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碇ゲンドウ的な大人になるために

6月までの勤務をもって試用期間が終了し、正社員になった。正社員になることでこれまでと変わった点は残業ができるようになった点だ。残業の定義は会社や部署によって異なると思うが、私の会社の場合はフレックス制を導入しているため1日に8時間を超えて勤務した分の時間が残業時間とされる。残業解禁となった7月第1週の残業時間は10時間に達した。

正社員になったことでもう一つ変わる点は在宅勤務ができるようになったことだ。既に二度経験したが、在宅勤務は快適だ。ただ、自宅ではどうしても集中ができなくなりがちであるため、業務の効率を上げるためには自宅の環境を整備することが必要である。そしてつい先日、私はPCのモニターを購入した。amazonで1万円ほどの決して高くはないモニターだったが、これがあるのとないのでは業務効率が全然違うと感じた。会社PCだけでなく私用PCでもモニターを使って大画面でYouTubeなど観たいと思っているが、肝心のHDMIとUSBを変換するケーブルがまだ届いてない(会社PCには変換ケーブル不要)ためモニターは現状置物化している。


最近はエヴァンゲリオン熱が再燃している。特に新劇場版ではなく新世紀の方だ。数年に一度の周期でエヴァ関連の動画や考察系のサイトを頻繁に観る時期があり(前回は1年前)、先週も「Air/まごころを君に」関連を掘り返していた。あまり映画を観ることがない私にとって、最も思い入れのある映画が「Air/まごころを君に」である。今から30年近く前の映画だが作画はぬるぬる動いてリアリティがあり、精神の描写も吐きそうになるくらい凄みがあり、意味の分からない描写もふんだんに盛り込まれている。あと鷺巣詩郎の劇中曲も素晴らしい。エンドロールが中間で流れるため、映画のラストシーンの後はエンドロールなしで「終劇」の文字だけが表示されて終わるという構成も後味が悪すぎて凄い。「Funny Game」という観客をイラつかせる目的で作られた映画があるそうだが、今作もそういった消化不良感を意図的に味わわせる作りになっているようだと感じる。結末を知っているのにここまで何度も見返したくなるのは何故だろうか。最近はこの映画の絵コンテ集を購入しようか検討している。

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