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NUM-AMI-DABUTZ

週末は快活CLUBに行った。最近はすることがないととりあえず快活CLUBに行くことが多い。今回は特に読みたい漫画があるわけではなかったが、行けば何かしらの面白い作品と出会えるだろうと思っていた。向かった先は家からまあまあ距離が離れた、初めて利用する店舗だったが無事に飲み放題カフェを確保することができた。前回は飲み放題カフェが埋まっており、やむなく個室を利用することになったのだが、金額が飲み放題カフェより2倍くらい高くて驚かされた。それ以降はできるだけ飲み放題カフェを利用するようにしようと決めたのである。

RoOT / ルート オブ オッドタクシー
原作 此元和津也、P.I.C.S.
作画 肋家竹一

最初に読んだのはビッグコミックスペリオールで連載中のこの作品。最近はスペリオールの作品に興味を持っていたのでとりあえず感覚で読んでみた。内容は怪しいタクシードライバーを中心とした怪しい人間関係と女子高生誘拐事件、そして真相を追い求める若い2人の探偵が描かれるサスペンス漫画である。背景を知らないで読み始めたのだが、元々は同作者による「オッドタクシー」という作品がベースにあり、本作はその続編のような立ち位置の漫画だったようだ。前作の方を読まなくても楽しめるとは思うが、多少内容が難解に感じた。闇金ウシジマくんのような雰囲気の作品なのだが、それとはあまりにもギャップがある可愛すぎる絵柄も特徴的だ。私はこのギャップにあまりついていけず、3巻ほどで読むのを中断した。

レッド
山本直樹

次に読んだのはレッドという漫画。1970年ごろの学生運動だったり、革命を起こそうと活動を続ける若者にスポットが当てられた作品。こちらの作品は先ほどの「RoOT / ルート オブ オッドタクシー」とは対照的で、デフォルメがほとんどされていないリアルな作画である。舞台となった地名や大学名の多くが伏字となっており、史実を忠実に再現しようとしていることを感じさせられる。登場するキャラクターが多く、かつデフォルメのされていない絵柄なので人物を見分けづらいが、頭部に番号が書いてあるキャラクターが度々登場するので一応それで見分けることが可能だ。番号が割り振られているキャラクターと、そうでないキャラクターが作品には登場するのだ。この番号は何の脈絡もなく登場するので、読み始めた当初は相当な違和感を感じるのだが、ちゃんとした意味があることが後に分かる。また、史実を基にした作品なので、どの人物が何日後に死亡する、何年後に死刑判決を受けるといった、運命を示唆するナレーションが頻繁に挟まれるのもこの作品の特徴の一つだ。内容というより、この番号とナレーションというシステムがとても斬新に感じた作品であった。

今回は3時間で退出。週末だったので平日よりも割増料金だが、それでも料金は800円台であった。1900円もかかった前回に比べたら安い!


緊張しながら慣れないネクタイを締めた入社式から1ヶ月が経過し、ゴールデンウィークに突入した。私の所属する部署は有給が取りやすいと聞かされており、ゴールデンウィークは大半の社員が休むと事前に伝えられていた。私も休むか迷ったが、もう少し然るべきタイミングで有給を使おうと考え、今回は出勤することにした。実際に出社したところ、普段は50人ほどいる事務所に10人ほどしかいなかった。なかなかレアな光景だったが、上司がいないということもあり業務中に同僚の人たちと堂々と雑談をすることができた。業務は楽な上に雑談で交流を深めることもできたので一石二鳥といった感覚だ。

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