フォント選び 2021年4月18日 1Q84ー紙の本プロジェクト

画像1 フォント選び、今回の場合、イメージのベースは新潮社版「1Q84」の明朝です。でもそこにオリジナリティを加えたい。相方に頼んで、フォント見本を作って、文章を流し込んでもらいました。フォントが豊富なのが、MAC-DTPの特色。ここは最も出来栄えを左右する難所だと思います。そこで自分の「独自」を重視して、今回の特色である2つのコンテンツで違うフォントにすることにしました。
画像2 縦書きの「1Q84読解」は、新潮社版に近いイメージで、「常改リュウミンR」として、格式を出してみた。ちなみに「常改」の意味は文科省学習指導要領の常用漢字に則っており、最新の改定に沿っているため「常改」なのだそうだ。
画像3 横書きの「1Q84フォトトリップ」は、写真との相性を考えて、より軽やかなゴシックとして、「游ゴシックM」となった。游シリーズは小ぶりな感じが、かわいいと、当方のデザイナーのオススメです。

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