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あなたの隣で話したい。

こんにちは。隣で話したいぷゆです。




私はここのところ、"相手に向かって話すこと"と、"相手の話を聞くこと"に注力していた。

これは相手より上の目線で語ることと、相手より下の目線で話を聞くことである。

どちらも私は吸収しているが何か新しいものが生まれるわけではなかった。

私はただ、人の上に立って話すということと、人の下に立って聞くということを学んだにすぎなかった。

学ぶことはいいことだ。もちろん新しい価値観の発見にもなるし、自分の成長にもなる。

しかし成長したからといって、じゃあそれを何に活かすのかと言われれば特に何もなかった。

要するにこれはすべてインプットだ。

私はまだアウトプットするに至っていなかった。

また、私は人の上に立って話すことがアウトプットになるという勘違いもしていた。

"教える"という行為は一見アウトプットにも見えるが、実際そうではないと気付いた。

同じ目線で話せる人に対して話し、何をするかを一緒に考え、そして行動する。それがやっとアウトプットになるのだ。

与えるだけ、受け取るだけでは何も生まれない。

私はアウトプットする先を間違えていたのかもしれない。



私は私一人ではきっと何もできない。

人には長所と短所が絶対にあるし、一人で全部こなすことも生み出すこともきっとできない。(一部の天才と呼ばれるような方はできるかもしれないが)

私の中にあるものと、他の誰かの中にあるものが合わさって、やっと新しいものができる。

しかしそれができるのは、同じ目線で意見を言い合える人に限られるのではないだろうか。

同じ目線で見ているのに、見えているものが人それぞれ違うから面白いのである。


上に立ったり下に立ったりするのではなく、相手の隣に立って話ができれば、人生はもっと楽しくなるだろうなぁ。



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