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情シスあるあるの困ったちゃん案件たちとその対応

 どうも、昨日は朝から「〇〇をやりたいんだけどざっくりいくらかかると思う?」と一行で案件を説明されて頭をかかえた私です。
 これに限らず、なんだこりゃ?と思う案件が情シスに来ること、、ありませんか?
 ここでは、よくある案件と、その対応についていくつかあげてみます。

部署の合意を取っていない

 個人的にはこれがダントツトップです。合意を取らずに「〇〇しようと思うのですが見積取って!」と壮大な案件を持ち掛けてこられるケース、あるあるです。で「見積を出してもらってから上司に相談したいと思います」って、社会人としてもその仕事の進め方は違うだろう!というケースは少なくありません。
 私の場合、相談が来たらあやしそうな案件は全部、見積前に「どこまで検討されていますか?」と上長の方を入れて戻しますが、これで2~3割取り下げになります。しかしやりすぎると今度は、現場間で受発注を始めるという。。

予算が設定されていない

 年間の開発投資額は情シスが管理しています、という会社さんが多いと思いますが、自社もそうです。しかしこれ、予算が青天井だとおもわれがち。

「予算はいくらくらいで考えていますか?」
「いくらくらいになりそうですか?」
「いったん、どれくらいまでかけてよいと思うのか規模感を確認してきてもらえますか?」
「その情報を出すためには、いくらくらいかかるのか知りたいんですけど…」

みたいなやりとり、あるあるです。

もう一つあるのが「必要な案件だからいくらかけてもよいって言われている」と言って好き放題要求を出しまくり、見積を出すと「怒られました。。。」と差し戻しになるケース。
常識的に考えて「いくら」かけてもいいわけないですよね。

要件が決まらない

 これは、開発でも、インフラ側の工事などでもあるあるですね。話を聞くと、

・上司にちょっと待てと言われた
・忙しくて話が進められていない
・他社や関係部署の返事が遅れている。いつ返事が来るか自分も知らない

職歴の短い方に最後の返事が多いのですが、これ「ぼくは仕事ができません!」っていっているようなものですからね。進捗を把握して、約束したスケジュールを間に合わせるって、社会人として当たり前のことですからね。

 最近は「〇〇日までに間に合わなければ納期には間に合いません。いただいてから納期は決めましょう。それでは!」って戻していますが(大体そうすると急に決まる)、このあたりは「社内だからこそ」ドライにいかないと地獄を見ます。

しかし、ユーザ側との関係や距離の取り方、なかなか難しいものです。
このあたりの話は、また別途どこかでしたいと思います。




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