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VRC学園の日記

これはせっかく入学できたVRC学園での記録のようなものです.講義の一部感想なども書いたりするつもりです.ちょろっと見た感じ18年とか19年あたりにVRCを既にやってるような人の感想ってあんまり見ないのでせっかくなら日記形式で書いてやろうと思い立って筆を執った次第です.

そもそも私立VRC学園とは

VRC学園は「VRChatに関する文化や技術を初心者の方へ伝えるとともに、その交流を促進することが目的のVRChat内イベント」ということで,基本的に初心者のために開かれているものです.とはいえ別にTrustedの人らの応募を禁止しているというわけではありません.現に2018年からVRCをしている自分の入学が許可されています.しかしTrustedやKnownの方はUserに偽装しなければなりません.これも昔のネームプレートの表示方法の名残ということらしいのですが,今の主たる目的は初心者の人を怖がらせないようにというのとTrusted同士でグループを作らないようにという目的もあるそうです.

では応募したら応募した全員が入学できるのかというとそういうわけでもなく人数の制限が設けられています.今学期である10期はおおよそ100人.しかし応募は300人程度はあったようです.ここから抽選によって入学できる人が選ばれるというシステムらしいのですが,これにより本来のメインターゲットであるVRCを始めたばかりの方が落選することがよく見られるようになったようです.そこで10期からはnew userやvisitorの方を抽選で優遇することになったと説明会でお聞きしました.

VRC学園の入学理由

VRC学園は開設当初から存在を知っていました.ただ開校した当初の印象は「なんか初心者向けのイベントが増えたんやな」というイメージで既にどこかの界隈に属していた自分とは無関係というように思っていました.

時が進んで去年,いろんな界隈に行くようになって知人がVRC学園に行くという話を耳にします.別にその人は初心者でもなんでもなく,なんなら自分よりも歴が長かったりする人もいました.そこで「別にtrustedが行ってもええんか」と衝撃を受け,コミュニケーション系の授業やカメラの授業などあったとか,実際の学園の講義内容を聞いて興味が湧いてました.

そんな中10期の応募が始まります.新しく行くようになった界隈で説明会にみなさん行っていたのでそれに後押しされる形で説明会に赴きました.今期もカメラの授業があればと期待していたのですがそれはありませんでした.ただコミュニケーション系の授業がかなり魅力的でしたので,どちらかといえばpyocopel個人としてよりマロンちゃん集会の主催として,イベントの勉強をさせてもらおうというのが実際のメインの目的です.

ただじゃあ講義だけ受けて帰るのかというとそういうわけもいかず,知識の伝達とともに交流を促すイベントなので,郷に入っては郷に従え,放課後ももちろんクラスの方たちと交流しております.

入学式

入学式の集合写真

入学式に行くと案の定フレンドは誰一人おらず,全員白ネーム.ひとまず素性は隠そうということで,クラスの様子見のターンでした.

入学式は説明と詳しい授業内容の紹介ビデオ,それとクラスメイトの自己紹介でした.自己紹介では「マロンちゃんが好き」や「いろんな界隈ふらついてる」くらいのあたりさわりのない自己紹介にとどめておき,集会の主催をしている話はしませんでした.それで威圧されて遠巻きに見られるとかは嫌ですしね.それも終わり放課後交流タイムです.

いろいろ会話を様子見しつつ,入れそうなところで会話に混ぜてもらい交流しておりました.というか会話に入れなければこっから先死ぬと直感が訴えていたので全神経を集中させてなんとか会話に入れるところを必死に探していました.そんなところでdaizuhakaseさんが「良いパイプ椅子を探してるんですけど」みたいなことを言って,バランスボールもいいっすよと声をかけたところから会話を始めることができました.会話をしていると他の方もよってきて,VRCやってると他のゲームやらんようになるよねという話やVRCを始めたばかりのsarakiさんがアバターのアップロードに苦戦しているという話からアドバイスしたり…….時間も遅かったので解散するときにそこで会話していた人でお写真を撮りました📸

体育館で会話してた人たち

ここのグループでの会話はここで終わったのですが,そのあとまだ会話の続いている別のグループになんとか入れやんかなと考えているところに「スクワットやるワールドとか……」という話が聞こえてきて,すかさずグループの表示を「限界スクワット部」に変え,「実はこういうところに行ってる者なのですが」と会話に入り込みます.そこでスクワット部の説明とかなんでVRC学園に入ったかなどの話があって,ケイスケさんが「たぶんきっとすごく長い方なのではないかと勝手に思ってるんですけど」とまあ「せやで」と言いたくなるあれもありましたが,その場はぼかしつつその他いろいろ会話があってワールドを作ったことがあるかという話になりました.

会話が落ち着いたところで円周率さんが会話に入ってきたので,なんで円周率という名前なのかや京都銀行のCMの話とかしつつ,最終的に作ったワールドを見せてほしいという話になったので担任陣の方もお誘いしつつ土幌駅にお誘いしました.

土幌駅にて

土幌とぽろ駅は鉄っちゃんの界隈では有名な秘境駅の「土合駅」「美佐島駅」「小幌駅」の3つを合わせて作った駅です.実は駅名及び隣駅の名前はダブルミーニングになっててそれぞれの駅名およびその隣駅の名前の組み合わせで考えつつ,CG用語に近い感じにしています.

秘境駅に十数人も集まっててしかも別に鉄っちゃんではないという非常に珍しい何かでした.音は実際に土合に行って録音したよとか1weekWCで作ったよなど説明しつつ,駅名標の前で集合写真を撮りました.来ていただいてありがとうございました(マロンちゃんの方も良かったら来てね).

土幌駅での記念写真

もう1時も回ろうかというところで解散の流れでしたが,そこから円周率さんの誘いでカラオケワールドに行くことに.

カラオケワールドにて

カラオケというのは困ったもので世代によって伝わる曲伝わらない曲があります.だいたい自分はこれが伝わるのかと思いつつその時代の代表的な曲を入れたりします.今回は「真っ赤なスカーフ」でした.宇宙戦艦ヤマトのEDですね.結果は全く伝わらず.昭和は厳しいことを悟ったので世代を変えてドラえもんの「YUME日和」.ほんのり覚えてそうでしたが,記憶の彼方という感じでしたね.選曲難しい…….

他の人はミスチルを歌ったり,新宝島だったりGod knowsだったり…….みなさん歌が上手だし伝わる曲を歌えていいですね.......次に行く機会があったら今どきの若者が知ってそうな曲を歌わないと.

最後にカラオケに行った人で記念撮影

ちなみにこのときお時間は2時前.初日から「早めに寝ましょう」というお達しを破っています.ごめんなさい.でもいつもの界隈のゴールデンタイムがこのへんなんです…….

初日の感想

思ったより楽しく交流することができたなというのが正直なところです.やはり交流をしようと思って来ている人が多いからなのか,積極的に交流したり気さくな人だったりが多く,会話しやすい印象でした.既に輪ができてるわけではなく輪を一から作るところから始まるのもあって全員同じような立場に立たされているためか,全員知らん人でも会話しようとなっているから会話し易かったのかもしれませんね.また会話の中で実は歴が長い雰囲気を出してしまった感じでしたが,どちらかというと「trusted怖い」というより「知らないことを教えて欲しい」というような方たちが多い印象で,会話の流れでそういう話になったのであれば普通に昔の話とかしても大丈夫な環境のように思いました.この日記で18年組の感想であると正直に書いているのも,たぶん10-4の人は言っても大丈夫だろうと感じたからです.もちろんこれは10-4の話なので別のクラスではまた雰囲気が異なっているかもしれませんね.

何はともあれ,これからの2週間が明るそうで良かったと安心した1日でした.

VRC学園1日目

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pyocopel


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