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QBB×JINS座談会

妊娠期間や育児に関する、企業の様々な取り組みを学ぼうと、前回は「江崎グリコ」の社員さんたちにインタビューを行った私たち。
【パパ・ママを応援するあの企業をQBBが突撃取材! 江崎グリコの「Co育て」篇】

今回は働くママ達のリアルな声を聞くべくアイウエアブランドの「JINS(ジンズ)」とオンラインでの座談会を実施しました!

国籍・性別・年齢・宗教・障害の有無・雇用形態・妊娠出産といった様々な多様性を受け入れ、企業・組織として相乗効果を発揮して活かすことを目指すD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)。JINSは、D&Iに積極的に取り組む企業として「D&Iアワード2021」にて「アドバンス」ランクに認定されました!

実際にJINSの社員のママ達は、仕事のこと、妊娠中のこと、育児と仕事のバランスなどについて、どのように思ったり考えたりしているのでしょうか?!

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右から、
コーポレートコミュニケーション部広報PR室 大城さん
商品戦略部プロダクトデザイン室 匂坂さん
コミュニケーション部プロモーション室 井垣さん

にご参加いただきました☆

妊娠中辛かったことのリアル

ーー「まずは、妊娠中最も辛かったな・大変だったなということについてお三方に聞いてみたいと思います。」

■私は妊娠中に〇〇が辛かった....

井垣さん:「私はもともとお酒が好きだったのですが、妊娠中は飲めないじゃないですか。なのに夫は自由に飲んでいて。その飲み終わったゴミをまとめて捨てているときに、私飲んでもないのに、飲みたくても飲めないのに。この待遇の差なんだろうって思ったことを、鮮明に覚えてます。」

大城さん:「向こうができている事で、自分ができないこと。お酒はもちろん、食事だとお刺身や生ハムといった生ものが食べられない。それがどんどん増えると・・・。食事は毎日のことだし、たしかにその辺りは結構辛かったですね。」

匂坂さん:「出産まではずっとつわりが続いていたので、食事があまり美味しく感じられず、辛かったです。」

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ーー「男性も初めてだと何がストレスなのかを知らないから、あらかじめ知っておくと学びになりますね。」

匂坂さん:「確かに知っておいてもらえるとありがたいですよね。」

■妊娠中の体調変化について

大城さん:「体調の変化でいうと、私の場合はひたすら眠気。吐き気で、しょっちゅうトイレに駆け込むイメージをしていたのに、それはほとんどなくて、ひたすら眠いっていう感じでした。」

ーー「実は今回、事前にJINSさんの「ココロとカラダのセルフケアメガネ」JINS MEME(ジンズ ミーム)を使って、眠気・集中力・姿勢・バイタリティに至るまで、妊婦群と非妊婦群でどのような差があるかJINS MEMEを使用したテストを簡易的に実施しました。そこでの結果ではありますが、妊婦さんの方が眠気を強く感じる時間が長い傾向にありました。」

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大城さん「仕事中は気が張っているので、基本的には頑張れるのですが、たまに襲ってくる眠気に対してちょっと冷たいもの飲んだりとか、立ち上がってみるとか。そういうリフレッシュをしながら仕事をしていました。」

仕事と妊娠報告のタイミング

■ 「みんな察してくれていた」

ーー「安定期に入る前、つわりが辛い時期に自分が妊娠した事を職場に伝えられない期間が大変だったという声もこれまでありました。皆さんもそういったことに悩まれたり、対策したという経験はありますか?」

匂坂さん:「私は最初から結構食べづわりがきつくて、柑橘系と、それこそQBBさんのベビーチーズとえびせんしか食べれなくなってしまい・・・。チーズは日替わりで今日はアーモンド、ブラックペッパーみたいに食べていました。周りから見ても明らかに妊娠している様子だったので、みんな察してくれていたと思います。」

ーー「チーズの匂いが強い(きつい)という方もいらっしゃるんですけど、それは大丈夫でしたか?」

匂坂さん:「私は全然大丈夫でした。プロセスチーズはちょっとしょっぱみがあって、香りもよく、まろやかでよく食べていました。あと食感とサイズ感もちょうど良かったです!」

井垣さん「私はスイカジュースばかり飲んでました。毎日買い溜めして、端からデスクに並べて(笑)私もまだその時は妊娠したことを周りに言ってなかったんですけど、明らかに違う購買行動だったので気づかれてたかも知れません。」

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井垣さん

ーー「その時って、察してほしいなとかはあります?それとも、変だと思われてもいいやって感じでしたか?」

匂坂さん:「とりあえずつわりがひどくて、周囲の目よりもとりあえず今日を生き延びようみたいな感じでした。」

大城さん:「妊娠経験者から見ると意外と分かるんですよね。」

ーー「前述のJINS MEMEのテストでは、妊婦さんの方が姿勢において前後の傾きの変化が大きいという傾向もありました。」

匂坂さん:「意外と歩き方とかで分かったりもしますよね。ちょっとかばってる感じとか、ペンギンみたいな歩き方とか。」

JINSの社風

■会社の先輩ママたちが築いてくれた仕事と育児のバランス

ーー「JINSさんは、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)に取り組まれていることに加え女性の方も多いので、周りの社員の方たちがママさんや妊婦さんに配慮しよう、助けようみたいな空気があるように感じます。今でも助けられてるなとか、この辺が働きやすいなっていうような所って何かありますか?」

井垣さん:「ママだから仕事量減らしてもらうとか、簡単な仕事にしてもらうといったことがない代わりに、上手く社内で調整できて、チームでフォローし合っていますね。」

大城さん:「私の上司も子育てしながら働いてきた女性なので、チーム内での理解があって、とてもありがたいなって思います。あと、部門をまたいでの仕事も、負い目は全く感じずにできています。JINSの社風だったり、それまでのお母さん社員たちがそういうポジションを築いてきてくれた実績があるから、ママだろうとなんだろうと戦力になって"会社やチームみんなで助け合い・高め合って仕事をする"という基盤がしっかりあるんだろうなって思います。」

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ーー「お子さんの用事で休んだりするときなど、言いづらさはないですか?」

匂坂さん:「男性社員でもPTAをしていたり、お迎えに行ったりと柔軟な環境だと思います。」

井垣さん:「ええ。よほどのタイミングでない限り、誰かに許可を取るなども不要で、自分でやりくりできます。会社も社員の意識も、特にここ数年で大きく変わったと思います。ママパパが増えたというのもありますし、会社が時代に合わせて柔軟に変えてくれてるって感じがして。本当にありがたいです。」

■コロナ禍での仕事スタイルの変化

ーー「コロナ禍で働き方は変化しましたか?」

井垣さん:「リモートが浸透して、それにかなり助けられています。いま第二子産休復帰後なのですが、コロナの影響もあり会社が柔軟に対応しているので、すごく働きやすくなりました。通勤時間の分長くフルタイムで働けますし、フォローしてくれる周りに対する申し訳なさみたいなものが、第一子の時と比べて格段に減ったのは、メンタル的にも助かっている部分です。」

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大城さん

大城さん:「私は子供が少し生まれる前に、都内から往復3時間半かかるところに引越しをしました。それがリモートによって移動の時間を仕事にあてたり、体調を崩した子どもをすぐに迎えに行けたりするので、子育てする上ではとても助かっています。」

■社会との繋がりを実感できる時間

ーー「在宅勤務になったメリットもたくさんあると思いますが、逆に仕事に行く(出社する)ことによって自分の時間が確保できているという観点もあるのかなと思います。いかがですか?」

大城さん:「自分でコントロールできる時間あるっていうだけでも、子供との時間とは全然違いますね。それだけでも働けて嬉しいですし、やっぱり大人と会話できるのも社会との繋がりを実感できる時間だと思うので、仕事をすることが嬉しく感じることも多いです。特に育児休暇中は、ずっと子供と24時間一緒にいる感じだったので、自分の時間っていう概念すらなかったですね。」

妊婦とメガネの知られざる関係!?

■出産後はメガネの使用頻度が激増

ーー「ちなみに子育てしてる時とメガネの関連エピソードとかあったりしますか?」

大城さん:「私の場合、産後直後は特にメガネにお世話になりました。まとまって寝られる時間が初期の頃はほんとにないので、ずっとメガネ姿でいましたね。

ーー「コンタクトだといちいち外さないといけないですもんね。」

井垣さん:「そうです、そうなんです。私も産後1年間は、コンタクトを買いませんでした。」

大城さん:「私は複数メガネを持っていたので、家の色々な所に置いておいたり。複数本の中でもおしゃれ用とか、ちょっと病院に検診に行くとき用とか、切り替えていました。」

■スッピンでもメイクしたようような雰囲気になるメガネ

匂坂さん:「私は出産後、ずっと情報収集のために携帯を見て目を酷使するようになったので、ブルーライトカットのメガネをしていました。」

匂坂さん

大城さん:「もし、チークカラーレンズが今あったら、退院のとき用に絶対用意していましたね。」

ーー「それはどういうポイントでおすすめですか?」

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「チークカラーレンズ」は、レンズの下部分にグラデーションの色味を入れることで、頬に色味をつけるメイク「チーク」を施したような視覚効果をもたらすレンズです。メガネをかけるだけで頬の血色感がアップし、顔全体をより明るく見せることができます。また、通常のカラーレンズとは異なり目の部分はクリアなレンズでありつつ、レンズ下部の頬近辺のみ色付いているため、メガネをかけたときの見た目が自然なのも特徴。クリアな視界を保ったまま、ナチュラルに顔周りを彩ります。

https://www.jins.com/jp/lens/cheekcolor/

大城さん:「チークカラーレンズならすっぴんでもメイクした感じに見えるので!

井垣さん:「せっかく化粧道具を持っていても、退院時は手続きで忙しくて化粧をする時間もなかなか取れなかったりしますもんね。」

ーー「今、コロナ禍であまりないかもしれませんが、出産後にいきなりお見舞いに来てくれる人がいても、”どすっぴん!”みたいになったりしますよね。でも、そういう時の写真とかって一生残りますもんね。」

匂坂さん:「そうなんです。」

ーー「産後、友達に何をプレゼントしようみたいなときに、結構子供グッズはプレゼントしますが、ママ対するプレゼントって考えたことないなって思いました。そういう時に、チークカラーレンズとかかゆい所に手が届くアイテムですね。」

大城さん:「子供グッズをいただけるのは有難いけど、私にまで意識してもらえたらそれもすごく嬉しいです。」

出産後の仕事復帰への不安

■周りのおかげで浦島太郎にならなかった

ーー「産後ママへのいたわりを感じた事、周りの人にこうしてほしかったなみたいなエピソードはありますか?」

大城さん:「とにかく寝不足が辛かったので、子供を見ててあげるから寝ていいよと言われるのが一番嬉しかった。あとは生ものを食べられることにテンションが上がりました!」

井垣さん:「産後は四六時中赤ちゃんのお世話に追われる日々だったので、たまに一人時間をもらって近所のカフェに行くことが本当に息抜きになりました。身体もそうですが、気持ちを労わってもらえるとすごく嬉しかったことを覚えています。」

匂坂さん:「あと私は産休中、デザインチームのチャットで、今JINSでこんなことが起きてるよとかみんなが送ってくれたりしたことが、会社とのつながりを感じられてとても嬉しかったです。」

大城さん:「私も産休前は、復帰するときには浦島太郎状態になっていないかな。と、とても心配になりました。でもいざ復帰したら、全然そんな心配はなかった。案件は進んでるけど、そこに疎外されている感じはなかったし、周りが情報くれたり、キャッチアップできるものだということが分かったのですごく自信になりました。別の事でまた休むとか、二人目ができても大丈夫だなって思っています。」

出産を経て対仕事への価値観が変化

■優先順位をつけやすくなった

ーー「子供を産んでから、キャリアプランや描いていた会社での働き方・目標などは変わりましたか?」

井垣:「出産後の方が優先順位をつけられるようになったので、働き方の精度は以前と比べて、自分の中で上がったかなと思います。」

大城:「私も産んだ後の方がどんどん仕事が進みやすくなってるなって思います。でも、気づかない所で沢山フォローしてもらっているんだろうなと、今、話しながら思いました。」

匂坂さん:「だいたい同じです。自分のキャリアプランは変わらないですが、優先順位つけるために、やるべきことと、そうでないことの判断がきっちりできるようになった気がします。」

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■社員としても個人としても地域との関わりを大切に

大城さん:「あと私は、子供が生まれたタイミングで引越したので、子供を介してその地域と否応なくつながりが出来て新しい居場所ができました。子供はその先その地域で暮らしていく。自分の仕事を地域に活せたらなとか考えるようになったり、広い視野を持てるようになったと思います。」

ーー「今JINSさんも、地域密着型のワークショップとかされてますもんね。」

大城さん:「昨年、社内に地域共生事業部ができました。会社全体でも店舗を起点に地域に方々と一緒にその地域の課題を解決していく、交流を生んでいく、そういう会社の流れにも共感できます。」

【まとめ】
お三方とも妊娠・出産を経て普段の生活だけではなく、仕事に対する価値観や視点が大きく変わったそう。出産後の育児と仕事の両立は大変ではあるものの、それを支えてくれる家族や会社、同僚たちへの感謝の声を多く聞くことができました。
アイウエアも、ウエアラブルデバイス「JINS MEME」で自分のカラダやココロの傾向を可視化してメンテナンスできるようになったり、チークカラーレンズやブルーライトカットレンズなど産後のママに嬉しいアイテムが増えていたりと、「アイウエアってここまで進化しているんだ!」と驚いたと共に、ママとメガネの関係も「なるほど!」「たしかに!」と思える話題ばかりでした。ママも沢山活躍しているジンズさんありがとうございました!

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