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金融機関の存在意義っていったい?

昨日の「グロースしようぜ」のスペシャルトークは、琉球アスティーダの早川さんと、ファンディーノの大浦さん。

とても有意義なセッションだった。
まずは早川さんのプレゼンからすごかった。
あんなに面白いプレゼンは初めてといってもいいくらい、
笑いが飛び交うプレゼンだった。

政治の世界にいたからこそ、そこで培った共感を呼ぶトーク。
起業家の皆さんは、このプレゼンを絶対に見た方がいい。

そして、大浦さんの問題意識の高さに感服した。
ファンディーノの募集ページは、社会課題をまず最初に打ち出す構成になっている。投資リターンとかよりも、そちらに興味をひきつけ、応援したくなったら支援するという流れだ。

今回の市況の悪化で、ミドル・レイターステージの企業の資金調達が軒並みうまくいっていないそうだ。

金融機関は雨の日には傘を引っ込めるなんていうたとえがされるが、それが彼らの市場原理なのだから、どうしても企業家とのギャップができる。

そんな時に、リスクに寛容なのが個人投資家なのだ。
アメリカやイギリスの株式投資型クラウドファンディングの市場規模は数百億円にのぼっている。トークン方式(ICO)・融資型(ソーシャルレンディング)も含め、個人からお金を集めるという資金調達手法は、世界的なトレンドになりつつある。

そうすると、既存の金融機関の存在意義ってなんなんだということになる。

困った人を助けたいというのが、人類が感じるコモンセンスというやつだ。
儲かるからやるというのだったら、全部機械にやらせた方がいい。

IT化によって、金融機関の人々が不要になったら、
そういう人のために、私たちがITサービスを作ればいい。
そして、個人投資家も応援してくれるだろう。

困った人を助けたいというのが起業家と個人投資家のコモンセンスなのである。

※プライベートグループ「グロースしようぜ」でトークセッションのアーカイブが視聴可能です。


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