VRC学園6日目
VRC学園てなんやねんという方はこちらから.
私立VRC学園は土曜と日曜の授業がなく,土曜日には授業の代わりに学縁祭というものがあります.自分も時間があえば参加したいところだったのですが,生憎日曜日にはアイカツのライブ…….東京に遠征する必要があったのでそちらに行っておりました.
というわけで学縁祭の話はなく,6日目の授業の話からなのですが,ライブ遠征で疲れたために仮眠をとったところ起きたのがなんと22時25分.授業が始まってるではありませんか! ということで授業に遅刻したところから始まります.
一番楽しみにしてた授業
実際遅刻してしまったのですが,この授業ものすごく楽しみにしておりました.内容はkajiさんによる『現役執事が教えるVRCのコミュニケーション方法』というものでした.
入った段階ではVRC上でのコミュニケーションで気にすると良いことのお話をしていました.ポイントとしては話に詰まってしまったときにはワールドにあるもので会ったりアバターについているアクセサリーや服だったりといったところから話題を作って話を広げるという話や,困っている方や一人でポツンとしている方にお話をしようというよくある話から入っていました.特によくあるなと思って頷いていたのは「お友達のお友達への配慮」ということで例えばフレンドさんにjoinしたときに,フレンドさんのフレンドさんを無視して話だけして満足して移動するというような話.自分はしたことがなくてもやってる人を見かけたことがあるということはあるのではないでしょうか.自分はたぶんやらかしたことあると思います.しっかり覚えておきます.
あと良いなと思ったのはプロフィールのメモだったりSNSを活用するだったりすると良いという話でした.フレンドになった人は「ネームプレートと一緒にその人の写真を撮っておく」という初心者案内のときにされたアドバイスを守って記録しているのですが,プロフィールのnoteを使えばこの人とどこで会ったとかどんな名前のときに会ったとかといったことをかけるのでより解像度が高くなります.このメモ機能の活用方法は非常に良いと思いました.あとはプロフィールに書いてある内容やSNSでつぶやいていることなどから「何をしているか」や「趣味嗜好は何か」といったことをサーチする…….本当に勉強になります.
この話の後は実際に執事に授業を受けたんだったら執事っぽい動きやってみてやという無茶ぶりに応えるための授業ということで敬礼について勉強しました.
そのあとは質問タイムで,「実際のコミュニケーションとVRCのコミュニケーションでの違い」をケイスケさんだったかが質問されていて,「1対1のコミュニケーションではなくて,不特定多数の人がjoinしてくるのでいろんな人に気を使わなければならない」といったことを話されていてすごく印象的でした.自分からはjoinしたフレンドさんが逆に気を使ってくれて自分とばかり話をしてくれて結果フレンドさんたちの会話をぶった切ってしまうような状況があるけどこの場合はどうしたらいいのかということを質問しました.こういうときには「これ何かの集会ですか」や「何の話をされてたんですか」といったことを切り出して輪に入れてもらうということをすれば良いとのことでした.これからその場面に出くわした時には是非使っていきたい手法ですね.
放課後の質問タイム
本当にkajiさんには感謝してもしきれないというくらいなのですが,見れてなかった分のスライドだけでも見せていただけないかと言ったら一から全部説明してくださいました.
その中でコミュニケーションをするときの基本的な心構えやkajiさんが所属していらっしゃる日本バトラー&コンシェルジュ株式会社の事業内容だったりということを教わりました.その丁寧な解説が終わった後にすごく個人的な相談的なことで,一人になっている人を輪に入れるにはどうすれば良いかということをお尋ねいたしました.アドバイスとしてはきっかけを作るに徹する,向こうでお話してますよだったり新しい人なんで話してあげてと言ったりする,自分一人で背負いこむのではなく他の人に協力を仰いでといった言葉をいただきました.やはり自分一人はしんどいですね…….いわゆる昔からのスタッフの役割である「インスタンス管理」で複数人は必要がなくなったからスタッフをなくしていたのですが,「新しく来た人や一人でいる人と常連をつなぐ橋役」としてのスタッフというのは新設しても良いかもしれませんね.次回のマロンちゃん集会で前向きに検討させていただきます.
というわけで次回のマロンちゃん集会で活かせそうなことを学ばせていただいたので,本当に感謝しております.改めてkajiさんありがとうございました.
放課後雑談タイム
授業中に「VRCでは清楚っぽい感じだけどtwitterではこんな人なんやという人が……」みたいな話があって全員の視線が大豆さんに向いた感じがしました.それが納得いかんみたいな話をしたり,いろんな人がちびっこになっていたり…….そんな話をしていると後ろが盛り上がっている感じがしたのでちょっと覗きに行きました.
流れはよくわからないのですが,ミキエルさんがよく人を誑かしているという話になってて誰か誑かしに行く話になっていたのかターゲットが自分に移ってきました.正直自分にそういうムーブをしてくる人間なんていつもの界隈にはいないので完全に油断した状態で「あ,ぴょこぺるくんさ~」みたいに声をかけられ,最初はどう来るかわからなかったのでクソまじめに受け答えしていたのですが,「ここで話すのもあれだからさ~」とか言われた瞬間,完全に臨戦態勢に移行しました.そこからは何か危機感で「こいつをまともに返したらあかん」となったので,なんとかツッコミで凌ごうとしてました.途中でアクシデントで西野さんが間違えて座っちゃってバトルは終わったのですが,いかに漫才に持ってくかの練習にはすごい丁度良い感じがしたのでまたバトってみたいですね.
実は裏で考えてたこととして,どっか二人でいきましょうかというノリで,「Let's Just H!!!!!!」のポータルとか出したいなと思ってたんですけど,そのムーブで最後までバトれる自信がなかったのでやめておきました.
そのあとは円周率さんだったりケイスケさんだったりT-fcさんだったりターゲットが移っていったのですが,ケイスケさんに「ケイスケさんのことも知りたいけど,私のことも知ってほしいな」とミキエルさんが言った言葉への返しで「顔が赤くなっちゃいます」と言ったのがすごく良かったです.最後はケイスケさんが「許してください」って言って終わっていました.
その後は再度ミキエルさんがケイスケさんにひっかけに行ってたのですが,競馬の話を持ち出したらトーンがいつもの会話に戻ったのでみんなで「正解は競馬の話かー」みたいな感じになって終わりました.
その競馬の話が終わったのか,ケイスケさんが自分が昨日行っていた藤子・F・不二雄ミュージアムのことで話しかけてくれました.実はSF短編とか読んだことあって劇画オバQとか好きですと言われたときには頭がフル回転してました.その中でおすすめは何ですかと聞かれると……,何をおすすめすればいいのかがわからず,このときは答えることができませんでした.何も読んだことないよって人は「ミノタウロスの皿」をとりあえず読みましょう.
放課後のワールド巡り
Reinaさんがおうちを作ったということでお邪魔することになりました.結構スケールは小さく,Reinaさんのおもちちゃんアバターにはピッタリ合っていました.小さいワールドだからということか外にお部屋を増築したり,食べ物アバターで飯テロしたり,としていたところで家の玄関にある「ひよこちゃん」に話題がいき,円周率さんがスーモに似ているということでスーモのアバターを出してスーモが蔓延ることになりました.
ちなみにですが,球体に鳥の足っぽいものが生えてるひよこちゃん.こう,自分的には許せない存在のこいつが頭には思い浮かんでいました.
というわけでスーモを蔓延らせた責任をということで謝罪会見のワールドへ.
ここで円周率さんが「野々村竜太郎県議の号泣会見」の書き下ろしを読み上げてました.地味に上手いのが円周率さんの流石なところだと思います.
ここで時間も遅くなってきたので人も減り,自分,むんすりさん,pareoさん,ケイスケさんの4人となりました.というわけで4人なら行けるなと思ったので「なぜVRでこれをやっているのんだろう」となるゲームワールドに行きました.結構楽しんでいただけたようでオススメした自分としては良かったですね.
終わった後は囚人のジレンマに.自分は何も考えずに選んだら懲役10年となって,共犯だったらしいケイスケさんは無罪放免になりました.一方でpareoさんとむんすりさんは仲良く懲役5年に…….
あとはテンポよく未成年の主張のワールドへ.ここでもうすぐ卒業だねという話だったり,なぜか旅立ちの日にを歌ったり.ここでのんびり雑談をしていたら大豆さんが再び合流し,ケイスケさんがQuestの充電切れで離脱した後夏の話になりました.
夏とはなんぞやというと,ヨツミフレームさんの公開しているProject: Summer Flareというワールドのことです.是非ともVRで体験してほしい,VRを買ったのであれば全力でおすすめするワールドの一つです.その夏本番は重いので夏が始まる一日前という夏のトレーラー的ワールドに行きました.
というわけで雑談しながらのんびり進んでいたら3時30分というすごい時間になっていました.夏行けたやん.
6日目の感想
やはり感想というか後悔ですが,授業に寝坊で遅刻してしまったのが悔やまれます.kajiさんが非常にお優しい方で丁寧に教えていただいたことは感謝しかありません.
あとは旅立ちの日にとか歌ったからか卒業までもうすぐだねという話をしたのが結構印象的です.2週間で平日ほぼ毎日は濃密で長い用にも感じますが,VRCの時間は凄まじいものでもう折り返し地点を過ぎてしまいました.思えばVRChatを始めた頃はこんな感じに日があっという間に過ぎていったなとそんなことを少し思い返しつつ,そういえばまだ全然話せてない人とかもおるよな,早く話ししなあかんなという焦りも少しあります.そういうわけで次の日は選択授業,『アバターを動かす技術「IK」「スキニング」「物理演算」について』になりました.もうこれからは遅刻しない.
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pyocopel
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