蓄電池併設型オンサイトPPAによる再生可能エネルギーの活用事例
京葉PDセンター クール・ネット東京補助金 採択
センコー株式会社(本社:大阪市北区、社長:杉本 健司、以下「センコー」)は、千葉県市原市にある「京葉PDセンター」に太陽光パネルと蓄電池を設置し、再生可能エネルギーを最大限活用する太陽光自家消費PPAモデルを6月28日から開始しました。この取り組みは、センコーにとって初めての蓄電池活用となります。
今回、屋根に設置された太陽光発電システムにより、京葉PDセンターの稼働時間帯には必要な総電力の約50%を賄うことができます。さらに、早朝や休日などの稼働しない時間帯や発電量が多い時期には、施設で使用しきれない余剰電力を併設された産業用蓄電池に貯め、電力使用量に応じて放電を行うことが可能です。
また、クール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)の「地産地消型再エネ増強プロジェクト」に採択されたことにより、補助金を活用しています。このプロジェクトの条件として、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力の環境価値について、PPA事業会社を介して1/3を京葉PDセンターの倉庫や事務所の電力に充当し、残りの2/3を潮見SIFビル(東京都江東区)の事務所やEV社用車の電力に充当しています。
センコーでは、今後も太陽光発電設備や蓄電池の設置など、様々な取り組みを検討・推進し、再生可能エネルギー比率を高め、脱炭素化社会の実現に寄与していくことを目指しています。
設備概要
太陽光パネル:649.920kW
蓄電池システム:193.5kWh
※1 太陽光自家消費PPAモデル:施設所有者が無償提供する屋根などのスペースに、発電設備の所有・管理を行う会社(PPA事業者)が設置した設備で発電した電力を施設所有者へ有償提供すること。
※2 再生可能エネルギーによる電気のうち、「電気や熱そのものの価値」以外に、二酸化炭素を排出しないという付加価値。
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