Whisky a Go Go
米国最初のクラブといわれているウイスキー・ア・ゴーゴー(Whisky a Go Go)。1964年のオープン当時の貴重な映像が残っている。バンド演奏の合間に、この映像のように女性DJがレコードをプレイしてフロアを盛り上げる。階上のガラス張りのお立ち台では女性ダンサーたちがゴーゴーダンスを踊っている。僕のような1960年代好きにとっては夢のような空間です。
この映像でレコードをプレイていたのは、米国最初の女性DJ、ジョニー・ラビーン(Joanie Labine)。現代のクラブDJのように複数台のターンテーブルを交互に使い分けているようです。ダンスフロアが見下ろせるガラス張りのDJブース、女性ダンサーもここでゴーゴーダンスを踊っていた。
ウイスキー・ア・ゴーゴーは、エルマー・ヴァレンタイン(Elmer Valentine)らによって1964年に設立された。彼がパリのディスコティークに訪れた際、若いダンサー達が熱狂している様子に感銘を受けて、米国にアイデアを持ち帰ったとか。この映像で1963年パリのディスコティークの風景がちらりと映ります。貴重な映像。
ウイスキー・ア・ゴーゴーは現在もLAハリウッドに存在している。公式サイトを見てみると、毎日のようにイベントが開催されているようです。フロアの雰囲気は当時と随分変わってしまったようですが…
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