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ホッピングアイって覚えてますか?

毎週昇るとある階段の途中に半球状の赤色の半透明の物体が接着している。

最初はグミか何か食べ物なのかと思っていた。

でも数週間経過しても見た目が変化しない。

それでは何なのか、それはハッキリとはしていないのだが、

何か既視感のような感覚に襲われた。

ある日、突然思い出した。

『ホッピングアイ』だと。

半球状の弾力ある素材で出来ており、裏返して平面に置くと、数秒後にパチンという音と共に上方へと跳ねる。

一世を風靡したあのおもちゃである。

当時、ガチャガチャで出てくるおもちゃであったと記憶している。

友達とどちらが高くまで跳ばせるかを競うことが一般的な遊び方であったと記憶している。


呼び方は、地方で違いがあるようである。

『ホッピングアイ』

『ポッピングアイ』

『ポッピンアイ』

『パッチンカップ』

様々な呼び方があったのですね。

ネコがホッピングアイで遊ぶ光景の動画があります。

これ、裏返して皮膚に付着させると、内側が陰圧になって皮膚が吸引され、その跡が残ってしまうのでした。

時折、額に真っ赤な跡をつけて登校してくる同級生がいたものです。

なんともそれはいたたまれない光景でした。


懐かしい。

どこかで見掛けたら手に入れて遊んでみたいものです。


おしまい

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