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社員インタビューVol.9|寺本 由香梨

9回目の社員インタビューは、デザイナーの寺本 由香梨の紹介です。今年に入ってプロダクション・アシスタントからデザイナーになり、グラフィックからWebサイトまで、多岐にわたるプロジェクトでデザインを担当しています。とても気が利き、先輩たちから可愛がられる彼女のものづくりの原点について聞いていきましょう。

【PROFILE】
デザイナー
寺本 由香梨(てらもと ゆかり)
愛知県出身 2021年パズルへ新卒入社
味の素冷凍食品株式会社「ザ★®シュウマイ&海老肉焼売プロモーション」、山芳製菓株式会社「わさビーフ35周年プロモーション」、「めざせ1日80g! たんぱく摂ろう会」など、グラフィックデザインからWebサイトまで様々なデザインを担当。

ー寺本さんは愛知県のどちらの出身ですか?

名古屋市の出身です。
名古屋めしの中では手羽先が一番好きです。
いくつか有名な手羽先屋さんがあるんですが、私は風来坊派です。

大学まで名古屋にいて、就職を機に上京しました。

ー元からデザインやものづくりが好きだったんですか?

小さい頃から絵を描くことや可愛いパッケージを集めることが好きで、よく作品を作っていました。
中3の時にオランジーナのパッケージにイラストを付け足したりして遊んでいたら、母親から「パッケージを考える仕事があるんだよ」と教えてもらったのがきっかけで、デザイナーになりたいと思うようになりました!
その出来事をきっかけに高校もデザイン学科がある学校に進学しました。

ー高校や大学ではどんなものを作っていたんですか?

高校ではデザインというより、手でつくる授業が多かったです。B1のポスターを手書きしたり、「新しいペットボトルのデザインをする」という授業で、石膏を削ってペットボトルのモデリングをしたりしていました。
あとは、ガス溶接で鉄を溶かして、固めて造形物を作る授業がありました。色々作りましたね。鹿とか。(笑)

大学に入ってからは、Adobe IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使用して、パッケージや、広告、Webサイトやアプリのデザインをするようになりました。
アナログでものを作ることと、デジタルソフトでものをつくること、どちらも一長一短ありますが、いろいろ手軽に試せて、失敗したらすぐに元に戻せるデジタルソフトの便利さに感動したことを覚えています。(笑)
アナログで作るときは後戻りできないので、集中力がとても鍛えられました。それが今も仕事で活きているので両方経験できてよかったなと思っています。

授業以外でも、個人やグループで色々作品作りをしていました。


ー寺本さんは高校からデザイナーを志していたとのことですが、初めから広告業界を志望していましたか?

初めは地元の名古屋で、小さいお菓子屋さんのパッケージデザインなどができたらいいな、と思っていました。ですが、大学に入って、授業などで色々と広告の事例に触れる機会が多く、次第に「自分が作ったものが全国に届く仕事も素敵だな」と考えるようになったので、広告業界を目指しました。
大きなことに挑戦するなら若いうちだと思ったので、地元を離れて東京にチャレンジしようと決意しました。

ー就職活動していた時、大変だったことはなんですか?

私の就活開始時は、ちょうどコロナが始まったばかりで面接が全てリモートになったタイミングだったんです。なので、面接対策もいろいろ調べてみたものの、あまり情報が出てこないような状況だったので、とにかく戸惑いました。

ーパズルに入ろうと思った理由を教えてください。

もともと自分のやりたかったことが、媒体を問わずにデザインすることでした。それがパズルでなら実現できそう、と思ったことが決め手です。
また、内定後に、社員のみなさんと話す機会があり、自分の疑問や不安を解消できたこと、そしてなによりみなさんが楽しく仕事をしている印象を受けたことが大きかったです。

ー入社して2年経ちますが、パズルはどんな会社ですか?

本当に個性豊かな人がいる会社だと思います。考え方も、趣味も、さまざまですね。
私は高校からデザイン系の学校にいたので、割と自分と似たような人が周りに多かったんです。
でも、パズルは職種や着眼点の異なる人と話す機会も多いので、「そんな考え方があるんだ!」って思う瞬間がよくあります。

ーこの人の考え方すごいな!と思った出来事を教えてください。

同期のエンジニアである竹渕くんの考え方にハッとしたことがあります。
同じプロジェクトで関わった時、私はデザイナーとして綺麗さやおしゃれさを重視してデザインを考える傾向がありました。
一方で竹渕くんは、Webサイトにおける一般的な画面構成だったり、ユーザー視点での使いやすさなど、エンジニア視点での具体的な意見をくれました。また、「こんなアニメーションをつけられるよ」と教えてもらえると、「こういうデザインもできるな」とデザインの幅が広がってとても楽しいし、助かっています。
デザイナーとエンジニアのフラットな意見交換ができる、パズルならではの光景だと思います。

ー学生時代やっていたことで今、活きていることはありますか?

大学の文化祭で友達と3人でアクセサリーブランドをつくったことです。
その時にアクセサリー製作、モデル起用、写真撮影、リーフレットやWebサイトの制作を全てイチからやったので、それが活きていると思います。
それまでは実際にものを作る工程に楽しさを感じていましたが、この経験を通して、企画からフィニッシュまで全てをつくり上げる楽しさを知ることができました。

ーデザイナー志望者は入社1年目、プロダクション・アシスタントの仕事をしますが、どうでしたか?

プロジェクト全体の進め方や、役割、それぞれの職種の考え方などを知ることができました。
いろいろな職種の人と関わることができるので、デザイナーだけをやるよりも、コミュニケーションにおいて大切なことをたくさん学べたと思います。
それは今、デザイナーになっても活きています。
例えば、進行を意識したデザインの進め方です。

自分がデザインを頼まれた時に、「これは◯時までに終わらせるね」と伝えると、プロダクション・マネージャーは次の進行を考えやすい、など自分が経験していないと身に付かなかったことがたくさんあります。


ーパズルでの代表作を教えてください!

味の素冷凍食品株式会社「ザ★®︎シュウマイ&海老肉焼売プロモーション」です!
初めて、新聞広告とOOHのデザインを担当しました。

ー毎朝、ホワイトボードにデザインしたものを並べて吟味しているのが印象的でした!

初めての媒体だったので、原寸大でプリントして確認、修正を繰り返していました。

特に今回、フォントの調整作業がすごく大変でした。媒体によって文章が違ったので、それぞれの文字の間隔を調整したり、イメージに合うように作字したり、ギリギリまでひたすら調整していました。
スケジュールもあまりなかったので、スチールの撮影現場で、アートディレクターと直接話しながら細かく直していきました。


ーここまで仕事について色々聞いて行きましたが、
 仕事以外で寺本さんのスキなものはなんですか?

服がめちゃくちゃ好きです!なので、休日は買い物に行くことが多いですね。
好きすぎて2週間に一回ぐらい買ってしまいます。
あとは最近、K-popブームが再燃しています!
小学校の時に少女時代にハマってたんですけど、今はNMIXX(エンミックス)やLE SSERAFIM(ルセラフィム)が好きです。
NMIXX(エンミックス)のデビュー曲『O.O』が大好きでよく聞いてます。

昔好きだった少女時代も、今は事務所がバラバラになってしまいましたが、再結成をきっかけにまた好きな気持ちが再燃しています。

ー最後に将来どういうデザイナーになりたいですか?

パズルの先輩デザイナーのように、いろんな媒体を手掛けられるデザイナーになりたいです。

Webサイトや、アプリ、グラフィック、OOHなど、多岐に渡って仕事をしている先輩に憧れています。
早く自分もそうなりたいと、日々努力をしています。

あとは、なんでも相談しやすい人でありたいです。

デザインについてはもちろん、その他なんでも、話しかけやすく、相談しやすい存在でいたいな、と思っています。

今回は、寺本さんのものづくりや、パズルのメンバーに対する想いを聞くことができました。
次回はエンジニアの晴山の紹介を行う予定です。
パズルの採用についてはこちらをご覧ください。


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