見出し画像

お腹に宿った子と、将来と子育てについて考える


妊娠8ヶ月、31週に入りました。
私は子宮の手術歴があり計画分娩のため、正産期に入ったらすぐ帝王切開の予定をしており出産まであと1ヶ月ちょっとです。

昨日の検診では全てが標準的な数値で
頭も骨盤の位置に下がってきて居るとのこと。一安心。
胎動もよりチカラ強くなってきました。

私はあれから夫とよくよく話し合って、
しっかり気持ちの面で覚悟を決めました。いつも私の話を聞いて理解しようとしてくれる夫には本当に感謝です。


麻酔や手術に万が一何かあったときの同意書、バースプランの希望など病院からもらった資料を全て提出しました。

検診に行くこと自体に緊張して、これまで不安なことを少し遠慮がちに話していましたが、もうそれはやめて、しっかり主治医や助産師さんに気持ちを伝えました。そうしたことで、逆にすごく親身になってくれるようになりました。

そして、ベビーベッドやチャイルドシートなど友達のお下がりをもらったり、お茶をしながら沢山経験話を聞いたり逆に自分の不安を聞いてもらったり。
そんな友達がいてくれることも本当に心強いです。

時間のある時には入院セットを準備したり、部屋を少し模様替えしているうちに、もう少し先の未来も描くようになってきました。

とある子供教室の、褒めて育てるしつけについての記事を読みました。
(一番下にリンクを貼っておきます)

書いてあることは全て納得していて
本当にその通り子育てできれば最高だと思いました。

だけど、そんな素晴らしい接し方ができるのは、きっと親に心の余裕がある状態のときです。

実際産後の傷や授乳の寝不足の中ギャーギャー泣かれ続けたら、お母さんは心身のバランスを保つのは絶対的に難しいと思います。
赤ちゃんが動く、歩くようになったらなったで、肉体的に大変なこともきっと増える一方でしょう。


私が思う一番大事なのは
『お母さんの心身がまず健やかであること』かなと思います。

夫や両親、ベビーシッターなど周りの人の協力をしっかり受け取りながら
お母さんだけにどっしりかかりすぎる負担を減らすことで
お母さんは心に余裕ができます。
前向きな気持ちになれます。
そうすることで初めて子供に『褒めて認める』ということが将来的に日々の中でしっかり落とし込めるのかなと思いました。

もちろんミルクをやったり、寝かしつけをしたりと言う意味では『親は子供が育てるもの』ですが、一方で
親が『子供から教えられること』もきっと沢山あると思います。



知り合いの胎内記憶の研修者の方から、『子供はお母さんに幸せになってほしくて、そのお腹に宿る』と聞いたことがあります。
産まれるまでの記憶がある子供が、みんな口を揃えてそう同じことを話すんだそうです。
お母さんを選んでやってくる、ということですね。

私はそれを信じてます。

『だからかえ先生は、今まで通り楽しく歌ってたらそれでいいんですよ!』と言われました。(私はボイストレーナーです)


親の育て方は本当に大切だと思いますが、親がそのことをプレッシャーに感じるほど頑張ると空回りしてうまくいかない気がしていて、
母親自身が健やかでいられることを大切にしながら周りの協力を受けて一緒に育てていくことが大切で

こちらが与える続けるばかりではなく、子供から与えられるもの、教えられるものもきっと多いのだろうと、今はそんな風に感じています。

だって妊娠中の今でさえも『お母さんが元気でいることが子供の元気に繋がる』と言われていますからね。
そりゃそうだ。お腹の中で一心同体になってすくすく育っているのだから。


そう考えると、
もう子育ては始まっていますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?