ハイパーインフレはどのようにおきるのか
国債「通貨発行」をするとハイパーインフレがおきるという人がいます
意外にも経済学者や財務省がこれを提唱していますが、彼らの言い分を聞いてみると、日本は戦前や戦中に軍事費に使うお金を国債で大量に賄ったからハイパーインフレが起きたと話します
だからハイパーインフレをおこさないために国債は発行してはいけない
国債は返さなければならないと言うのです
しかしこれは間違っていて、もし国債が原因でハイパーインフレがおきたのなら、戦後ではなく戦中におきるはずです
ではなぜ戦後にハイパーインフレがおきたのか❓
これは供給「サービスを提供する能力」を
需要「人がサービスを欲しがる心理」が大幅に上回ったからです
戦中に政府は国民に「欲しがりません勝つまでは」という決まりを課しました
これにより国民は需要を封印せざるを得ませんでした
しかし封じ込まれた需要は戦争が終わると一気に解放されます
焼け野原の中生きるには食料、住む場所、衣類、木材、などあらゆるものを欲しがります
しかし焼け野原の日本には国民に供給するための設備、工場などがまるでありません
戦争で全て燃えてしまったからです
そうなるとどうなるか
おにぎり一個に1円 10円 いや俺は100円だすぞとオークションのように人々が競争してとりあうようになる
これがあらゆる商品に連鎖してハイパーインフレ
最悪の物価高につながったのです
つまりこの歴史からわかるのは国の供給能力を落とすのがいかに危ないか
国の力はあくまで人が物や食料、サービスを作る能力であるかがわかります
しかしこの供給能力もこの失われた30年
政府の間違ったマクロ経済
景気が悪いのに緊縮財政をやった結果
あらゆる能力が失われています
このままでは他国にとりこまれるか
もしくは国民どうしの仲間割れで日本はおかしくなってしまいます
いまこそ政府のマクロ経済の失敗を国民みんなでつめていく
今の延長線上には未来はないです
みんなで未来を変えよう