【粗忽モノの嘆き】こ、こわいよ…キャッシュレス

キャッシュレス

という流れで、店のレジなどには様々な企業のロゴがずらりと並んでいる。
なんだか仕組みがよくわからないことや、通貨が実体を伴わずにやりとりされ、コンビニなどでいとも簡単に買物出来ることが本当に大丈夫なのか、と思っていました。

しかしポイントなどの特典に惹かれながら、少しずつキャッシュレスへの階段を登って(登るの？降るの？？)いた。

実際、幾つかの○○ペイみたいなトコを利用してみはじめた。

スマホかざすだけで商品を受け取れる事実に驚いた。もちろん、別の形でお金は支払っているのだけれど。それでも不思議な感覚だった。

恐ろしいことにこの新鮮な驚きの感覚は日毎に薄れていく。
お金の重さも現実感もない、ただの数字の羅列だけの増減での売買という行為にも慣れてしまう。

そんななか…

○○の支払い期限が過ぎています。

しばらく前から精算するよう、呼び掛けがあったものの、ユーザー全員への注意喚起なのだろう、と思っていた。

すると上記の案内が来る。

身に覚えがない気がするのだけれど、送られてきた文章を読むと、延滞金まで含まれている。

使用金額と思しき額から支払金額が4倍になっている。

合計額は少額ではあるのだけれど、

勉強代だと思って支払いました。

決済完了

即座にメールで完済の連絡がきました。

どうやら私が、ビギナーの方向けの特典ポイントだけにつられて、その支払い方法の詳細を確認、認識することが充分に出来ていなかったようです。

自分自身が熟知していなかったが故、メッセージにもひとごとだろう、全員への注意喚起だろうとしか思っていませんでした。

目先の特典だけに気を取られていたという自分の粗忽さがもたらしたコト。

便利になる、スピーディー、さらに感染リスク低減といいことづくめのキャッシュレス。

それでも私のようにしっかり理解出来ていない者は、このサービスからふるい落とされてしまう気がしてならない。

現金でやりとりしていた時より、余計なお金を払うコトになったから、もうキャッシュレスやらない。

と思ってしまったら、もうキャッシュレス・ワールドとはさようなら…となってしまうかもしれない。

身から出た錆とはいえ、キャッシュレス生活でコツコツ溜まってきたポイントは私の凡ミスで一瞬にして帳消しになってしまった。

今回の支払いは現金のみということで、コンビニかATMへ赴かなければならなかった。

もとより自分の行った結果であるが、こうやって外へ出て、ATMあるいはコンビニレジへ行くまで、そしてレジ。

外出するリスク…

あるよね。

(もちろん家にいるのと比べたらって話ですが)

どうか皆様に同じような目に合っていただきたくないと思い、恥を曝しました。

どうぞお気をつけ下さい。

もちろん、みなさんは私のように粗忽モノではないので大丈夫だと思いますが…。

そういった意味では、役に立つことが無い方がイイ記事ですね。

おわりに

あ、この記事は私の粗忽さが招いた失敗談に過ぎません。

相手企業に対しての不満を述べているわけではありません。

変容しゆく社会の厳しさだけは痛烈に感じましたが…

お詳しい方は、どこの企業なのか、や私の支払った金額などもお判りになるのかも知れませんが、どうかご放念下さいませ。

差額でアレが買えた、こんなこと出来た、と考えなくもないですが…

嗚呼、、神無月か、神はいないのか…

なんて(涙)。

今日のnoteの記事になったので、取材費ということにします (前向き！)。

おしまい