最近の記事

ひさびさに運転の練習をした話(トヨタ ルーミー レビュー)

5年ぶりか、下手したら7〜8年ぶりに車を運転した。近々旅行先で車に乗るのでその練習。車にキーを刺すところがなくてきょどるぐらいのレベルだったので、やはり今日運転しておいてよかった。久々すぎて不安も多かったけど、車の便利さ、楽しさを感じたり、今後のEVや自動車業界のことについて思うことがあるので、少し書いてみる。 まず、初めて無人レンタカーを体験した。ATMみたいな機械で受付と支払いをすると鍵を受け取れる。値段は3時間で4,000円弱。保険が千円なので5,000円弱である。返

    • 三井E&Sの株価の妥当性を考えてみる。

      今日は三井E&Sの株価について考えてみました。アメリカ全土の港湾クレーンの更新という材料で一時は3,000円をつけた三井E&S。港湾設備の更新のために3兆円もの予算がつくのでは無いかということで確かに期待されるところだが、実際どの程度三井E&Sに恩恵があるのだろう?ということで、少し考えてみました。 まず、クレーン1基あたりの単価。これについてはベトナムの案件で30基で150億円というニュースを見つけたので、これを使っていく(1基あたり5億円)。 次にアメリカにどのくらい

      • 【Stock Voice】ゲスト 4月11日 松井証券 窪田朋一郎さん

        Stock Voiceでお勉強のコーナー。本日のエントリーはゲスト 4月11日 松井証券 窪田朋一郎さん。 【感想】 アメリカのCPIショックで年内利下げすら怪しくなってきた。しかし日本株については、金利差が縮小せず円安が株高を支える状況が続く。日銀も国債利払いの急増を恐れて利上げができない。今回は日本株全体の水準感についてコメントはなかったが、方向としては引き続き上であり、値上げできるところは拾っていってよいのでは、というところか。紹介のあったサイゼリア、セブン&アイHD

        • 4/7 無題 ただ無気力な日々。

           書きたいことがあるわけではない。2024の1/4が終わったし、何も成し遂げられていない。自分が30歳ではなく、40歳に近いのだと思うとき、無気力感に襲われる。40歳になり、50歳になり、60歳になり。いよいよ仕事もできなくなり、残された貯金と年金で生きていかなければない。いやそんなことではない。死に近づいている、止まらない行進がいよいよ最終局面に向かっていくときに、自分は耐えられるのだろうか。  いまこうして少し想像を走らせたとき、これではいけないと思う。何者かでいたかっ

        ひさびさに運転の練習をした話(トヨタ ルーミー レビュー)

          ぼくの考えた最強のEV

          EVが普及するにはどうすれば良いかを考えている。EVは普及し始めているものの、大容量のバッテリーを積んだ大型のものが多い。そして、航続距離や充電の不安をなくすために、大電流の急速充電が可能なモデルが登場している。800Vは高級車では当たり前のスペックとなり、中国ではそれ以上の電圧に耐えられる超急速充電対応の車種も開発されているようだ。 CATLは10分で400km充電できるバッテリーを開発しているという。 しかし、800V以上の高電圧での急速充電に対応するには高電圧用の半

          ぼくの考えた最強のEV

          ニデック評を斬る

          こんにちわ。私のnoteを読んで頂きありがとうございます。 今回は「ニデック(日本電産)の株価が下がり続ける悲しい理由。投資するなら永守会長と心中する覚悟が必要か」という記事を題材に、ニデックの現状を振り返ってみたいと思います。  この記事のニデックに対する理解は、はっきり言って大変お粗末で、多くの人が陥りがちな誤解が散見されます。しかし、世間の誤解を正す意味で良い叩き台になると感じましたので題材にさせて頂きました。一緒に見ていきましょう。思ったより長くなってしまったので

          ニデック評を斬る

          48Vの未来

          48Vの低電圧EVについて少し調べているので理解の整理もかねて少し書いてみる。まったくEVについてご存知無い方のために少し書くと、EVは電気で動くために、ケーブルなどの電装部品がたくさんある。一般にEVに限らず自動車の電気系統は12Vで構成されている(主駆動モーターを除く)。これを48Vに電圧を上げると、電流は小さくて済み、ケーブルなどが細くて済むようになるらしい。48Vに変更するコストダウンについては以下の記事がわかりやすい。 ”これまで、車両の低電圧ネットワークは、テス

          48Vの未来

          Tokyo Calling

          「今どきの若い者は」とよく言うが、最近のJ-POPの新星には感心することが多い。先日の紅白でもわかるように、Popsの世界では、特にマスの部分はK-popが圧倒的に存在感が(そしてクオリティも)あるけれでも、若いJ-POPの担い手はそのユニークさで非常に魅力的だ。 前置きが長くなったが、Tokyo Callingをきいて、新しい学校のリーダーズに改めて感銘を受けた(以下、リーダーズ)Tokyo Callingのあの独特の旋律がクセになるというか頭から離れない中毒性があるのだ

          Tokyo Calling

          般若心経の学習

          心が乱れているので、般若心経を写経してみた。少し落ち着いた気がする。一度は暗記したのだが、またすっかり忘れた。般若心経を手にとったのは二十代の終わりか三十代の初め頃のことだったと思うから、もう何年前になるだろう(ぼやかし)。 しっかり暗記できないのは意味の理解ができていないせいなので、岩波文庫「般若心経・金剛般若経」を読んで確認をした。単語レベルの理解をしようとすると今日寝れないので、大意だけを理解してみた。自分が理解できていない部分だけ、書き出します。 観自在菩薩行深般

          般若心経の学習

          【備忘録】2023年12月12

          何気ない日常をどう記録するのが良いのか、悩む。noteは使いやすいのでここに記録していきたいが、あまり個人的なことをオープンに書くと、個人情報が漏れるし。だからと言ってカモフラージュして描くのも馬鹿馬鹿しい。 昨日から原因不明の腹痛で、今日は昼の一時に起きたものの、体調不良で何もする気になれずソファーで二度寝。その後髪を切り、髪を染め、家を出る時間。 その後は親と会い、来年の旅行の話などをする。 海鮮の定食屋にいったが、予想と裏腹に美味かった。これで1600円弱なのだが、

          【備忘録】2023年12月12

          電気自動車のポテンシャルのおさらい。

          ツイッターで電気自動車に関する大変興味深い小論を見つけましたので、紹介します。 モータ制御で進化する自動車 (豊田自動織機技報 No.54 2007-9) 東京大学生産技術研究所 堀洋一教授 „@Šm‹êŠl†i00-00†j (u-tokyo.ac.jp) 2007年の記事ですから、もう16年も前のことです。電気自動車のメリットや可能性について忌憚なく、語られています。いま一度、EVの可能性について記事を引用しながら確認したいと思います。 まず、要旨の要旨です。 ・

          電気自動車のポテンシャルのおさらい。

          これが僕たちが欲しかった未来なのか?(ジャパンモビリティショーの感想)

          東京ビックサイトで開催されている、ジャパンモビリティショー2023に行ってきました!少しだけ感想とか。 面白かったんですが、感想は一言で言うなら「これが僕たちが欲しかった未来なのか?」でした。EVコンセプトも多く展示され、日本もEVシフトに向けて大きく動き出していることを感じさせる展示ではありましたが…。 未来のモビリティ、と言うコンセプトの展示会だっからか、やや興醒めするものも。日産だけど。車のインテリジェント化が進む中で、提示される未来の「それじゃない」感。AIがドラ

          これが僕たちが欲しかった未来なのか?(ジャパンモビリティショーの感想)

          ニデックの憂鬱

          2023年10月24日、ニデックの2Q決算でした。円安の追い風にもかかわらず、中国のイーアクスル事業の下方修正の結果、株価は10%以上暴落。その後も本日まで3日続落という憂鬱な展開です。もっとも決算チャレンジなどしなければ、長期では良い買い場になったと思いますが、案の定ポジションパンパンで望んだ結果、爆損…。安川の決算が悪くはなかったこと、またニデックの車載事業も、中国のEVの販売台数や、イーアクスルのシェア(中国語情報)を見つけていたので、悪材料が思いつきませんでした。ちょ

          ニデックの憂鬱

          【映画評】セデック・バレ(2011,台湾)

           今回紹介するのは台湾映画「セデック・バレ」です。仕事中にBGM代わりに映画を探していたんですが、これはながらで見る作品ではないwということできちんと時間を取って見ました。  舞台は日本統治時代の台湾。1930年に起きた台湾原住民「セデック族」による抗日反乱「霧社事件」を題材にした作品です。本当にすべての日本人に見てほしい作品。日本史の一部であり日本人として知っておくべき歴史ということもありますが、それを抜きにしても人物の内面描写、台湾の美しい自然やセデック族の歌、踊り。どれ

          【映画評】セデック・バレ(2011,台湾)

          台湾旅行(2023年9月1日〜4日)

          台湾に来ている。前に来たのが先の年末年始だったので、約8ヶ月ぶり。 【9月1日金】 8月31日の深夜便(22:15〜25:10着)で台湾へ。30分ほど飛行機が遅れたが、なぜか到着時刻は同じ。ナイスフライト。一睡もせず、岡山先生の「アメリカ政党政治」を読んでいた。 空港からタクシーで妻の実家へ。1人で行ったので白タクの客引きが怖い。ちゃんと公式?のタクシーに乗っていく。住所見せて一言も話さず。家について、シャワーを浴びて、就寝。昼前ぐらいに起きて、朝食は飯糰(ファントゥアン

          台湾旅行(2023年9月1日〜4日)

          【映画評】きっと、うまくいく(2009年インド)

          ※この記事はネタバレを含みます。 ひとことで言うと「濃厚」。感動が波のように押し寄せてくる。三時間もある作品なのに飽きさせない。感動、感動いうとハードルが上がってしまうので最初から感動を期待せず見てほしいが、見終わった暁には、必ず心温まることまちがいなし。絶対に見るべき作品の一つと思う。たいして映画を見ない人間ではあるが、一気にこの作品が人生のトップに躍り出て来てしまった。ジャンルは青春コメディヒューマンドラマといえばいいだろうか。 あらすじを簡単に。舞台はインドの名門工

          【映画評】きっと、うまくいく(2009年インド)