保護犬と暮らす

去年の12月

我が家にわんこがやってきました。

山口で保護された野犬。

人と目を合わせられず、

すぐに隅に隠れてしまうから、

保護団体では「スミオ」と

呼ばれていたんだって。

きっと

すごくすごく怖い思いをしたのね。

犬同士とは楽しそうに遊べる子だから

生まれつきの怖がりではなかったのね。

色んなわんこがいたけれど

なぜか、迷いはありませんでした。

いつか、ニコニコ笑ってまあるい優しい子に

なりますようにと

名前は、にこまるにしました。

うちに来てから2週間は

私達を見るたびに伏せになって

ガクガク震えていました。

こんなに、犬を飼うのは辛いことだったかな。

と思うくらいにどんどん悲しくなりました。

それでも、毎日声をかけて

少しの時間だけだっこして

餌をあげて、静かに休めるベッドを用意して。

初めて手から餌を食べてくれた時は

本当に本当に、嬉しかったです。

それからは　ここは

安心できる場所なんだと

わかってもらえたみたいで

少しづつ心開いてくれました。

うちに来てもうすぐ

1ヶ月になろうとしていました。

しかしなんと

ここからがまたすごかった。

つづく。

にこまるの成長記録（写真・動画）
https://www.instagram.com/q_hara.yoga/