最高位戦プロアマクラシック2021年度GC大会 振り返り(その7)

3回戦が終わって、
とりあえず休憩に入りまして。

安達さんとも醍醐さんとも
軽く会話をしたのですけど、
ちょっとした休憩では
完全に気持ちが戻ることはありませんw
そりゃそうです。人間だものw

休憩だった高橋さんとも会話を交わし、
同情も受けw
そんな中で4回戦の開始です。

東1局

4回戦は小山さんが休憩で、
安達さんと醍醐さんのコンビになりました。

ここはまず、2人の微笑ましい会話からどうぞ。
※5時間17分ほどのところからです。

安達さん「酒井さんやっぱりこの、
     字牌を切らない時は
     徹底して切らないんですよね」
醍醐さん「そうですね。
     このルールはね、あの…
     結構切らない…方が
     いいことが多かったりするんでね」
安達さん「そうなんですか。
     ちなみに醍醐プロはこのルールは、
     ご自身の中では、どの程度
     得意とされているのですか?」
醍醐さん「これ全然得意じゃないです(笑)」
安達さん「アハハ、そうなんですか?
     今すごい、あのまっすぐな目で
     今見られましたけど。
     【全然得意じゃないです!】って(笑)」
醍醐さん「全然得意じゃないですね。」
安達さん「あれそうなんですね。意外です。」
醍醐さん「このルールね、結構ね…
     む、難しいというか、
     こう、何て言うんですかね…うん…
     ………難しいんですよ(笑)」
安達さん「あ、ちょ、あれ語彙力が(笑)
     たまに語彙力が失われますよね(笑)」
醍醐さん「そうなんですよね…」

何でこんなに難しいルールなんですかねw

画像1

この局は、終盤の入り口で中が鳴け、
400‐700の和了。

今回画像を拾う際に気が付いたのですが、
私、和了った時に、
卓に手を添えている時間が長くて、
牌姿全てを視聴者さんに見せている時間が
極端に少ないです。
※このカットを撮るのが大変でした…

今後配信姿を見せるときには、
意識しないといけない点だと強く感じました。

東2局

南家で配牌から南が4枚!!

画像2

点数をリードしていたら、
穏やかに南を切る選択もあるかもしれませんが、
事情が事情なので、1巡目から暗槓しました。

手が進まず、流局。

東3局

流れ1本場。
酒井さんの親で、ホンイツブラフ中。

画像3

發を鳴いた後で、
酒井さんから2索が切られたので、
ホンイツブラフだけじゃなく、
緑一色ブラフもかねて、
234のソウズで鳴きました。

あと1つ進むと割と色気が出ますが、
ここは私に鳴かせようとして勝負した
ZEROさんの切った東が、
酒井さんのダマテンのダブ東の3900振り込み。

また、酒井さんが和了ってしまうのか…

2本場。
配牌で中が暗刻。またもやホンイツに。

画像4


2巡目に3萬をチー、6巡目に5萬をポンできて、

画像5

5200の聴牌。
ここで、ZEROさんからリーチを受けて全力勝負。

こっそり18000点(!!)の聴牌が入っていた
酒井さんから、ZEROさんのスジの8萬が切られる。

私「ロン」
ZEROさん「ロン」

頭ハネで、5200は5800の和了。

東4局

迎えた親番。
配牌から形のいいチャンス手です。

画像6

中の重なりも偉いので、9筒切り。
2巡目に、ドラの4索を引いて、
チャンス手→大チャンス手に昇格です。

画像7

9筒切り。
次の巡目に、5筒ツモ。
大チャンスから、特大チャンスに。

画像8

さすがに中切り。
次巡、再度5筒ツモ。

画像9

タンヤオだなぁ…
仕掛けどころ難しいなぁ…
と思いながら、1筒切り。

次の巡目。
またも有効牌の、5萬ツモ。

画像10

とりあえず一番効率的に良さそうな、2筒切り。
次巡、6索ツモ。

画像11

ピンズ2面子、マンズ1面子、
ソウズ1メンツ+雀頭、
というざっくりイメージで、3萬切り。

次巡、ドラ表示牌の3索ツモ。

画像12

ピンズ1面子、マンズ1面子+雀頭、
ソウズ2面子に変化。
5筒切り(合っているのかしら…)

次が問題の場面。

画像13

何を切ったら何枚の受け入れがあるかは
よく分かりませんw

6索か6萬を切るべきなんでしょうね…
でも、2索が2枚切れだったのを見て、
3索を切っちゃうんですね…
結構魔が差した感じですね。

2巡後。

画像14

6萬を切っていたら、ドラの4索を切って、
2578索待ちの聴牌に取れていた牌です。

うーん、6萬だったのかなぁ…
…と思っていた時間はありますw

聴牌取らない選択肢も考えましたが、
ひょっこり和了れるのが偉いと考えて、
6萬切って聴牌取り。

その後…

画像15

11巡目にZEROさんから
リーチが入っている状態で、
ツモ切りを続けて、
16巡目に8索をツモってきました。

4索を切ると、369索のフリテン。
5索を切ると、469索のフリテン。
6索を切ると、47索待ち。
8索をツモ切ると、46索待ち。
5萬を切ると、5索待ち。

ここは結構考えて…
振りたくない気持ちが強く…

画像16

5萬を切って、5索待ちリーチ。
次の次のツモ牌が…

画像17

醍醐さん「うわーこれは痛い」

47索の聴牌を取れていたら
和了れていた4000オール。
完全に逃しました( ̄▽ ̄;)
…のですが。

画像18

このシーン、右上を見て振り返って
いるのですが、
4索切って369索はフリテンで、
3索切って469索もフリテンだったんだよな…
7索ツモってきて、和了れている可能性って
あったのかな…

…と、ずっと考えていて、
結果、「いやぁ、和了れなかった…な」って
思っているのです。
6索切っての聴牌とか、
1秒も考えていませんでした。

形に弱いにも程があるでしょ、私ww


振り返りで映像を見て、
顔から火が出るほど恥ずかしかったです。

本当はこんな事、隠しておいていいんですけど、
どうしても言っておきたかったんです。
この場面での気持ちを。

よく、対局中に後悔しちゃいけないとか
言われたりします。
確かに、後悔しない方が、
気持ちがぶれないのでいいと思います。

でも、私は対局中に良く振り返っていますし、
後悔も結構していますw

いいじゃん、やってもw

大量加点を逃したこの局は、
南場も、海底ずらしで6筒を鳴いて6筒切りとか、
高橋さんが私から直撃せず、
かつZEROさんがフリテンリーチをして、
その後私がツモるとか色々ありましたが、
オーラスは点棒を稼げずに横移動で、
比較的小さいトップで終了。

画像19

トップをとってもまだラス目で、
5回戦は足切の可能性が一番高い位置です。

それぞれの点差をメモして、5回戦が始まります。



(画像引用:麻雀スリアロチャンネル / Ⓒ株式会社スリーアローズコミュニケーションズ)

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