「AI実践道場」で新人ライターが見つけた新たな可能性と希望
Xでの運命的な出会いが変えたAI活用への道
ライターとしてキャリアを始めたばかりの私は、日々増大するAIの存在感を前に、「AIを活用すれば業務効率が上がる」という声をよく耳にしていました。しかし、具体的な活用方法がわからず、漠然とChatGPTを使う程度でした。
そんなある日、Xで目にした告知が私の運命を変えることになります。
その告知とは、「AI実践道場」です。
本業と副業、そして育児をこなしながら毎日学習を続けられるかという不安を抱えながらも、私は「このチャンスを逃してはいけない」という直感に従い、「AI実践道場」への参加を決意しました。
AIのスキルを30日で習得!AI実践道場とは?
「AI実践道場」は、デイトラのCMOである初芝賢さんが開始した、AIライティングのスキルを身につけるための特別な企画です。
毎日小さな課題に挑戦しながら学び、初級、中級、上級のそれぞれ10日間、合計30日間のカリキュラムで構成。受講者はAIライティングの基本から応用までを段階的に学ぶことができます。
講座はロールプレイング形式で進行し、楽しみながら学習を進めることができます。さらに、無料で提供されているため、興味のある誰もが気軽に参加し、実践的なスキルを効果的に身につけることができるのです!
AIツールの理解と言語化力を鍛える実践的アプローチ
講座では、4種類のAIツールを使用しました。これらのAIツールにはそれぞれ特有の強みがあります。
それぞれのAIを目的に応じて使いこなすことで、ライティングやマーケティングの質を大きく向上させることができると気づきました。
さらに驚いたのは、AIを活用して動画の文字起こしを行い、顧客ニーズを分析したり、SEO要素を満たした記事を作成できることです。これにより、ライターとしての可能性が広がる一方で、このままではAIに仕事を奪われてしまうのではないかという一抹の不安も感じました。
講座の中で1番困難だったのは、最初の日に出された「各AIの特徴を自分の言葉で説明する」という課題です。他の受講生の素晴らしいアウトプットを見ては自信を失います。しかし、たとえ文章が未熟でも、自分のペースで学ぶことが大切だと考え、最後までやり遂げる決心をしました。
AIの落とし穴に注意!「業務ありき」のAI活用とは
特に印象に残っている講座は、DAY4のペルソナとカスタマージャーニーの作成です。AIを使って、ペルソナ(架空の理想の顧客)とカスタマージャーニー(お客さんが製品やサービスに触れる一連の流れ)を作りました。
これによって、お客さんがどう動くかや何を求めているかを詳しく理解できるようになります。ところが、講座に登場する上司にAIで作成した資料を提出すると、50点という低評価。このとき私は何が悪かったのかがわかりませんでした。
AIはそれらしいものを出してくれるけれど、使うタイミングや目的を考えなければなりません。見栄えの良いものができて、AIを上手に使えていると勘違いしてしまうことがありますが、それが本当に役に立つのかをしっかり考える必要があります。
今回の場合、実際のお客さんの声をインプットせずに、ペルソナとカスタマージャーニーを作ってしまったことが問題でした。実際のお客さんの声を元にして、顧客理解を深めることが重要なのです。
AIにいきなり質問を投げかけるのではなく、まずはお客さんの声を集めて、そのデータをAIに読み込ませてから次の展開を考えることが大切です。この方法で、AIの活用がもっと具体的で効果的になることを学びました。
スマホで学べる!AI実践道場の利便性とSNSの力
AI実践道場は1つの講座が30分で終わるように設計されています。
忙しい日々の中でも、通勤時間などを利用してスマホで課題に取り組み、時間を有効活用しました。
また、SNSを活用して他の受講生のアウトプットを見ることも勉強になりました。他の人の意見やアイデアを参考にすることで、講座の理解がより深まったのです。
ここで、特に印象に残ったエピソードを紹介します。
「DAY8」の課題に取り組んでいる際、Claudeが動かなくなってしまい、先に進めなくて困っていました。
そんな時、SNSで他の受講生がX(旧Twitter)に解決策を共有してくれたおかげで問題が解決し、無事に課題を進めることができました。
この助け合いの精神に大変感謝をし、自分自身も見習おうと思えた出来事でした。
AI時代のライターが目指す新しいワークフロー
AIの時代が進む中、ライターの役割も変わってきています。しかし、現場で取材し、直接得た情報を元に書く記事の重要性は増していると感じます。
AIの生成する情報だけに頼るのではなく、自分で取材し、独自の視点や深みのある情報を提供することが大切です。そのため、情報の正確さを確認する能力もライターには必要でしょう。
私は、まずAIにブログやライティングの下書きを作成させ、その下書きを元に人間が調整するワークフローを確立したいと考えています。これにより、ゼロから記事を作成する時間を大幅に削減し、質の高い記事を効率的に生産することができるはずです。
AIを活用して短時間で質の良い記事を書く技術を磨き、AIが提供する基本構成や情報に、深い洞察や独自の視点を加えて、読者にとって価値のあるコンテンツを作り出します。
AI時代のライターとして、常に新しい可能性を探求することが重要です。
AIの得意な部分と人間の得意な部分を組み合わせることで、よりクリエイティブで効果的な文章作成が可能になります。
この新しいワークフローを通じて、自分のスキルを向上させ、ライターとしての価値をさらに高めていきたいです。
勇気と感謝で切り開く新たなスタート
10日間の講座を通じて、AIの知識だけでなく、AIを使うためのマインドや学んだことを言語化する能力が向上し、少しだけ自信が持てるようになりました。
AIに不安を感じている人こそ、この講座に参加する価値があります。
この10日間で私のAIに対する気持ちは大きく変わりました。
AIは私たちの味方です。怖がらずに、一緒に成長することが大切です。
勇気を出して一歩踏み出してみませんか?今この瞬間の決断が、これからの活動に大きな強みをもたらすでしょう。
最後に、この学びの機会を提供してくださった初芝さんに心から感謝と敬意を表します。
AI時代のライターとして、新たな可能性に向かって歩み始めた今、この講座が私のキャリアの転換点となったことを確信しています。
AIとともに歩む新時代のライターとして、ここからが本番です。
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