知恵の本1冊1P 「シン・ニホン」安宅和人

画像1 1枚作業はかなりのボリュームになった。下段にデータ×AI時代の俯瞰図。指数関数的思考、虚数軸が富を生む時代。系のパフォーマンスが大事。日本の勝ち筋は「AI-readyな社会×妄想力×出口産業」にある。では、その勝ち筋に求められる人材は?そして、その人材を育成する土壌とはなにか?
画像2 話題の本「シン・ニホン」、自分の専門分野のICT教育にもストレートの内容なので、半年かけて読み込んだ。骨子はこのメモの通りの構成。データ✖️AIの時代を俯瞰し、日本が負け続けた15年の時代の変化の本質を読み解く。その上で、日本の勝ち筋を見つけ、そこに賭ける方法を示す、というもの。
画像3 「シン・ニホン」の読解、実はこちらが本命。AI -ready な社会に対応する方向性として、Society 5.0的な方向性と、SDGs的な方向性があるのだけど、その中央値が「真に目指すべき未来の領域」という指摘。面白いのはSociety 5.0的な方向性にも、SDGs的な方向性 にも行き過ぎがあるということ。脱テクノロジー等の社会運動に偏りがち、デジタル革新を単純に追求し過ぎるとヒートプラネットを加速する。人口減少などの社会課題をAI×データ時代の視点で再検証すべき。

ご愛読いただきありがとうございます。 テーマごとにマガジンにまとめていますので、他の気になる記事も読んでいただければ幸いです。