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q_ruの動画をもっと楽しめるようになる記事(ポケモン編)

こんにちはq_ruです。今回はゲームにあまり詳しくない人が動画を見る際により楽しんでいただけるように色々まとめてみる記事のポケモン編です。
ゲームを持ってない。または、超初心者の方向けに書いていくのでかなり基礎的なところから書いていきますね。
僕なりの考え方もまとめているので普段からゲームをしてるけど苦手でうまくなりたい!という方への上達のヒントになる時もあるかもしれません。


タイプ相性

みなさんはそもそもポケモンのタイプ相性を完璧に理解していますか?
してませんよね?僕もしてません。
実はポケモンのタイプ相性ってとっても複雑なんです。
まずこちらの表をご覧ください。

タイプ相性表

ポケモン公式サイトより引用
https://www.pokemon.co.jp/ex/sun_moon/fight/161215_01.html

表を見てお気づきの方もいるかもしれませんが必ず抜群なら逆がいまひとつの関係になっている訳ではないのです。
(表の○の部分は抜群、△がいまひとつ、×が無効です。何もないところは普通(等倍)です。)
例えばドラゴンに対して草はいまひとつですが、草に対してドラゴンに抜群にはなっていないですよね。

ややこしいんです。

そして全てのポケモンが一つのタイプを持っている(ここから先は単タイプと呼称します。)訳ではなく二つのタイプを持っている(ここから先は複合タイプと呼称します。)ポケモンがいます。
そうなってくるとややこしさが単純に2倍になります。
きしょすぎ。

また、タイプ相性が変わったことも過去にありましたし、なんならタイプが追加されることもあります。
フェアリータイプだけではなく実はあくタイプとはがねタイプも追加されたタイプなんですよ。
せっかく覚えてもいつかまた変更される時が来るかもしれませんね。

ここまで長々と語ってきましたがポケットモンスターサン・ムーンから相性が表示されるようになったので正直覚えなくていいです。神。

世代

僕がたまに第5世代のポケモンとかいう時がありますがこれはポケモンがどの作品で登場したかを表しています。御三家ポケモン(最初の3匹のポケモン)と一緒に一覧にしておきますね。

第1世代(レッド、グリーン:ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ)

第2世代(金、銀:ヒノアラシ、ワニノコ、チコリータ)

第3世代(ルビー、サファイア:アチャモ、ミズゴロウ、キモリ)

第4世代(ダイヤモンド、パール:ヒコザル、ポッチャマ、ナエトル)

第5世代(ブラック、ホワイト:ポカブ、ミジュマル、ツタージャ)

第6世代(X、Y:フォッコ、ケロマツ、ハリマロン)

第7世代(サン、ムーン:ニャビー、アシマリ、モクロー)

第8世代(ソード、シールド:ヒバニー、メッソン、サルノリ)

第9世代(スカーレット、バイオレット:ホゲータ、クワッス、ニャオハ)

謎のアルファベット

僕が動画中にこのポケモンはSが高いCが低いだのなんだの言ってる時があると思いますが、このアルファベットはポケモンの各ステータスに関連づけられています。

H(体力、HP)
A(攻撃)
B(防御)
C(特攻)
D(特防)
S(素早さ)

技のダメージの倍率

大体の技のダメージを把握するには技の威力にどれだけの倍率が加算され最終的に威力がいくつになるのかを知る必要があります。なので、主に技にどのような倍率がかかるのか5つだけ説明していきますね。(他にもあるけど今回は省略)

前述した効果抜群は2倍、効果今ひとつは0.5倍の補正がかかります。

複合タイプの場合では両方のタイプへの倍率を計算するので例えば岩、氷タイプのポケモンに格闘タイプの技を打つと威力は4倍になりますし、
ドラゴン、炎タイプのポケモンに草タイプの技を打つと威力は0.25倍になります。

こちらは意外と知られていないのですが技を打つポケモンのタイプと同じタイプの技を打つと威力が1.5倍になります。これをタイプ一致と言い、複合タイプのポケモンは単タイプのポケモンより弱点が多いこともありますが、タイプ一致技の種類が増えるという利点もあります。

ポケモンにはフィールドを変化させる技や特性があります。

フィールドの種類はエレキフィールド、グラスフィールド、サイコフィールド、ミストフィールドが存在します。
エレキでは電気タイプ、グラスでは草タイプ、サイコではエスパータイプの技の威力が1.3倍になりミストではドラゴンタイプの技の威力が0.5倍になります。
各フィールドに混乱状態にならない、先制わざが打てなくなるなどの仕様もあるのですが、今回は省略します。

ポケモンの技の威力は道具を持たせることで上げることができます。

主要なアイテムで言うとこだわりハチマキ(同じ技しか使えない代わりに技の威力が1.5倍になる)、いのちのたま(毎ターンダメージを受けるが技の威力が1.3倍になる)などがあります。

完全な運要素なので少し今までのものとはズレますが、急所に技が当たると威力が1.5倍になります。急所は1/24の確率で当たるので威力の計算をする際には基本的には考慮しなくてもいいと思います。
(特性や技の効果で確率を上げることもできるのでそれに該当するポケモンを相手にするときは注意。)

これらを踏まえると
いのちのたまを持ったポケモンがタイプ一致威力70の技を効果抜群で相手に命中させると、
1.3×1.5×70×2=273

になるわけですね。

これをバトル中に大雑把に計算することでどの技が今の状況で1番威力が出る技なのかわかるようになります。

同じポケモンに対して同じ威力の技は同じダメージが入るので(乱数という要素があるので厳密に言うと違いますが。)別のポケモンに交換しても大体どのくらいのダメージが入るのか把握することも可能になります。

便利〜

技の種類

技の種類は3種類あります。

物理技特殊技変化技です。

(正直どれがどれとか覚えなくて良いです。動画ではテロップに書いてるし)

物理技はなんか相手に直接当たってそうだな〜って技です。
攻撃側は攻撃のステータスを参照し、受ける側は防御のステータスを参照します。
イカサマ(攻撃側が相手の攻撃を参照する)等の例外もあります。

特殊技はおいおい!こんなん魔法やん!みたいな技です。
攻撃側は特攻のステータスを参照し、受ける側は特防のステータスを参照します。
サイコショック(特殊技だが相手の特防ではなく防御を参照する)等の例外もあります。

変化技は基本的に使用時に相手にダメージを与えずステータスに影響するものが多く、必中の物が多いです。

※余談ですが昔は技のタイプによって物理特殊が分かれている時がありました。
種族値は今のものと基本変わってないので種族値とタイプが噛み合ってないポケモンはだいぶ不遇な扱いを受けていたそうな...(ジュカインとか)

3値

さてここからが1番大事と言っても過言ではい3値という要素に触れていきます。3値とは個体値、努力値、種族値のことをさします。

話の流れ的に種族値が前提であったほうがわかりやすいと思うので種族値から説明していきますね。

種族値

それぞれのポケモンのHABCDSに振り分けられている隠しステータスです。(それゆえに公式からはこの数値のことについて明言されていない。)

超簡単にざっくり説明すると現実世界でも生物によってある程度の能力は決まってますよね例えばチーターは走るのが早い、ゴリラは力が強い、サイの皮膚は硬くダメージを受けづらいなど。

こういうこの生物といえばこの能力が基本的に優れてるよねっていうのが種族値です。

全てのポケモンの種族値が被っていないわけではないので数値が被っているポケモンを〜族と呼んだりします。

例えばSの種族値の数値が100のリザードンやサンダー、ウルガモスなどはS100族というふうに呼ばれたりしますね。

個体値

これはその名の通りですね。難しい話をするとHABCDSにそれぞれ32通りの数値があってみたいな話になるのでこちらもざっくり説明しますね。

人間の中にも走りが遅い人と早い人がいると思います。

ポケモンの世界でも各ステータスでそれが起きているわけですね。

基本的にはステータスは高いほうがいいので廃人たちはこれを厳選するわけですね。(細かい調整についての説明は一旦省きます。)

個体値はジャッジという機能で確認できます。
近年のポケモンでは主にクリア後に特定の人物に話しかけると自分のポケモンボックスで使えるようになりますね。

ゲーム上では数値ではなく言葉で表されます。
低い方から

ダメかも

まぁまぁ

かなりいい

すごくいい

すばらしい

さいこう

です。

最高のステータスのことをVと呼んだりしますね。
6Vのポケモンとか聞いたことある人もいるのではないでしょうか。

最近のポケモンシリーズでは金の王冠、銀の王冠を使用することでステータスを最高の状態にできます。神システム。
これない時代の厳選は地獄ですからね。

努力値

これが1番馴染みない人もいるかもしれませんね。
ちなみに努力値はゲームの中ではきそポイントと表記されています。
こちらもざっくり説明すると生まれつき足が遅い人も走る努力を続ければ生まれつき早い人に早さで勝てるようになるよねみたいなことです。

こちらは数値の話をせざるを得ないので数値がいっぱい出てきますが少し付き合ってくださいね。

努力値は一体のポケモンに510まで振ることができ1つのステータスに252まで振ることができます。
努力値をポケモンに振るには主に二つの方法があり野生のポケモンを倒すと、薬物を投与する方法があります。(他もあるけど今回は省略)

野生のポケモンを倒すと基本1貰えます。(1進化のポケモンだと2もらえたり、もらえる努力値を増やせるアイテムもありますが。)
どの努力値がもらえるかはポケモンによって決まっており、基本的にそのポケモンの1番高い種族値の努力値がもらえます。

子供ポケモンをやっていた人の中で「野生で捕まえたてのポケモンより一緒に旅してきたポケモンの方が強くね?」と思った経験がある人もいるのではないでしょうか。それはこのシステムが原因です。

薬物(タウリンやマックスアップなど)を投与すると努力値を10振ることができます。
こちらも最近のポケモンではお金で買うことができるため基本的にこっちの方法で努力値を振っています。ひたすら野生のポケモンを狩り続けるしかなかった昔からは考えられない育成の快適さです。最高ですね。
ポケモンの世界でも金が全てなのです。

結局努力値を振るとどれだけ強くなるねん!と憤慨してる皆様お待たせしました。ここから説明していきます。

ここからはポケモンのステータスの数値を実数値と表記させていただきますね。
努力値は各ステータス最初に4振ると実数値が1上がりそこからは8ふるごとに実数値が1上がっていきます。
(レベル50のポケモンの実数値の場合。他のレベルだと計算方法違いますが覚えなくて良いです。)

つまり各ステータスの実数値素の状態から32だけ数値を上げることができるってことですね。簡単でしょ?

※余談ですが2つのステータスに252振るとあまりが6なので510振り切らずに508振ると最大限のステータスになる場合が多いです。
レベル50のポケモンの実数値は個体値がさいこうの場合
HPは種族値に+75、HP以外は種族値に+20すると素の実数値になります。

能力ランク

能力ランクとは〜が上がった! 〜が下がった!などの表記とともに変化するステータスのことです。(HPには能力ランクはありません。)

主に変化技や特性、技の効果で変化し、+にもーにも6段階まで変化します。(通常を0として全部で13段階)

これが変化するとポケモンのステータスにかかる倍率が変化します。

倍率の変化の仕方は命中率、回避率それ以外のステータスで違います。

命中率、回避率は通常の状態で3/3で1倍の補正がかかっています。
能力ランクが1上がると分子が1上がります。(3/3〜9/3まで変化できる)能力ランクが1下がると分母が1上がります。(3/3〜3/9まで変化できる)

それ以外のステータスは通常の状態が2/2の1倍の補正がかかっていて変化する仕組みは一緒です。

必須級お役立ちサイト

ポケモン徹底攻略https://yakkun.com

シリーズごとのポケモンのデータが細かく確認できる神サイト。
ポケモン初心者はとりあえずここの育成論のポケモンをパクっておけばOK。
覚える技の検索やその他の機能も充実している。

ダメージ計算ツールSVbyポケソルhttps://sv.pokesol.com/calc


ポケモンソルジャー通称ポケソルの方々が作成したダメージ計算ツール。
ダメージの加算やステルスロックやきのみの回復も含めて計算できる個人的最強の
ダメージ計算ツール。
ポケソルさんのYouTubeチャンネルも存在していて日々面白い動画が投稿されている。

ポケモンwiki:https://wiki.ポケモン.com/wiki/メインページ

ポケモンに関する歴史がほぼ全てといいほど載っているすごいサイト。
そんなキャラいたの!?やあの技そんな仕様あったんだ…など知らないことを知れて面白いです。

対戦の考え方

ここからは基本的に僕がポケモン対戦中に考えてることやポケモン対戦への考え方を書いていきます。

まず前提として僕はポケモンは急激に上達することが他のゲームより難しいと考えています。
この僕の考え方も最強になるための考えではなく、少しずつ上達していける考え方と捉えながら読んでくださると助かります。

始めたばかりの方向け

まずポケモンを始めた方は自分のこだわりを出さないことが大切だと思います。
とにかく上手い人の真似をしてみるといいと思います。
自我は捨てましょう。あなたたちはロボットです。

真似する上で大切なことは受けが主体のパーティを使うのではなく、高火力の攻めが主体のパーティを使うことですね。
受け寄りのパーティは誰もこのポケモン倒せないからさいきょ〜みたいな気分になりますが大抵の人は対策しています。

そのため後ろの別のポケモンに変えて相手の対策ポケモンをさらに対策するみたいな読み合いをしなければならずまだ経験を積んでいない初心者はそこの差で負けてしまうことが多くなってしまいます。

それを踏まえると、ある程度適当に技を打っても相手を倒せる攻め寄りのパーティを使って相手に対策させる戦い方の方が勝ちやすく勝てることへの喜びを感じやすいので長続きしやすいと思います。

俗にいうジャンケンを減らすってやつです。

上手い人は読みを通すのが上手いなんて話もありますが、極論読みなんてただの運ゲーでしかありません。(上手い人の読みは膨大な対戦数からくる感覚や経験則からきている側面もあるので一概に運ゲーとは言えませんが。)

憧れるのはわかりますし自分なりの考えを持つのはいいことだとは思いますが、
そんなもの初心者のうちは安定しませんし、初心者のうちのあなたの交代読み剣の舞は運ゲーを通したに過ぎません。
一旦憧れは捨てて素直なポケモンをしてみてください。

ポケモンは運ゲーの側面が強いですが、それはある程度の実力をつけた上でその運ゲー要素も加味した駆け引きが楽しいのであってただの運ゲーをしているだけでは真にポケモンの楽しさに触れられていなく勿体無いと感じてしまいます。(完全に僕の思想ですが。)

運ゲーしかやりたくない方は一生一撃必殺の技を撃ってみるとといいと思います。

育成も面倒だけどまずポケモン対戦をやってみたいという方は、選出がほぼ固定のレンタルパーティを使ってみることをお勧めします。

自分の考えなんてまず基本を学び思考の基盤を作って後から作っていけばいいのです。
自分が使っていたレンタルパーティを今の流行を見るとこの子を別の子に変えようといったような自分の考えが確立してきたならあなたは立派な一人前のトレーナーです。

構築の組み方

「このポケモンが強い!じゃあそこれを対策(メタ)できるポケモンを手持ちに入れよう!」
といった感じで勝ちを真剣に求めるなら自分主体で構築を組むのではなく相手を対策する受身的な構築を組む考えの方がいいと思っています。

キャラ愛は一旦捨てましょう。

とにかく試合数をこなす

ポケモンは他のゲームと比べて構築の幅がかなり広いため環境が目がぐるしく変わっていきます。
そのような側面からポケモンのオンライン対戦はカードゲーム的な考え方をする方がいいのかな思っています。

一応説明しておくと環境というのはゲームにおける流行のことです。
その環境を読むためにはとにかく対戦回数を稼ぎ様々な人の構築を見ることが必要になってきます。
先ほどの構築の組み方にも書いたどのポケモンが強い!というのを把握するためには必要不可欠なのです。
ポケモンのダメージ感覚も養えますしポケモンはとにかく情報戦なので試行回数がものをいいます。
質より量です。

また、ポケモンの技や道具、特性などには少し調べただけでは分からないくらい細かい仕様があるのでそういうのにも1度引っかかる経験をすることも大事だと思っています。

ポケモンは環境に対してもポケモン自体に対してもとにかく知識が必要なゲームです。
言い換えてしまうと自分なりに思考しながら経験を積んで行けば誰でも最強のトレーナーになれる可能性があるということです。

いかがでしたでしょうか。

こちらの記事をきっかけに僕のポケモンの動画をさらに楽しんでいただけたら、欲を言うとポケモンというコンテンツに少しでも興味を持っていただけたなら記事を書いた甲斐があったなぁと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!良いポケモンライフを!


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