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スポーツを頑張るジュニアアスリートたちへ

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ジュニアアスリートたちに向けた考え方を書いたnote記事をまとめたマガジン
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#スポーツ

外の世界を見る!

どーも!黒田祐加です、元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作ったり、プロモーションなどの仕事をしています。さて、今日は広い世界を見ようという題名通りのテーマでお話します。 日本人のパスポート保有率最近入手した情報で驚愕だった数字があります。それは、日本人のパスポート保有率です。5割くらいは保有しているのかと思ったら、2022年は17.8%。コロナで取得率低下しているからでしょ!と思って2019年は・・・24.4%。驚愕でした。私の考えている保有率をはるかに下回る数字。と

過去の話より未来の話をしよう

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作ったり、プロモーションの仕事をしています。 さて、今日は先日のフィードバックの話の続きをしたいと思います。 フィードバックは過去だけの話では足りないコーチとのフィードバックは、その試合に起きたできごとや感じたことなどを伝えると思いますが、その試合のことしか伝えていない選手が多いのではないでしょうか?そこから更にいいフィードバックにするには、未来の話(今後の課題や次の目標)をすると今後ののびしろが変わってきます。

銀メダリストからのメッセージ

とあるオンラインの講習でバンクーバーオリンピック銀メダリストの長島圭一郎さんと雑談する機会がありました。 その時のテーマは「レジリエンス」 レジリエンスとは回復力・適応力スポーツ選手だけでなく人生生きていると良いことも悪いこともある中で、レジリエンスが高い人ほど立ち直りが早いということがあります。 レジリエンスが高い人は「痛い経験から意味を学ぶ」ことがとても上手にできています。 長島さんの「痛い経験」とはバンクーバーオリンピックの前のトリノオリンピックに出場。ナメてい

考えるってなんだろう

テニスじゃなくてもスポーツや勉強において 「考えなさい」 「考えながら練習しよう」 など言われますが、そもそも考え方を教えてもらわないと実行できません。 さて、今日は考えるの因数分解していきたいと思います。 疑問に思うこと考えることの1丁目1番地は疑問に思うことです。 4.5歳のこどもがお父さんやお母さんに 「〇〇ってなに?」 「なんで〇〇しなきゃいけないの?」 と言って質問します。 そんな感覚で質問を自分にすることから始まります。 6W1Hのを使って質

身体を動かすだけが練習じゃない

どうも! さて、みなさんはオンコートだけが練習だと思い込んでいませんか? テニスだと打った数と比例して上達する、 サッカーだとボールを蹴った数と比例してうまくなる、 それは初心者から初中級レベルまでの話になります。 そこから先の伸びしろは打っていないとき、蹴っていないときの時間をどれだけ その競技のことを考えているのかが重要になります。 具体的には何から始めればいいのかというと・・・ みなさんは毎日ノートに日記を書き込んでいますか?そこには何を書いていますか?

スポーツは算数と国語

どーも! 今日は身体を動かすだけが上達への道じゃないよってお話です。 スポーツは身体を動かすことが大好きな子が夢中になりやすいですが、実は算数と国語もとても大事になります。 なぜかというと、算数は数字が読めて分析できなければいけないから。 そして国語は自分が考えていることや、感触や表現しようとしていることをコーチや親御さんに言葉にして伝えなければいけないから。 例えば陸上や水泳はタイムで評価されるスポーツだから、タイムがどれくらいの差なのかを知っていないといけない。

練習相手とハイタッチする習慣をつけよう

どーも! 今日はテニスのお話。 みんなは練習相手と練習後にハイタッチしてますか?グループレッスンが多い日本では、浸透していない文化なのかもしれません。しかし海外に行くと必ず練習相手(ヒッティングパートナー)と練習後に握手やハイタッチをします。そして練習してくれた選手のコーチにもハイタッチをします。 なぜそんな行為をするのか? それは、一人では練習できないからということを知っているからです。 グループレッスンしか受けていないと常にヒッティングしてくれる仲間が近くにいま

自分が食べるものを気にしてみよう

どーも! スポーツ選手を目指すみんなは自分が口に入れるものを意識していますか? 食べるもの、飲みもの、サプリメントなどどんな物を食べたり飲んだりしているのか気にしたほうが今後絶対いいよっていうお話。 成長期のみんなは1日3食しっかり食べること+捕食人間は生きていく上での必要なエネルギーが摂れないと身体が動きません。 成長期のみんなはそれに+成長するために必要なエネルギー。 そしてさらにスポーツを頑張っているジュニアアスリートは、それに+運動で使うエネルギーがいります

レジリエンスの高い人

どーも! 今日は「逆境につよい人ってどんな人」ってお話 昨日、池江璃花子選手の快挙が取り上げれられていました。 池江選手のすごいは何か?池江選手は、白血病という大きな病気を患いました。 ・この病気を受け入れて戦うこともすごい! ・この病気から勝負の世界に挑戦するという決断をすることもすごい!! ・オリンピック日本代表に内定する結果を残すこともすごい!!! 池江選手だからできたことなのか?池江選手が特別な人間だからできた神業だと考えてはいけないです・・・。 上の

ことばを定義化すること

どーも! 今日は「自分自身でことばの辞書をつくるといいよ」ってお話。 みなさんは「がんばる」ということばをどのように定義していますか?要するに、みなさんの中で「がんばるってなに?」ってことです。 わたしは「がんばる」=習慣化することだと定義しています。だから他の人のがんばるは違う意味になったりします。 <例>がんばる=努力・継続、Good Luck、成果を出す 身近に使っていることばの単語を定義をしておくこと、そしてその定義を相手と共有ておくととてもスムーズに理解し

きみの合格点は何点?

どーも!元プロテニスプレーヤーのくろだゆうかです。いまはテニスのコーチや大会を作る仕事をしています。 さて今日は「満点を取りにいこうとしすぎていないか?」というお話。 みんなは勉強でもスポーツでも自分の合格点は決めていますか?満点(完璧)じゃなきゃ合格点を自分に与えないという人は超ストイック人間。超ストイックでも成功できる人はたまにいますが、メンタルが継続できずになかなかできません。 では、みんなは何点くらいを合格点にしていますか? パレートの法則イタリアの経済学者ヴ

「弱気になるとラケットが振れなくなる。」って分析合ってる??

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコートや大会を作る仕事をしています。今日は「スコアだけで評価しないほうがいいよ」という話。 最近U14カテゴリーの選手と話す機会があったのですが、みんな口を揃えて「弱気になってしまい、ラケットが振れなくなる」と言っていました。さて今日はここを因数分解していきましょう。 損失回避の法則だいたい勝っていて相手が挽回されてくると焦るから弱気になることが多いです。試合開始直後から弱気で振れない選手はほぼいません。それは人間の脳の仕組

選ぶことは捨てること

どーも!黒田祐加です。元アスリート、いまはテニスコーチや大会を作る仕事をしています。 今日は「取捨選択ってことばは漢字通り、取って捨てるが選ぶことだけど、取るばかりにフォーカスしてない?」というお話。 皆さんは人生の帰路に立つ度に選択をしてきたと思います。そのときに選んだ道と選ばなかった道があると思います。 例えばわたしの人生での帰路でいうと、大学に進学する道か、海外にテニスで留学する道かで取捨選択しました。そのときに軸となったのは、「テニス」とどういう距離感で歩んでい

サイズを理解しよう

どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。 今日は「数字の事実からテニスを考えよう」というお話。 さて、皆さんはコートやフィールドのサイズや距離感をしっかり把握していますか?小さい頃から長く競技をしていると、なんとなくの感で把握してる選手もいますが、数字で理解しておくことはとても大切です。 テニスコートの縮図書けますか?みんなはテニスコートの縮図書けますか?方眼用紙に一度書いてみてください。それが頭の中でのテニスコートのサイズに