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初対面の友達に内向的と言われて感動した日。

なかなかnoteが書けていませんでしたが、あっという間にwinter breakも終わり、今週から春学期が始まりました。最初の2週間は全ての授業がオンラインの予定です。

冬休みは、ずっとNYCにおりました。
学期中は忙しくてなかなか行けなかった美術館にたくさん行こう!(コロンビア生は学生証があればMetやMoMAに無料で行くことができるんです!!)と意気込んでいましたが…
ニュースなどでも放送されているように、私の周りでもオミクロンの威力は大きかったです。

なかなか外に出かけることができなかったので、ニューヨーク公共図書館から本をたくさん借りてきて、かなりインドアなお正月となりました。
お正月以降は、少しずつ友達と会える機会もちょっとずつ増え、最終的には楽しい冬休みとなりました。

さぁ、ここからが本題。
今日、初めて同じ寮に住む友達のFちゃんに会いました。

ブラジルからの留学生のFちゃんは、秋学期はリモートで授業を受けていたので、オンライン上では会っていてたけれど直接会うのは初めて。
なんと、住む寮が同じだったので、お昼ご飯食べよう!ということになり、寮のダイニングホールで会いました。

初めてだからいろいろ話そう〜と思っていましたが、2人でお昼を食べているとどんどん新しい仲間が加わり、最後は5人でランチに。

私が住んでいる寮には、Teachers Collegeの他にも、コロンビアやCUNYなど、いろいろな学校で勉強している学生がいます。
大きい寮なので、たまにDining Hallに行くと、まだまだ会ったことのない子に会えて交流が広がることも。

だから、私自身は大人数でお昼を食べるの、とっても楽しかったんです。普通に。

しかし、ランチが終わり別れ際にFちゃんが、言ったんです。

「私もあなたと同じで、Introvert(内向的)なんだ。見ていてわかったよ。私もあんまり大人数で喋るのは苦手な時があるんだよ〜。もうちょっと話したかったから、今度は2、3人とかでおしゃべりできたらいいね。」

……..!

私は自分が内向的だと思っていたし、それは自分の長所のひとつだと思っているけれど、初対面の友達にここまではっきり言われたのは初めてで、なんだかじーんとなって、その場で泣きそうになりました。

何も話さないとか、そんなわけじゃなかったんです。
大人数も、新しい人もそこまで苦手という意識は自分にはありません。
普通に接してたし、相槌も打ってたし、会話もしてたし、しゃべらずにむすっとしてたわけでもないのに。

そんなFちゃんは、Antholopology(文化人類学)専攻。
すごいなー。
と帰り際に一人で感動してしまいました。

なんでそんなにぐっときたのか直後にはよくわからなかったけれど、嫌な感じもなく素直に話してくれたのが嬉しかったのか…
知らないうちに私はけっこう無理をしているのか?、とも思いました。

ちなみに…
学部留学をした時には、もっと外交的ににならないと!!だから私は英語が上手くならないんだ、と自分を責めたこともありましたが、今は自分の良さだと思っています。

外交的、内向的という話はもっと複雑で、簡単に2つに分類することは危険だと思います。でも、それでも先生をしている時には、いかに内向的な生徒と外交的な生徒の公平にアセスメントするか、どうしたら色々なタイプの子供たちがそれぞれ満足のいく形で学習できるか、という点にとても興味をもっていました。

ちなみに私は昔、この本に助けられました。
もしも悩んでいる人がいたら、一度読んでみてください。

(写真は、冬休みに仲良しのフルブライターの友達と行ったDia:BeaconというNYCから片道1時間半ほどの現代アート美術館で)


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