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もしこの世に賞賛も批判もないとしたら

「もしこの世に賞賛も批判もないとしたら、あなたはどういう人になりたいですか?」

この問いは、元スターバックス・インターナショナル社長ハワード・ビーハーが、自分自身に対して問いかけた質問だそうです。

彼が家具チェーン店でマネージャーとして働いている時に、周囲の目を気にするあまり、他人から求められる人格、つまり、自分以外の「誰か」に一生懸命なろうとして、心身ともに疲れ切ってしまったそうなのです。
その経験を通して、彼は、どんな役割を担うことがあっても、自分が最も大切にしている価値観や信念を曲げてはいけない、と言うことを学び、自分がどんな存在か気づくための質問を見つけたのです。

それが、冒頭の質問。

「もしこの世に賞賛も批判もないとしたら、あなたはどういう人になりたいですか?」

みなさんは、何と答えますか?

私も考えてみようと、思考を巡らせてみたのですが・・・・これがなかなか出てこない。。。
そんなつもりはなくても、どれだけ自分が「賞賛」や「批判」というモノに囚われて生きているのか、思い知らされているのであります😭

もとい。
大切な問いなので繰り返します。

「もしこの世に賞賛も批判もないとしたら、あなたはどういう人になりたいですか?」

何重にもかぶっている「皮」を剥がし、私の「なりたい姿」を見つめてみると・・・こんな答えが出てきました。

好きなことだけをして
好きな人たちに囲まれて
何にも縛られずに自由に
毎日をワクワクと生きる
KYで自分勝手な人間になりたい

・・・へ、へぇ。
そんなこと、思ってたんだ、私。。。😅

好きなことだけで食べていけるほど、世の中、甘くないと、世間を垣間見ながら、なんとなく感じてきた。

世の中には様々な種類の人間がいて、自分の生きる場所や関わる人は選ぶことができない。だから、できるだけ色々なタイプの人たちに合わせられるオールマイティーな人格、コミュニケーション能力を身につけなければならない。
ずっと、そう思ってきた。

母親、娘、会社員、保護者。
社会的役割を担うことは義務であり、時には自分の自由を制限しても、与えられた役目をきちんと果たすことが、人間としてあるべき姿だと、思ってきた。

毎日をワクワク生きる、は、今、目指していることなのでよいとして。

以心伝心、たとえ何も言わなくても相手の気持ちを察し、理解できる人が、人間として完成度が高い、と思ってきた。

そして、他人に迷惑をかけてはいけない、と、幼い頃より教わってきた。

・・・。
あれれ。
私がなりたいと思っている人物像って、自分が心掛けてきたことと、まるで真逆やん😱

・・・という恐ろしい事実に気がついてしまった、草木も眠る丑三つ時。

でも、妙に納得する部分もあり。

あぁ、だから予定や予約で縛られるのが、大嫌いなんだなぁ、とか。

頭ごなしに叱ってくる大人や、権力を振りかざして従わせようとするモノに対して、ハンパない憤りを覚え、メラメラと反抗心を燃やしてしまうのは、そのせいかもなぁ、とか。

KYでも自分に正直に生きている人に、もやもやとした想いを抱えながらも、心の奥では羨ましさを感じてしまうのは、そういうことなんだなぁ、とかとか。

自分の「本当の望み」を紐解いてみると、今まで漠然と違和感を感じていたこと、その理由が、ちょっと明確になったような気がしたのです。

この現実世界で、どこまで「本当の望み」に忠実に生きられるかは、ある意味チャレンジングな取り組みだと思いますが😅

めっちゃいい人っぽくて、優しそうで、人当たりが良くて、いつもニコニコしているけれど、私って実はものすごく利己的で、自分勝手で、我がままな生き物だったのだなぁ・・・。

さて、皆さんはどんな「なりたい自分」に出会えましたか?






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