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女子テニス国別対抗戦 日本VSウクライナ戦で感じたこと

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。今日は先月開催された女子テニスの国別対抗戦(BJK CUP)の日本対ウクライナ戦で感じたことを伝えたいと思います。

ウクライナの現在の状況

2022年2月に始まったウクライナとロシアの状況はみなさんもご存知だと思います。今シーズン、テンス界はウクライナの選手とロシア、ベラルーシの選手にとってとても辛いシーズンだったと思います。ウクライナの現在のナショナルテニスセンターは無残な姿になっていると聞いています。
そんなウクライナの選手が日本に来てプレーをしてくれたこと、それだけで感謝すべきことだと感じます。

https://victorysportsnews.com/articles/8435

ウクライナ選手の対戦後の行動

ウクライナのナンバー1のマルタ・コスチュク選手は、試合後、対戦相手と握手したあと、真っ先に対戦国チームへ握手しにいきました。
彼女の勝利でウクライナの勝利が決定した瞬間です。本来ならば、自国チームへ喜びの報告を真っ先にやりがちです。わたしはこの行動を見て、素晴らしい選手だと感じたと共に、対戦相手への敬意を強く感じました。

これから伝えたいスポーツの価値

「スポーツの価値ってなんですか?」という正解のない質問があります。今回のこのコスチュク選手の行動はひとつの答えだと思います。テニスはグローバルワイドなスポーツであることは間違いないです。そんなスポーツで親交を深められるテニスという競技は本当に素晴らしいですし、学ぶことが多いと考えます。今回の日本対ウクライナという対戦をこの時期に日本でできたことをもっと多くの方に知ってもらいたいと思います。結果だけでは見えないことがたくさんあるはずです。
そんなことをわたしたちは次世代の子どもたちへ伝えていきたいと思います。

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