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とある選手が敗戦から得た大きな武器

どーも!黒田祐加です。元アスリート、いまはテニスコーチや大会を作る仕事をしています。

今日はとある選手の本当のお話

よく敗戦から学べと言われます。低年齢だと負けたことに対する感情が先にいき、適切なフィードバックができないまま、次に進むこともあると思います。そこはしっかりフィードバックできたほうが、次の大会や挑戦で得られるものが大きく変わってきます。

というお話は耳にタコができるくらい聴いていると思うのですが、今回実際にあったとある選手のお話をしたいと思います。なにか参考にしてもらえればいいと思います。

出場権を獲得できなかった

彼女は低年齢のときからエリートでした。地区大会ではだいたい上位で全国大会でもそこそこ勝ち上がっている実力者でした。そんな中コロナ禍となり大会もなくなった空白の時間を経て、全国大会への出場権を得ることができませんでした。

5位までが全国大会出場でき、彼女は6位。はじめての挫折だったと思います。試合直後に彼女と話をしたことは、

・なにがいまの自分のテニスに足りないのか?

・この4ヶ月(次の選考大会まで)何を変えていけば全国への出場権が得られるのか?

そんなことをよく考えて(数日考えて)意思表明をしてもらいました。具体的にどんな行動をとるのか、何を目的として行動するのか、やり取りをしながら一緒に決めました。

現在、3ヶ月が経ち目に見える変化が出てきた

選考大会まであと1ヶ月の現在、中間発表となるテスト大会(県大会)が行われ、現在地が間違っていなかったのか、確認できました。

そこで彼女のテニスの変化はとても大きく、目に見える成果として結果も残せました。やはり自信となるのは結果です。この結果を踏まえて、現在地が合っていると確認できたと思います。

1ヶ月後の選考大会に向けて

現在地が合っているだけで満足せず、残り1ヶ月微調整を加えながら、日々の練習に励んでもらいたいです。敗戦から大きな大きな武器はあの敗戦なければ得られないものだと思います。1ヶ月後が楽しみです。

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