青椒肉絲

読書廃人です。 やばい本を紹介します。

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最近の記事

【本紹介】『闇の中国語入門』 中国留学中の恐怖体験と闇違い

こんにちは。 今回ご紹介するのはこちら。 1.どんな本 『闇の中国語入門』 著: 楊駿驍 有りそうで無かった中国語のネガティブ表現ばかりをまとめた解説書。 そして、それらの裏にある中国社会の現状についても言及している。 2.誕生のきっかけ 大学で中国語を教えることになった著者は、恩師から授業の参考にと大量の中国語テキストを譲ってもらった。 それらに目を通すうちに、あることに気づく。 「ポジティブな表現や内容ばかりだな」 せっかく外国語を学ぶのにこれで世界は広がるの

    • 【本紹介】『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡志」』 もはやホラー? 増殖する古文書の謎

      こんにちは。 今回は 1980〜90年代に日本を騒がせたやばい事件について書かれた本を紹介します。 1.どんな本 『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡志」』 著:斉藤光政 2.昔話 さて、突然だが昔話にお付き合いいただきたい。 むかしむかし… 古代の北東北には古事記や日本書紀にも記載のない幻の王国が存在した。 荒覇吐(あらはばき)と称するこの国は、一時期は倭国を滅ぼすほどの勢いがあったが、その後分裂して衰退した。 やがて鎌倉時代に津軽地方を襲った大津波により古代からの文

      • 【本紹介】『人間をお休みしてヤギになってみた結果』 訳者も思わずツッコミ入れたトンデモ本

        はじめまして。こんにちは。 記念すべきnote初投稿は、人生に悩んでいた時に出会ったやばい本をご紹介します。 1.どんな本 『人間をお休みしてヤギになってみた結果』 著:トーマス・トゥウェイツ 一言でまとめてしまうと、タイトルそのままの内容のノンフィクション。 これは、人間特有の悩みから解放の開放を目指し、「人間をお休みして身も心もヤギになる」ために奮闘したある男の記録である。 ちなみに、著者はこのチャレンジで2016年にイグ・ノーベル賞(生物学賞)を受賞している。

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