【日記】海外配送

 新しいPCが明後日に来ると通知が来た。今まで通販といえばアマゾンを使っていてその際はたいがいクロネコヤマトから配達されるので、クロネコヤマトでの配達通知や不在票の取り扱いなどは慣れている。けれども今回買ったPCは海外から取り寄せるもので、前回書いたけどそこまでして手に入れたいという類の理由もこだわりもなかったので単純になにも考えずにネット通販で購入してしまったミス以外のなにものでもないのだが、とにかくその海外からの輸送が、見たことはある「FedEx」という会社が負っているようで、今までそんな海外便から何か取り寄せるとかしたことがなかったので勝手が全くわからず、英語で書かれた荷物追跡のページを見ても、逐語的に翻訳はできる、だがそれがどういう状態なのか、さらにはどんな「テンション」なのか想像ができない。クロネコヤマトの不在票であれば、ああ、何時頃オッサンが来てピンポンを押して帰って行ったのだな、とか、今この再配達をお願いすれば、たぶん同じオッサンが来て届けてくれるんだろうな、とか、想像が出来る。しかしFedExの場合はそうはならない。第一この「FedEx」をどう発音すればいいかどうかすらわからない。この場合に言っている「発送予定」とは、向こうを発する瞬間なのか、それとも届く時間なのか? 発送ならしているはずだが……そんな風にやきもきしながら待っていた。十八日に、その「発送予定」が「十八日の午後六時まで」となっていたので、いよいよ今日来る、といって家でまんじりともせず待っていたのだが、結局その日は来なかった。次の日見たらさりげなく二十幾日に発送予定と変更されていたから、その日付の信頼は落ちたし、いつ頃配送されていつ来るのかなど完全に予想出来なくなった。今朝、急に形勢が変わった。今までかじりついていた荷物追跡のページではなく、直接ショートメッセージが届いたのだ。今度こそ確実だと思う。明後日に、PCは届くのである。届いた日にやらなければいけないことは多い。主に配線の処理と電源確保とディスプレイへの取り付けとデータ移行。配線の処理と電源確保さえ出来れば、とりあえず使えはする。などといった、一日の計画を巻き込んで作業するんだから、今度こそ、違っては困る。嫁と映画を見る時間まで組んでいるのだ。違っては困る。

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