外国人に参政権と生活保護受給権を

れいわ新選組も、外国人の参政権と生活保護を推進する方針だ。これをぼくは6つの理由で支持する。

1.よその大抵の国は地続きで他国から人が入ってきている。生物学的にはそれで遺伝子の多様性が確保される。

2.文化の多様性が必要。今の給与の国際比較を見ても明らかなとおり、日本の社会、文化は異常である。女性の給与が男性の6割と国連で言っている。(経産省のある役人は9割と言って回っているが、どういう根拠にもとづくやら)、ILO勧告無視は戦後一貫して増えている。報道の自由度も低い。政治家や役人を「御上」と呼ぶ江戸時代いらいの卑屈な根性も、これが当たり前と思っているから変わらない、など、「単一民族」の弊害は明らか。

3.人類は人口過剰なのが明らかだから、日本人は増やすべきでなく、それで経済がもたないなら外国人に来てもらおう。

4.すでに外国人に依存している国が、彼らに当然の権利を認めないなら、将来、それも遠くない将来、アジアでの日本の評価は、どうなるか。

5.外国人より日本の貧困層のほうが先というひとがいるが、その発想は、生活保護や人権保障はたんなるコストだということが前提ではないか。れいわ新選組は、消費税廃止、諸手当の十分で、持続的な支給が需要を喚起すると言っている。外国人に対しても同じ。彼らからの需要が増すことを考えるべきだ。

6.外国人を増やすと、外国人が総理大臣になるから不安だなどと言うひとがいるが、国籍が日本ならいいはずだし、帰化を拒否する権利はあるまい。そんな例は外国にいくつもあるが、別の国の手先になったという話は聞かない。


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