何を想い、写真に遺すか

今回はライブ中、写真を撮る時にどんなことを考え
シャッターを切っているかをまとめました。
これから「本気で」カメコを始めてみようかな〜
と考えてる方に向けて書きました。

シャッターを切れる回数も
保存容量も無限ではありません。
全ての瞬間を記録することは出来ないからこそ
どの「タイミング」でシャッターを切るか。
決断するのは全部自分です。

必ずこちらの大前提を
お読みいただいてからお進みください。


写真で映えるか・動画で映えるか

撮るメンバーによってはどんな瞬間をとっても
盛れるなぁ映えるなぁとなる無敵アイドルもいます。
逆に写真として捉えるのが難しく、
動いてる方が映えるアイドルもいます。
どちらにも良さがあって、悪いことではありません。

アイドルも人間なので、向き不向きがあります。
瞬きが多かったり、動きに癖があったり、
アイドルによって異なります。
撮るのが難しいからといって
諦めたらそこでおしまいです。
自分が出来る努力は最低限して
カメコに臨みましょう∠( ˙-˙ )/


写真映えするメンバーは
髪の毛の使い方 が上手い印象があります。
上手く使いこなす髪の毛を見切れないようにしたり
SSを速くしたりなど、工夫して綺麗に撮っている
カメコさんをよくお見かけします。
また自分の見せ方・見え方をよくわかっているので
カメコさんにアピールしてくれる印象もあります。
しっかり止まってポーズしてくれるので
若干ポートレートを撮る感覚が近いです。
(トロッコとかフリータイムとかで)

この大谷映美里さんがめちゃくちゃ素晴らしいので
参考程度に貼っておきます。

動いている方が映えるメンバーはココ!と
最初から"ポイント"を決めておくことが有効です。
あとはとにかく単推しとして
枚数や回数を重ねて打率をあげることにつきます。

動きの中にある"止まっている一瞬"を
敢えて切り取ることで、次の動きの想像がつく。
そんなイメージで撮影しています。

文にすると簡潔ですが、
実践してみると容易なことではありません。
その為に頭に叩き込んでおくべきことを紹介します。

フォーメーションを叩き込む

全曲・全フォーメーション をなるべく多く
自分の頭に叩き込みましょう。
どんだけ遠くても見失わないくらい無意識に
出来るようになれば、他のことに集中できます。
(合同フェスのような例外や
 フォーメーションが大幅に変わるコンサートは除く)

推しがどう動くか
をきちんと把握しているか はかなり重要です。


また、フォーメーションを覚えることにより
自分が『どこでカメラを下ろすのか』
判断が自然と出来るようになります。
集団で真ん中に固まっていたら撮れませんし
手前にメンバーがいたら被って撮れません。

ムキムキマッチョで30分1回も降ろさずに
撮り続けられる方でしたらべつに構いませんが
どこで休憩をするか。体力と筋肉との戦いです。

振り付けと表情を叩き込む

フォーメーション同様、振りも叩き込みましょう。
別に踊れなくていいんです。
その振りの時どんな動き・表情をしているのか
ざっくりでもいいので把握しておきましょう。

・この振り付けが撮りたい。
・この動作が好きだ。
・この所作が美しい。
・この歌詞のこの部分の表情を残したい。
・いつもここでレスを飛ばしてるなぁ。

ただシャッターを適当に切るのではなく、
撮りたい瞬間を逃さない 』意識を持ちましょう。
機材によってはバッファが詰まらないように
考えながらシャッターを切る必要もあります。
その為に振りや表情を覚えることが必要なのです。

カメコをしないライブに行く時や
新曲が増えたら血眼になって観察しています。
(もちろんライブを楽しむのが優先)
最近はDANCE ver.やチッケムを
出してくれるのでとても有難いです。


構図はあとから何とかなる

カメコとしてそれはどうなの?と
思う方もいるかもしれません。
が、正直トリミングでいくらでも調整はききます。

大切なのは 『見切れないで撮ること』です。
指先や足先(靴先)、髪の毛の端まで
見切れないでおさめること。
それさえ出来ればどうにかなります。

誰だって失敗はするし、全部成功はしません。
周りのカメコさんとの環境により
自由に動かせない場合や
レンズの焦点距離が足りない近すぎる場合も
もちろんあります。

ジャンプする時は身構えて
上に余白を作っておかないと切れますし、
タオルをぶん回してる時は予測不可能な
動きをする場合があるので引き気味で撮るなど、
その辺も冷静に判断しましょう。


心が写るのが写真

自分のメンタル・推しへの気持ち
全て写真に出ます。
中途半端な時は中途半端なものしか写りません。
愛は比べるものじゃないけど、
愛のカタチは人それぞれ。

なんでなんでしょうね本当に。
不思議なんですけど
本当に全て丸見えなんですよね、写真って。
どう推しのことを見ているのか。
どう見えているのか。
10人いれば10人違くて、
100人いれば100人違う。
写真って奥が深くて面白いなぁといつも思います。

そのためにはメンタルを健康に保って。
モチベを安定させてライブへ向かえるように
日々健やかに過ごしましょう(◜ᴗ◝ )


さて、今までのことは全て前置きとして
全て無意識に自然とできるようになりましょう。
そして『撮ること』に慣れてください。
経験値というものは、あればあるほどいいです。


で、結局シャッターを切るときに
ずっと考えていることはなんなん?の結論は

かわいい!!!!! 

まぁこれだけです。それはそう。
大好きな推しメンだもん。
今日も可愛いな〜
なんか変なことしてるな〜
あ、間違えちゃったな〜ははは
イケメンになってるな〜
メンバーとなんかして楽しそうだな〜
自分のファンをみつけてレスしてるな〜

多分口から「可愛いなぁ」ってずっと漏れてます。
かわいいー!!!!!!って思いながら撮ってます。
本当だったら叫びながら撮りたいくらいです。

かわいいは正義。可愛いしか勝たん。
ヲタク、推しメンだーいすき。

某カメコの名言にこんな言葉があります。

"撮影は恋、現像は愛、ツイートはラブレター "

by 真之介さん(@ShinnosukePhoto)

いっぱい恋しながら、推しメンを撮りましょう!

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