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keisuke
2021年8月17日 01:33
一人目 だって、元々学校になんてほとんど来なかったような奴だぜ。今更、突然来たって、なぁ。どうしろって話で。 でも、あの日のことは、正直忘れらんない。そりゃさ、からかった洋平が一番悪いとは思うよ。でもさぁ、そんだけでさぁ。なんかおかしいやつだとは思ってたけど、マジで。ないでしょ。カッターで、自分の首切りつける、とかさ。 やべぇの。白いシャツがどんどん真っ赤になってってさ、なのにアイツ笑ってた
2020年4月25日 03:37
2020年2月25日 03:12
「ねぇ」 その言葉は優しい声音だったが、裏腹に、その瞳は煌々と輝いていた。サボり部屋、と呼んでいる、旧体育館倉庫のロフト上での話だ。保健室に行くのも微妙、かといって授業に出る気にもならない、そんなけだるい気分の時によく訪れていた俺の秘密基地は、すっかり董生に占拠されるようになってしまった。 聡明でトーク力もあり、ルックスも良い。いかにも女に人気そうな優等生だと思っていたのに、実際は倫理観の
2020年2月16日 05:11