3の魅力

敢えて哲学のハッシュタグをつける。

私は3という数字が好きだ。2と4に挟まれた3という数字。当然、理由はある。幾つもある。その3の魅力について少し書いてみたいと思う。

例えば我々が暮らすこの空間は、一応3次元だ。一応と言っているのは余剰次元(4以上の次元)の存在を余り疑っていないから。でもそれはそれで長くなるので今回は割愛。今のところ3次元というのは一般的だと言える。我々はどう動こうとも3つの方向にしか移動できないから。

ひとつずついこう。

先ず1次元は数直を想像すれば大体問題ないけど、それでも「?」の人は定規のイメージ。では2次元は?これもみんな知ってる。あの大嫌いなx軸とy軸が交差しているだ。で、ここで大事なのは新しく「角度」と言う概念が発生するところだ。まぁまぁ、そんなに怖がらずに。

そもそもx軸とy軸は90°で交差しており、所謂「直交」というやつだ。これが大事。角度って皆日常的に使ってると思う。だってテーブルが傾いてたらモノは置けない。テーブルは天板が重力の方向に対して90°、直角になるように設置するでしょう?ハイ出た90°!なんかワクワクしてきた?

さて、テーブルを思い浮かべて。もういっそテーブルの天板にバッテンだか十字だかをマジックで書く。直交してる直線を。分かりにくいから線に名前をつけよう、そうだなぁ…「x」と「y」とかでどうだろう??でねでね、テーブルだから足があるでしょ?その足の向きってx君とy君に対して、どっちにも、そう、どっちにも~~~???「キュージュード!!!」Oh, 最高だぜ。(コールアンドレスポンス) これが3次元。足の向きをz君にしたらxはyとzに、yはxとzに、zはxとyに、要はどっからどう見ても90°に交わっているというわけ。あ~いいよ~~いいですね~~3次元。ちなみにxyzの全部に同時に直交できる線を見つけたらこっそり私に教えて下さい。分け前は五分五分です。

では次の「3」。これ全く同じ空間の話なんですが「GPS」ってすご~く有名になりました。自分が地球上のどこに居るかを観測できてしまうという、超便利かつ超怖いモノですね。でも私はGPSが好きなのではなくて、3が好きなわけですから、3に結びつけます。GPSってのは、自分が持ってるスマホとかと人工衛星が通信して位置を特定するわけですが、ザックリ言うとその通信で人工衛星とスマホの時刻のズレを計測してます。当たり前ですが、人工衛星ってすっごく遠いとこにあるので「電波飛ばしました!」から「電波受信しました!」までの時間がズレてくるわけです。しかし、ひとつの人工衛星とだけ通信して位置を特定しようとした場合、1次元的な距離しか測れません。ですが我々がいる空間は3次元でしたね?では自分の位置(3次元の座標)を固定させるためには、つまり、位置の特定に必要な人工衛星の数は~~~????「さ~~~ん!!!!!」イェーーーー!!!センキュー!!!!!まあこれに関してはカメラの三脚と同じ感覚で問題ないです。ん?今、私なんて言いました?カメラの…?「三脚ぅ~~~~~~!!!」Foooo!!!なんて事だ!オーディエンスが沸き立っているぜ。3の素晴らしさを皆で共有しているぜ…ッ!!!

ごめん、まだあるんです。3。いや、敢えて言うまい、ここからは君たちのストーリーだ。(原稿用紙3枚分を超えた)。私はもう次の3に向かう、いいかい、最も美しい平面図形は言うまでもなく正三角形だ。皆、美しい3に出会ったら、是非私にも教えてくれ!!アディオース!!!!

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