにしてた成人式も行けず、1週間くらい家に居なきゃいけないからクソ暇を持て余していて、「時間あるし曲作ろう!」と思い立って出来た曲です。

タイミングがタイミングなものだから、qlariaのLINEに「こんな曲作ってみました!テーマは死です!」みたいに言って弾き語りのデモを送ったら、メンバーに「インフルで死まで考えたのか…?」と心配された。笑

全然そんなつもりはなかったんだけど笑

でも、そのデモを送った時に(多分)唯一反応をくれたボーカルの大志郎に

「最高、シビれた、好きや」

と言われてめちゃめちゃ嬉しかったのを覚えてます。

あれは今まで曲作ってきた中で一番嬉しかった瞬間だったかもしれない。笑

ちょうどその時僕が作った他の曲をバンドで練っていて、でも全く上手くいかなくてお蔵入りに…ということがあり、少し自信を無くしていたから尚更嬉しかった笑

まぁそんな色んな思い出が出てくるこの曲。

内容としてはさっきも言った通り「死」をテーマにしているんだけど、例えば

「ある日、あなたの大切な家族が、友達が、恋人が、この世からいなくなってしまったら?」

と問われたとき、僕は何をして何を思うんだろうなぁと考えたのがこの歌詞のきっかけで、

この答えは人それぞれだし模範解答とかは全く無いんだけど、

僕の場合は


「その人の分まで『今』という時間を大切に生きてみせよう。」


と思うんだろうなと

そうやって

生きることを誓うことが大事なんじゃないかなと思って、この歌を作りました。


実はこの曲には

「もう死が近い、自分にとって大切な人(完全に妄想)」がいて、

最初はその人に

「今を生きてみせろ!」「死ぬんじゃない!」と言ってるんだけど

最後にはその人はもういなくて、代わりに

「僕があなたの代わりに今を生きてみせるからな」

と誓いを立てる。

そんなストーリーがあります。



辛すぎるけど、これはこの先絶対に現実として起こること。

もうそんな経験をした人もいるかもしれない。

「もしも、あなたの大切な人がこの世からいなくなってしまったら。」


そんな問いを、頭の片隅に置きながら聴いてみて下さい。


EPはこちらから↓

qlaria 優希


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