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院試に合格したよって報告

 皆さんこんにちは、高岡です。ここでは特に報告してなかったのですが内部生として院試に合格していたので、合格体験記的なものを適当に書いておこうかなと思います。似たようなものは色々と書かれていると思いますが、私の所属している某旧帝大の機械系に関してになります。私が見聞きしたものは一通りここに書いておきますので、私と同じところを受ける人は参考にしていただければ幸いです。

1 いつから勉強すればよいか

 まずもって私は意識の低いカス学生だったので院試免除はもらえませんでした。上位1割とか2割ぐらいの成績をとっているなら免除がもらえるかもしれないのでまだ間に合う人は目指してみてはどうでしょうか。
 基本的には院試勉強はほかの方も書いている通り、できれば早めに始めることをお勧めします。ですが、私を含めて周りの人は5月か6月くらいから勉強を始めている人が多かったと思います。

2 どんな感じでやればよいのか

 院試勉強する前に、一応英語のテスト的なものとしてtoeicか何かを受けなければならないのですが(ほかにもいくつか選択肢はあるのですが多分これが一番安いし負担が少ないのではないでしょうか)、これは600点もあればおそらく足ります。
 院試対策をするにあたって何冊か参考書を買ったのですが、数学に関してはマセマ+過去問で大体何とかなるような気がします。あとは微積、線形、常微分方程式あたりでwolframなんかが使えるので気になる人は使うとよいかと思います。他は内部生であれば過去問及びその解答例がもらえるかと思うので入手できる人は入手しましょう。ない人でもない人で自力で解答を色々調べて作成しても意外と何とかなるので(私も過去問の解答例の存在を知ったのは院試の直前だった気がします)頑張りましょうという感じです。
 専門教科は四力+制御の中から二教科選ぶものでしたが、これは自分がやりやすいものを適当に選びましょう。一応保険としてもうひと教科くらい勉強してもよいと思いますが、本番ではそんなものを取捨選択する時間的余裕なんてないと思うので、必須ではないと思います。
 過去問に関しては私は15年分もらっていたのですが、6月と7月で問題演習をして、残りの大体1か月くらいで過去問演習をやっていました。人によってこなせる量は多少違うと思うので何とも言えませんが、全くそれ以前勉強していない私でもできる限り時間を割けばまあまあ何とかなると思います。過去問を解くペースとしては、昔のものは試験時間が長く設定されているので無理はしなくて問題はないですが、1日で1年分やろうと思えばできるので最初は調べながらでもいいのでこつこつとやるようにしましょう。
 出来としては全体で大体6割くらい点数がとれていれば合格といわれていますが、年によって違うのであんまり信用には値しないのではないでしょうか。過去問演習とかではもう少しとれていることが望ましいといわれています。各研究室が作っている模試もあるのでそれでどのくらいの到達度かを確認するとよいでしょう。
 人によっては院試勉強においてバイトを止めるとかそういう人もいたと思いますが、私は特に気にせず3日前までバイトを入れていました。ある程度自分で調節できるならここは割と好きにして大丈夫でしょう。

3 院試本番

 問題としては数学A, B、専門が1日目で、面接が2日後というものでした。また、各教科間に1時間半くらい休憩時間があるのでそこで最終確認するように何か持っていくことをお勧めします。
 数学Aはそこそこ例年と違う感じのものが出てちょっとびっくりしました。詳しくは過去問がそのうち出てくると思うのでそこで確認しましょう。数学Bは今年の分は比較的解きやすい部類だったのでこれは何とかなりました。問題が発生したのが専門科目でした。私は制御と熱力を選択したのですが、問題の形式が例年と変わっておりかなり動揺しました。一応ある程度は解いたのですが、手ごたえがなかったというのが正直な感想でした。
 一応6割くらいは当たっているかな?という感じではあったので(これはもちろん間違っているケースがほとんどと思われます)まあ何とかなるでしょ、と無理に楽観的に考えて中日を過ごしました。この時に面接の対策をしてもよいかもしれませんが、私は面倒だったので一切しませんでした。ですが、私が受けたところは比較的面接は形式的なものとされているのでそんなに気にしなくても問題はない感じでした。
 実際に面接を受けるにあたって注意することとしては、スーツで受ける、ある程度まともな日本語を喋る、くらいでしょうか。面接は各コース別で受験番号順に順に呼ばれて一人2~5分くらいを目安にやるものでした。学生1:教員3で実施されているものでした。合否が面接で聞かれる内容で概ね分かるという噂や、面接に呼ばれない人はその時点で不合格とかいう話も聞きましたが、あくまで噂の範疇を超えないと考えたほうが良いかと思います。(ですが、面接が終わったときに指導教員および先輩に面接の内容を聞かれて、それで受かりそうだねとか言われたのでそこそこ信憑性は高いかもしれないです。ただ、面接でやらかすとその限りではないことは言うまでもないでしょう)
 聞かれる内容としては、志望動機、試験の出来、院でどんなことをしたいかあたりでした(院免の人はもう少し突っ込んだ内容を聞くらしいですね)。自分のこたえられる範囲で答えれば概ね問題はないかなと思います。

4 そののち

 内部生で院試に受からなかったという人は私の知る限りではいませんでしたが、合格発表までは手につくものも手につかないのでそこまででやれなかったことをすればよいでしょう。
 あとは…あえて言えば院試が終わったら、もしくは合格が判明したら一応指導教員および先輩にその旨を報告するとよいでしょう、というくらいですかね。
 基本的には入学試験とはいえ、それなりに勉強していればふつうは受かるような代物だと思うので不必要に心配する必要はないかと思います。

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