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教えることが上手くなる秘訣

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事、プロモーションの仕事をしています。
さて、今日は「選手自身が教える立場を経験すると良いことあるよ!」という話です。

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教えてくれるのはコーチだけじゃない

先日、東海総体が開催されたので観に行きました。県内のU18強化選手、他県に出た選手、最近の東海のレベルがそれくらいか確認のため見に行きました。そこで対戦したのが、U15強化練卒業した選手同士の対戦。敗戦した選手は気づきがあったようで、勝ち上がった選手の試合を熱心に見ていました。
全試合が終わってから、負けた選手が勝った選手に質問をしていました。
「ショット選択は何を考えているのか?」
「何を意識しているのか?」
いろいろと根掘り葉掘り訊いていました。
勝ち上がった選手は、数年前までそのショットが苦手で苦労していたのを私は知っていました。訊かれた質問を言語化して説明していました。わたしは、この教えるという行為はとても選手を成長させると感じています。そして自信になるとも考えています。周りからこのショットができる選手という印象を与えることができ、それは根拠のある自信になるからです。だからこそわたしは、選手に他の選手へ質問させる機会を作っています。

受け継がれる

それとまた、先日U18強化練で似たようなことがありました。半面のネットプレーを絡めたゲームをやっていました。そこで1勝もできなかった選手がいました。彼はこのゲームの攻略法をまったく理解できていない様子でした。そこで、つい数ヶ月前まで、同じように攻略法を理解できていなかった選手が、アドバイスをしていました。その時、彼女が言い放った言葉が
「わたしもそうだったから、気持ちがすごくわかる。でも理解できるようになるから!」でした。
わたしはこの言葉は指導者の言葉より説得力のある言葉だと思いました。経験談を伝えてくれる、というのは、本当に大きいし、しかも半歩先を進んでいるからこそ、共感もできることだと思います。自分が成長しているという実感も彼女自信感じたのではないかと思います。
他人に教えたら、自分が損をするという考え方ではなく、他人に教える機会があると、自分にもプラスになる、ということを知っておくといいと思います。


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