クソ男とクズ男に振り回される美少女

画像はまぁ。自己紹介がてら、設定。

クソ

永井 右京(23) 通称クズ男

経済学部4年 

 1浪で入学しているので周りより1歳上。何があったのか知らないが、変な方向に性格と性癖が歪んでる。一人暮らし中だが片付けは得意じゃない。清永とはアパートの隣室という変な仲。

 酒は強いが、そのせいで逆に飲む気が起きないとのこと。たまーに晩酌程度に飲むレベル。行きつけのバーがあり、一杯目は必ずダーティーマザー。狭く深めの交友関係で、懐くと性格の悪さが露見する。サークル等には一切不参加。友人からメンヘラ疑惑を掛けられているが否定はする。とはいえ否定できてない立派なメンヘラ。

 学校の成績は悪いが(欠席が多い為)地が良いので頭は良く動く。自分が興味を持ったことにしか食指が動かない。努力嫌いの天才未満。

 自分の顔が良い事は知っているが、恋人など作る性格と誰も思っていない。バイセクシャルだとか童貞非処女だとかいろんな噂が独り歩きしているが、本人も否定しないため真相はカオス。そこらへん、結構清永とは話したりもするが、基本はだんまり。「顔につられて寄って来る女の子なんて、金かけてよしよししてやって、懐いてくるのを優越感持って楽しむくらいで丁度いいんだよ」との立派なクズ発言。清永曰く「プライドの塊のくせに変なところで自己肯定感死んでるから扱いづらい、ぶっちゃけメンヘラでしょ?(笑)」。


清永 拓人(22) 通称クソ男

農学部4年

 いわばとてもコミュ力の高い男。意識高い系ではないが、みんなと仲良くしたい、みたいな節がある。部屋の片づけやらDIYにも積極的だが、反面PCを突発的に自作したりディズニー行きまくったり、ジャンル分けが難しい男。

 正直酒が弱いので、気が付くと色んなサークルや団体に顔出してるが打ち上げは大体ソフトドリンク。金銭感覚は意外と所帯じみてる。同学年じゃ知らない人間がいないんじゃないかというくらい交友関係が広く、面倒見も良いので友達が多い。とはいえ、意外ときちんと一線引いているところもあるので、奇妙なところで我が道を行っていたりする。

 学校の成績はそこそこ。しかし有り余るコミュニケーション能力と実習等へのこだわりの強さにより評価は上々。バイトも長く勤めているため、永井曰く「そうは言っても優等生チャンだよなァ(笑)」。

 あくまでも自分はイケメンじゃないと認識しているが、前述のとおり尋常ないほどに交友関係が広い為、女子複数人とディズニーに行ったり、結構普通に陽キャ枠で大学生活をエンジョイしている。でも本人が「来るもの拒まず去る者追わず、ついでにパーソナルスペースは皆無なので誰でも大歓迎」というちょっと間違えた博愛主義みたいな感じな割に、普通に性欲は強いのでジレンマに陥っている。めっちゃ仲いい男友達止まりになってしまってるのに、普通に女の子も大好きなので埒が明かない。



 ぱっと見相当正反対な性格だけども、金銭感覚やら鉄道やら料理やら結構好きなものに共通点が多い為、気が付くと何となくつるんでる。とはいえ、「とりあえず可愛がって気まぐれにポイって、あまりに刹那的過ぎない?」「誰にでも広く深く手ェ出す準備?不誠実っていうんじゃねぇのそういうの」等々、割と相容れない部分もあるので、そこらへんは一歩引いて「そういう奴だから」ってことにしてる。

 うっかり永井の顔に引っかかってボロボロになったものの、未練を断ち切れないまま清永の優しさにずぶずぶ落ちていく可哀想な女の子の話になりそうです。


 

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