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九大伊都キャンに通う際の家の立地ランク


九州大学はもう前期の合格が発表されて日が経つ。
見事合格した一人暮らしをする予定の人は(九州大学の立地に絶望しながら)どこに住むかを考えることになるだろう。学生寮に応募して無事通った人は学生寮に住むことになるが、それ以外の場合はまずはどこに住むかから決める必要がある。
だが九州大学はその立地の酷さのせいで学生街も分散しており、どこに住むのが良いかが分かりにくい。そこで、筆者の独断と偏見、そして経験談からいくつかの場所をピックアップしてランク付けをしてみることにした。
あくまで主観的な判断であることには留意されたい。
また、後半が特に顕著だが、大学の合格発表に間に合わなかったこともあり急ごしらえで書いた部分が多くあるため、今後追記する可能性が大いにある。


今回紹介する地域は新町、泊、富士見、波多江、周船寺、学研(九大学研都市)、姪浜である。

九州大学HPの地図を元に作成

Dランク

ここを選ぶメリットはあまりないと言っていい場所。

富士見

GoogleMapを元に作成。以降のマップは全て同一縮尺である。

周船寺より北側の地域。
九大、周船寺、九大学研都市のおおよそ中間にある場所。中間にあると言うことはどこに行くにしてもそれなりの距離(およそ2knほど)を何らかの手段で移動する必要が出てくるため、最低でも原付バイクは欲しいところ。
また商業施設はローソンがあるのみで、スーパー等で買い出しに行く際には周船寺か九大学研都市まで移動する必要があり、不便である。
バス停はローソンの前に富士見バス停があるが、雨の日などは人員超過で数本通過することもあり便利とはいえず、値段も280円である。
以上の理由からどの要素も平均以下であり、静かな環境で過ごしたい場合は別だがそれ以外の理由で進んでこの地域に住むメリットはあまりないためDランクとした。
なお筆者はここに住んでいる。

Cランク

メリットはあるが、特段優先する必要はない場所。

波多江

周船寺より西側の地域。
上の地図からはみ出ているように、九大からの距離は相対的に見ても離れている。そのため、自転車で通学する場合はそれなりの時間がかかる。実はバスを使う場合、200円でキャンパスまで行くことが出来る。ただし本数は多くない。
波多江駅があり福岡市内に出る事自体は容易だが、周船寺や九大学研都市から乗る場合よりも運賃が往復で100円ほど上がってしまう。
商業施設は飲食店とスーパーが波多江駅の近くにあり、富士見と比べると便利である。
以上より富士見と比べてメリットはあるが、進んで住むほどのものでは無いためCランクとした。

九大伊都キャン南ゲート周辺の地域。大きい学生マンションが2つあり、うち一つは伊都の湯どころというスーパー銭湯が併設されている。また近くにはセブンイレブンが一軒ある。
ただ、南ゲートからのアクセスは半ば登山であり、自転車で通学することはあまり現実的では無いため原付バイクがほぼ必須。その上、センターゾーンやイーストゾーンへのアクセスも良好とは言い難い。
加えて、セブンイレブン以外の商業施設は皆無と言っていいため、買い出しに行く際にはかなりの距離を移動する必要がある。
総括して、かなりDランクよりのCランクである。

Bランク

人によってはA以上よりもあっているが全体的に見れば優先度は落ちると思われる場所。

新町

九大伊都キャンパス前の地域。
なんと言っても一番の長所は大学が徒歩圏内であることである。向かい風の中自転車で通学し、キャンパス前の坂道を息を切らしながら漕いで登ることが面倒という(筆者のような)人にとっては最良の地と言える。
また大学には天神や博多方面へ直接向かうことの出来る西鉄バスも走っている。料金こそ710円と安くはないが乗り換えの手間がないというのがでかい。ちなみに昭和バス+JRだと280+530=810円かかるためこれでも得な方ではある。
致命的な欠陥としてこの地域にはスーパーがない。そのため買い出しでどうしても学研か周船寺方面に行く必要がある。この問題さえなければ新町は周船寺と同等レベルのおすすめ度だった。
余談だが最近になって新町にいとLab+という商業施設ができた。その際に蔦屋書店の他にいくつか飲食店ができたが、スターバックを除いて明らかに学生をターゲットにしたとは思えない店舗が多いのである。なぜなのだろうか、スーパーを作る千載一遇のチャンスだったというのに…

Aランク

ここに住んでいれば基本的に不自由はしない地域。

周船寺

JR筑肥線「周船寺」駅周辺の地域。
駅が近くにあり、バスが通って、スーパーをはじめ商業施設が複数あるため、基本的に住むのに不自由はしない。また波多江の項目で述べた200円バスも周船寺近くのバス停を通るため実質的に波多江の上位互換である。
自転車での通学距離はおよそ5km、ここまで来ればバスも躊躇いなく使える距離である。
商業施設はスーパーが4店舗、飲食店も複数、また薬局等もある。これらは周船寺に住んでいれば徒歩、あるいは軽く自転車を走らせるだけで行くことが出来る。
バス停については主だったバス停が2つあり、1つが200円バス(周船寺小学校前)、もう1つが九大学研都市発のバス(周船寺)のバス停である。
駅については前述の通りJR筑肥線の周船寺駅があり、九大学研都市と同じ運賃(530円)で天神、博多まで行ける。ただし休日は快速が通過するため注意。
総括して波多江の上位互換、九大学研都市の下位互換と言ったところである。

Sランク

出来るならここがベストという地域。

九大学研都市

JR筑肥線「九大学研都市」駅周辺の地域。
駅があり、バスがここ始発で、郊外型大型商業施設をはじめ商業施設が集積しているという立地としては一番いい場所になる。
伊都キャンまでのバスは基本的にここが始発であるため、雨の日でもほぼ確実に乗ることが出来る。また天神、博多方面に出るのにJRの運賃のみでいいと言うのもポイント。
商業施設については郊外型大型商業施設のイオンモール伊都やロードサイド店舗が多く並んでおり、娯楽から買い出しまで徒歩、または軽い自転車移動でほとんどのことは行える。
以上のことからここに住むことを最初に考えておくのが選択としては最良であると考えられる。

除外ランク

机上論の上に成り立っているためおすすめはしないが選択肢として一考の余地はある地域。

姪浜(南部)

博多駅、天神駅から九大伊都キャンまでの直通バスが姪浜付近で都市高速を下り、通常のバス停にも停まるようになることから考え出された案。
最も姪浜に近いバス停は通町バス停であり、姪浜駅から距離にしておよそ2.5kmと考えると、この周辺に住むことで大学までの通学ルートを確保できるかつ、商業施設が周囲にあり天神博多にも出やすいという机上論上は最もいい立地で大学生活を送ることが出来る地域と言える。
繰り返すがこれはバスの本数やその他大学に用事がある際の対応などを全く考慮に入れてない机上論での話であり実際この地域に住んでいる九大生が多くないことから安易に勧めるべきものではないため、除外ランクとした。

最後に

以上が個人的な家の立地ランクである。最終的な判断は各々が下すものであるが、このnoteがその判断の参考になれば幸いである。

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