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自分の機材の話 kiesel zeus



やった〜

Modern gear times
一週間とちょいくらいでアクセス数が1500を超えました!!

やった〜





やった〜





うれしい





僕だけではどうにもならない企画なので、協力してくれたバンドマンのみんな、本当にありがとうございます。

引き続き頑張ってゆきたい所存です。

スマホのメモ帳にはこれから声をかけていきたいアーティスト名がものすごい数溜まってます。
あと何度も言ってますがリクエストも待ってます。

とりあえず目指すところは記事数100ですかね、2020年代のインディーズシーンのアーティストの機材をまとめた最大級の読み物に成長させたいです。
気合と時間だけはある、たぶん。



さて、今は一段落ついていて、特に編集するものがないので、自分の機材についても少し触れていこうかと思います。
暇なときに自分のことを少しずつ書いていこう。


ではでは

今の僕のメインはこちらです。

kiesel zeus6



ボディ:スワンプアッシュ
ネック:ブラックリンバ/メイプル5P
指板:ローステッドバーズアイメイプル
PU:bearKnucklePU Mississippi Queen


多分僕のギターってこれかPRSのイメージの人が多いと思ったので、とりあえずkieselから掲載することにしました。
他のギターはそのうち載せます。
あと3本くらいは書きたい。

僕は世界一かっこいいギターはこれだと思っています。
シングルカットにベベルドコンターと自分の好きなところがつまりに詰まっているギターで、kieselのInstagramでモデルが発表になってからずっと欲しかったギターです。
念願かなってついに手に入れた感じですね、本当にオーダーしてよかったなと思う一本です。

kieselはUSAのギターブランドで、セミオーダーを中心に日本でもちょい流行りだしてるブランドです。
(この辺はググればめちゃくちゃ詳しいサイトがたくさんあるので割愛します)

興味のある人は個人的に連絡してください、わかることは相談に乗りますよ!!


さて、
ざっくりkieselというメーカーのいいところポイントを上げていくと

早い・安い・そこそこちゃんとしてる

ラーメン屋みたいだな

主にこの3点かな〜と思います。
燃えるの怖いのでめっちゃ保険かけておきますが、あくまで個人の主観です、悪しからず。


・早い

これに関しては僕のzeusはオーダー1ヶ月半で届きました。
セール時期や支払い方法、仕様によって差があるっぽい(周りをみた体感)ですがにしても早い。
まあ一本作るのであれば確かに一ヶ月半あれば全然作れるんですが、他にもたくさん作っているわけで、一応ギターができる工程を1〜10まで把握してる人間からするとこれはすごいことだと思います。
残業とかめちゃくちゃすごくないか不安です。
スケジューリングと各工程の技術者がしっかりしてないとこうはならないだろうと。
単純にすごいという印象です。
半年とかかかってたらその頃にはもう別の物欲しくなってそうだし...早く手元に届くというのはその分自分が死ぬまで長く使えるわけなので、時間的にもお得です。

・安い

僕のzeusはちょいちょいアップチャージをしてありますが関税いれても19万円するかしないかくらいでした。
アップチャージ無しなら15万円くらいです。
流石に昨今の木材不足とかでしれっとメキメキ値上がりしてますが、それでも色、木材自由自在のヘッドレスが10万円代で手に入ると思うと安いです。
スペック盛っても25万円あればかなり豪華な感じになります。

・そこそこちゃんとしてる

これに関してはマジでそこそこです。
が、ちゃんとしてます。

物が悪いというわけではなくて、国産だとE◯Pとかfreedom、外国製だとMayonesやshurとは比べてはいけないなと言う程度です。
製品のクオリティとしては僕は余裕の合格だと思います。

磨き残しがあったり仕上げが少し甘かったり、そのあたりが上記ブランドと比べると少し劣るくらいの認識で、楽器としてはちゃんと成立してますし、弾く上では十分ですし、別に不都合はない、そこまでやってたらこの安さ早さは難しいだろうなぁと。

僕のzeusはナットサイドにごりごりヤスリあと残ってますが、弾くとき困らないので別に...という感じなので気になってますがわざわざ磨いたりもしていない...

いわゆるハイエンドギターメーカーと呼ばれるブランドとは、kieselは根本的に土俵が少し違う印象ですので、細かいところが気になってしまうとか、ハイエンドがほしい人は初めからお金を貯めてハイエンドを買う方が良いと思います。

(↑オーダー金額いくら以上でラインが変わる、とか、実は工場ではそういうことが起こっているかもしれないのですし個人の主観なのでkieselファンの人はマジで怒らないでください。
俺は所詮貧乏くさいビルドを一本した程度なので...。)

ただアフターが悪い(jeffがSNSで定期的に燃える)のは結構マジみたいでよく燃えてます、謎にアンチも多いですね、なぜだ。
あとまれにオーダーミスがあったりするっぽいので、そこが気になる人はやめておきましょう。

代理店を通さない直接のやり取りですし、言葉の壁もありこちらの意向が伝わり切らなかったりはあると思うんですよ。
メーカー側も国外に出た物は保証とかしないよ、って突っぱねて言い切っても別にいいわけで...
なのでオーダーに関しては少し自己責任はあると思うんですよね。
オーダーシートとかはしっかりチェックしましょう。

一応、10日以内であれば理由なしで返品(返品できない仕様もある)できます。


〜アップチャージしたところ〜

ボディ→重めのアッシュ
ネック→ブラックリンバ/メイプル5P
指板→ローステッドメイプル
指板R→14R
フレット→スモールレギュラー

確かこんな感じ。
一応こだわりがあってこうなっているので個々解説していきます。

ボディはデフォルトがアルダーですが重めのアッシュにしました。


明るくてスッキリしたアッシュ独自のサウンドを狙う目的と、木目の浮いて見えるRaw toneという薄い塗装にしたかったからです。
どちらかというと塗装のためという比重のほうが大きいですね。
重めの材を指定した理由は、そもそも重いギターの方が音が好き、世のヘッドレストは基本的に軽さ重視な傾向がある印象で、それらの音はあまり好きじゃなかったからです。
重量のあるギターは地に足のついた感じの音がするんですよね。
踏ん張りが効くというか。
ただ普通に3.5kgくらいあるのでヘッドレスのくせに全然重いです。
ヘッドレスの意味なくない?と言われるとだんまりですね。
ヘッドレスは見た目だし...
(真面目な話をするとヘッドレスの方が出音が均一で安定しているので道具として使うのはヘッドレスが好きです。音の良さならヘッドありギターのほうが好きですね、単純に音が良いので。)

重めの材指定はダメ元で伝えたら全然オッケーしてくれました、海外担当のkeith、ありがとう。


ネックはメイプル1Pからブラックリンバ/メイプル5Pです。


理由は面白さを重視した結果ですね。
ネックが茶色かったり黒い木材のギターってなんかかっこいいじゃないですか、あとメイプルじゃつまんないし...という適当な理由です。
リンバネックってそんなにないし面白いかと思って...。

強いて言えばkieselはネックがオイルフィニッシュなので日本の気候を考えたときほんのほんの少しだけ不安になったからです。
デフォルトでダブルアクション、カーボン入りなので無用な心配とはわかっていたのですが...。

ちなみにネックはずっと真っ直ぐですね、ほぼ毎日チェックしてますがほぼ動かないです。
この感じならメイプル1Pでも余裕ですねたぶん。


指板はエボニーからローステッドバーズアイメイプルです。


ボディが単色潰しなら指板はバーズアイとかフレイムなのかっこよくないですか?
おしゃれさんはスニーカーで魅せるんだろ?多分そういうこと。

ローステッドにした理由は普通のバーズアイだと白いポジションマークが見えなくて不便だなと...
かといってポジションマークを黒にするとアップチャージ$20かかるんですよ、じゃあ$80でローステッドの方がいいなと。
メイプルのいい匂いがします。
もうちょいショボい杢で来ると思ったらけっこういい感じのが来て嬉しくなりました。

指板Rは20Rから14Rへ

指板Rってなんだよ、って人、いると思うんですが、指板面の丸まり、ラウンド具合です。
fenderとかだと結構丸いじゃないですか、それのことです。

20Rってミリ換算すると500Rくらいなんですけど、アイバニーズより指板面が平たいんですよ。
一応平たいほど弦高が下げられたりするんですが、まあそんな必要もあまりなく...
コードを多用したりよく握り込むので極端に平たいよりは丸いほうがいいのですが、まあ無難に14R(350Rくらい)にしました。
より普通に寄せたという印象ですね。


フレットをジャンボからスモールレギュラー

最近、ジャンボフレットと和解してきたんですが、背が低くて細いフレットのほうが押弦したときの感覚(指板に指が近い感じ)とピッチ感(フレットが細いとジャンボよりややピッチが良くなる)、あと音がジャンボよりすこしミドルが無い感じがして好きな傾向なのでスモールレギュラーにしました。

フレットサイズが起因の音にこだわりがなければジャンボの方が押弦しやすく寿命も長いので、一番リペアマンらしい理由のアップチャージかもしれません。
学生時代に作った作品も大抵細いフレットを打ってました。


PUは色々試しましたが今はBearKnuckleのMississippi Queenを載せています。


純正のLiliumも悪くはなかったのですが、シングルコイルが好きなのでタップした時の音が若干気に食わなくてすぐ外してしまいました。
それからはネックだけディマジオのTitanにしたりフルフェンスにしたりしましたが、流行りに乗りたくて/過去にお客さんのギターに載せたBearKnuckleのハムサイズP90が良い印象だったので直接オーダーしました。

Mississippi Queenはスペックで言えばそんなにパワーがあるものではない(7-8kΩ)のですが、適度に太く適度に細いので今は気に入っています。
交換したときは全然ピンとこなかったんですけどね。
失敗したな〜って思ったわ素直に。
BearKnuckleのピックアップはすごく下手くそがバレるものが多いので七転八倒していますが...。

あとは細かいところですが、トーンを削除してハイパスコンデンサ181を追加してます。
個人的にこのハイパスコンデンサ181が音作りのダシの部分な気がしますね。
これを付けるだけでどんなギターでピックアップがなにであってもなんか好きな感じになります。
ハイパスってつけるだけでもハイの出方が明らかに変わるんですよね。
いろいろ試しましたがPRSで標準の181が一番感じが良いです。
それとpotは500k、トルク感が好きなのでCTSポットを使っています。
シングルコイルだと世間的には250kが一般的なんですが、よりジャキつかせるために500kをつけています。

ちなみにFall of Tearsの楽曲ではTragedyとamnesiaのRecで使用しています、これからもたぶんクリーンはこれで撮っていくと思います。

だいたいこんな感じですね。
かなり気に入って使っています。
何よりかわいいんだよなずんぐりむっくりで。
また暇なときにでも自分の機材について書いていきます。


自分の写真はあんまり好きじゃないのですがこの写真は大のお気に入りです。

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