なんでも見慣れないうちは…
日常の光景に目を向けると…
1. 傘
傘を差している人をみても不思議に思う人っていませんよね?
でも傘を差している方が、もしも傘を持っていないまま同じ姿勢を保っていると思えば、
その方は、拳を突き出していて何だか変なポーズですよね。
傘を持っているからこそ自然体に見えるのですね。
2. スマホ
それではスマホはいかがでしょう?
例えば電車に乗って、その車両の全ての人がスマホに目をやっている姿は。
私自身、数年前くらいまではその光景に奇妙さを感じさえもしていましたが、いまや既に慣れてしまった感があります。
3.マスク
1年くらい前でしょうか
「街で見かける黒いマスクはおかしい、気味が悪い」
と家族が申していたことがありました。
しかし最近になって当人が
「いまは寧ろカッコいいと思う」
というようになっております。
その時あらためて思いました。
周囲の状況や時間によって、人の感性はときとして真逆にすらなるものだ。
と。
酷暑の街の風景
私個人の意見を正直に申しますと…
街中でハンディファン(携帯扇風機)を持って歩いている方をみかけると、まだほんの少し違和感があります。
(私自身が用いたこともありますし、お使いの方には申し訳ございません…熱中症防止に活躍するなどの機能面からも今後も必需品ではあると存じております。)
しかし団扇や扇子を用いている姿にはなんら違和感を感じないのですが、何故でしょう。
思うにまだ私の心理として、見慣れていない、異なるものとしての認識があるのだと思います。
そのうち必ずや時間が、不自然さを感じさせないようにしてくれることでしょう。
ところで
今夏、ハンディファンとスマホをそれぞれ両手に持ちつつ、街を闊歩する方々をよく見かけました。
あるいは、
直射日光を遮るには、日傘を差しますね。
もしくは、
天気が良くないとき、夏は雨が降っても暑いときがありますよね。
そのようなときはハンディファンを使用する方ですと、ハンディファンを持つ手の反対の手でもって、日傘あるいは雨傘を持つことになりますね。
冒頭の傘差す姿から傘だけを除いたときの姿を想像すると、たしかに愉快ではあります。
片方の拳を突き出しておりますから。
でも傘を差す姿自体に不自然さは感じませんよね。
それではアタマを思考をラクにして下さい
「ハンディファンとスマホ」
あるいは
「ハンディファンと傘」
そのどちらをも持っている姿を…
想像してみて下さい
ハンディファンとスマホ
このような姿ですよね。
とくに違和感感じませんか。
続きまして、
想像してみて下さい
ハンディファンと傘
このような姿ですよね。
こちらも、とくに違和感ありませんか。
それでは
想像してみて下さい
ハンディファンとスマホ
あるいは
ハンディファンと傘
どちらも持っていないときの姿は、どのようにみえるのでしょう?
悲しいとき〜
悲しいとき〜
"いつもここから"のポーズみたいにみえてしまうとき〜
おしまい
最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。