疑うことは悪いこと?
どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。さて今日は、「疑うこと」を掘り下げてみたいと思います。私の意見なので、ふーん、そういう考えもあるんだな〜程度で読んでもらえたらいいです。
素直すぎていないか
皆さんはコーチや先生の言うことを「はい!」「絶対やります!」と行動に移していますか?おそらく、この問いにYESと答えた選手は、優等生と言われる分類に入るでしょう。行動に移すことで信頼を得ることになるので、信頼関係を結びたい時は、素早く言われたことをやることは最適解になります。
また言われたことをやるから、チームスポーツの監督は好むタイプだと思います。ただ、それが100%正解だと思わないことも大事です。
ちょっとした違和感に気づけ
「このコーチからこんなこと言われたけど、う〜ん、どうなんだろうか?」
と思えることは、競技に対する考えレベルが上がっている証拠です。自分の経験が増え、調べたり、いろんな人の会話からの言葉だったり、自分の競技に対する考えを深めていることです。その違和感はさらに競技レベルを上げてくれる要素になります。
逆に言われたことに感情もなく淡々とこなすことは、考えることを辞め、自分のパフォーマンスを他人任せにしていることです。だからこそ、ちょっとした違和感は敏感に感じ取ることが大切です。
指導者が間違える可能性もある
コーチや先生も同じ人間です。感情があります。そのコーチや先生が絶対的に正しいと思わないことです。コーチや先生は、ほんの少し先に生まれて、経験があって、知識があるだけです。君にとっての正解はどれか全部わかっている訳ではありません。身体能力も違う、性格も違う、受け取り方も違う。だからこそ一人一人の最適解は違います。
これは親という立場も同じだと私は考えています。親だから全て最適解を知っている訳ではありません。
疑い出したらコミュニケーションを積極的にとる
疑うことは悪いことではありません。でも疑い出したら、止まらないと言う性質があります。そこの解決方法はコミュニケーションです。自分から、積極的に話をすることです。
「私はこう思うんですが、どうですか?」
「あのアドバイスがしっくりきてないんですが・・・」
など、コミュニケーションが重要になります。ここの作業をしないと疑ったままになってしまいます。
まとめ
私は疑うことは悪いことではないと考えます。それは自分に対して正直になれるからです。実際、「あれ?おかしい。このままでいいのか?」という感情をそのまま放置しておくことのほうが危険だと思います。臭いものに蓋をした状態はいつか壊れてしまいます。そんなことにならないためにも、疑うことは悪くなく、疑ったらコミュニケーションもより積極的に取ることをおすすめします。
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