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新型コロナの状況整理②

①ハーバードの発表によると、2022年まで続く可能性がある、との見解を発表。

②ワクチンは1年後の開発が期待されているし、大阪府は9月を目指す、としているが、実際のハードルはかなり高く、史上最速開発記録が、おたふくかぜのワクチンの4年。(ただし、臨床試験が長いため、中国などは見切り発車で実用化に踏み切る可能性も否定できない。)

③治療薬は日本ではアビガンが注目されているが、アメリカではレムデシビルが有力視されており、14日より日本でも横浜で治験が開始している。また中国では、「清肺排毒湯」を開発して政府が主導した。10省57病院で701例の成績は、130例が治癒・退院、51例は症状が消失、268例は改善、212例は悪化しなかった。


④アメリカでは1.1兆ドル(120兆円)規模の資金を確保したとみられるが、日本はわずか16.8兆円。中小企業支援金が6兆円あるので、今回の10万円の配布で予算オーバー。また、一か月分程度の予算しか考えていないことが明確化。

⑤だが、16.8兆円という金額は、「例年の新規発行国債額の半分」、という巨大な金額。税収減も予測され、「20兆円規模の減少」とすると、70兆円となり、2年分の新規国債発行になってしまうことが既にみえている。

さらに、最低限の企業維持・生活保障のために最低10兆円/月が必要とすれば、残り11か月で110兆円とすると、180兆円の新規国債発行という計算になってしまう。

ただし、預金総額と国債総額との差は200兆円程度しかなく、すべてを国債に変えるわけにもいかず、この金額になると国内で吸収しきれない。海外流出して一気にデフォルトリスクが上がる。


、、、こう羅列すると、厳しいですね。

かなりやばい気がしてきました。

ロックダウンした都市では製造業も含めて倒産ラッシュが進んでいるようです。

電子部品は商社の在庫がなくなり、中国の稼働は戻っても輸送がネックになってかなり遅れているようです。

日本も自動車の生産が止まり、影響を受けているところがあるようです。

日本も倒産ラッシュがくるのでしょうか??

「感染拡大」と「財政破綻」、「倒産ラッシュ」の3つがギリギリのところでせめぎあう状況が2年くらい続くのか、どれかがダメになるのか、という報道などよりも相当厳しい状況になっている、とみます。

ヒトが死ぬか、会社が死ぬか、国が死ぬか。

全部死ぬか。


来週一週間で、もう少し明るい話題が出てくることを願うばかりです。


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