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機材紹介#6 つぼた/Fragments

世間はすっかり春のよそおいですね〜
花粉がすごいよほんとに。

「Modern gear times」

第6回はFragments/GOAT(サポート)で活躍中のつぼたくんです!!

Fragments


GOAT




つぼたくんは会社の同僚なんですよね、数少ない会社でのバンドマン仲間かもしれません。
意外と少ないんですよね。

なんやこいつも顔が整ってんな...。
楽器屋さんの使用機材を楽器屋さんが紹介するというわけのわからん構図だなこれ。
ベースの事はたぶん彼のほうが詳しそうなのだが...。

ともあれ機材を見ていきましょう〜!


〜使用ギター/ベース〜

Dingwall NG3 Darkglass Limited Edition【Fragments】

ボディ:アルダー
ネック:メイプル
指板:メイプル
PU:FD3n

普段のピックアップセレクト
:ピックアップ3発のパワー系

使用弦
:Dingwall F# Set
中々入荷しなくて辛いです。ただでさえ死ぬの早いのに!あと高い!


ピック
:MASTER 8 D801S-TD100 1.0mm


あまりこだわりはなくて滑り止めのあるこれで。
とりあえず模索中です!

こだわり/お気に入りポイント

:DingwallのDarkglassモデルは結構国内にも入ってて人と被ることも多いのでPG外してます。Z3ぽくてかっちょいい

ノブに関しては最初使ってなかったBTBのを交換してましたが、人に貸す予定があった時に外してそのままです。

170ゲージで鳴らすF#最高

Dingwallはこれが欲しい!って思ったわけではなくてFragments始めるにあたりドロップF#用の竿買わなきゃ!って買いました。

ちょうどこの時期に他のCombustionモデルでかっこいいやつが入荷してたりちょっと後悔してたけど今となってはお気に入り。

このギター/ベースの音が聴ける音源
:Fragments / Bloom


ディングウォール...
まさかこんな早くDingwallも出てくるとは思わなんだ。
Dingwallといえば、「男の子の考えるかっこいい」が詰まりに詰まったカナダのベースメーカーですね。
マルチスケールベースを世間に広めたのはDingwallの功績ではないでしょうか。

マルチスケールについてざっくり説明しておくと、
エレキギター/ベースは、スケールが長くなる、もしくは弦を太くするほど弦のテンション感を強くすることができるんですよね。

(ここで言うスケールはナットからブリッジのコマまでの距離の話)

この図の距離が広くなるか、弦を太くする以外は、根本的にはテンション感を強くすることはできません。

(世間では弦を裏通しにしたりとか、テンションバーを付けてもテンション感を強くできる事になってますが、効果はありますが絶大に変わるかと言われると...大事なのは...気持ちの方...なのかなと...。
ちなみにリバースヘッドの方がテンション感を稼げる、なんてことも実はなくて、ノーマルヘッドより若干ドムドムするくらいですね、あれはあれでいいよね。バツっとさせたいならヘッドはリバースじゃない方がいい印象です。)

ノーマルスケール楽器の場合は、一つのスケールの上で1~6弦の太さを変えることで、適度なテンション感で音程に差を付けているわけなんですが、この方法で設計された楽器で極端にドロップチューニングをすると、言うなれば設計の枠から外れた状態なので、工夫なしで弾きやすく運用することは難しいんですよね。

なので偉大な先人達は弦を太くしたり些細なアレコレを工夫したりなんやかんややって来たわけなのですが、現代におけるヘヴィミュージック業界のチューニングのデフレは留まるところを知らず...。

そんなこんなで、現れたのがマルチスケールです。
実は昔からあった設計思想ではあったのですが、10年前くらいまで特許の都合で作れなかったんですけど、やっと解禁になったんですよね〜。やった〜!

マルチスケールという名の通り、複数のスケールを合わせ持っていて、低音弦側を長く設計することで、超ローチューニングでも弦のテンションをしっかり確保、高音弦側は慣れ親しんだスケールで弾きやすく、という設計思想があります。

人間工学的で弾きやすい!!かどうかは、人による気がしますが、ともあれフレットが斜めなのはかっこいいだろ!!
黒髪で前髪ナナメぱっつんの女の子とかほら、好きだし...。

そんなダウンチューニングに特化したのがDingwallの特徴です。

補足が長くなってしまった。

FragmentsではF♯までチューニングを下げているとのことですので、マルチスケールかつ170ゲージくらいでないと相当厳しいテンション感になると思います。

NG-3の5弦は34〜37㌅スケールなので1弦より5弦側指板の方が7.6㌢くらい長いんですよね。
ベースのマルチスケールはギターより振れ幅が大きいことが多いですが、(ギターだと平均1㌅〜1.5㌅くらいの印象)3インチ広いと張れる弦がいよいよ限られてくるので、つぼたくんは職権を濫用()して純正弦のF♯弦を取り寄せているみたいです。

ちなみに170ゲージほどの太い弦を貼る場合は、当然ナットの拡張は必要ですし、あまりに太いのでデフォルトのナットを拡張して張った場合だと、太すぎて隣の弦との弦間ピッチがやたら狭く感じたりするので、可能であればナット交換がおすすめです。

PGを外してもかっこいいな〜Dingwallは。

〜使用ベース2〜

LAKLAND SL44-60(カラーオーダー)
【GOAT】



ボディ:アッシュ
ネック:メイプル
指板:ローズウッド
PU:LAKLAND純正

普段のピックアップセレクト
:全開

使用弦
:この竿は安弦で頻繁に替えたいので特にこだわりはありません。
今はダダリオEXL160BTを張ってます。(安くない)



こだわり/お気に入りポイント
:3、4年前ひなっちが好きだった頃にカラーオーダーで注文したやつです。木目が透けてるのがエロくて赤鼈甲PGがかわいい。
あとスタックノブかっこよすぎませんか、、

GOATのサポートをやるにあたって出番の無かったこれを使うことにしてます。界隈でも使ってる人はまず居ないのと一点物っていう特別感。

一番使われてるDingwallと使ってる人が居ないLAKLANDの面白い組み合わせ。


二本目はLAKLANDですね。
日本製モデルのShorelineのジャズベ寄りのモデル、さらにカラーオーダー品です。
シースルーのホワイトに赤べっ甲ガードなのがおしゃれだ...おしゃれ楽器だ...。
Shorelineはコスパもいいですし作りもすごくしっかりしていて、個人的にもめちゃくちゃおすすめです。

DingwallもLAKLANDもストラップはディマジオのクリップロックですね、シートベルトみたいな素材で滑りやすく振り回しやすいという理由(それでいいのか)で界隈ではよく見かけますね。

〜エフェクトボード〜


G30

HX Stomp → LINE

アンプ

Kaz Nakamura氏とスタジオ入った時に作ったプリセットをちまちま変えて使ってます。中で高域、低域で分岐させつつそれぞれに歪みやアンプかけて使ってます。
FragmentsもGOATも基本は一緒でパラメーター違いを。



こだわり等
:HX Stompだけで完結するシステムっていうのをまず前提として作ってます。本当は二系統にしたりDI使ったりしてもいいのかな、とも思うのですがHelix Rackもあるのでそちらに移行するか悩み中です。音作りって難しい!

〜普段使用しているアンプ〜
:アンプは基本リターンで出してます。


ギター/ベース、機材を含めた音作りのポイント、こだわりを教えて下さい。
:音圧歪みお化け
OctaviusのJunさんは対バンする度にいい音って褒めてくださるのでめちゃくちゃ嬉しいですね。


足元はだいぶシンプルにまとめている印象ですね。
自分もHXstompユーザーですが、本当にできることが多い!!
これ一つあればだいたいのことができてしまうので、最近はギター/ベース問わずシステム入りしてますよね。
並列接続を駆使した音作りは本当に奥が深いのでぜひこれを見ている皆さんにも挑戦してもらいたいです。

https://bigboss.jp/store/products/detail/8294

あとはFree the toneの電源ユニットも入ってますね。PT-2かな?
Free the toneの電源ユニットはコンセント間の距離がしっかり取られていて、大型アダプタでも干渉が少ない&背が低いのがいいですよね。

〜よくある質問〜

ギター/ベースを始めたキッカケを教えて下さい
:中学の頃ハマってたアニメのOPをやってたROOKiEZ is PUNK'Dがかっこよすぎて、、
最初はギターをやってたんですがすぐベースに移行しました。

音作りの参考にしているアーティストがいれば教えて下さい
:音作りで参考等は特に無いですがステージングは田淵智也リスペクト系で。
以上です。


今でこそ重い音楽をプレイしてるイメージですが彼はもともとかなりのUNISON SQUARE GARDENファンらしい...。

というわけでつぼたくんの機材でした〜!!

〜live info〜

2021/4/16
町田CLASSIX
-FRAGMENT FLAGS-

Fragments
DOWNSIDE
Same Old Same Old
Winter Wakes
Disease of the Fade

〜リンク〜

Fragments
VocalのRakuを中心として2019年10月に結成のモダンメタルコア/メロディックハードコアバンド。
都内を中心に勢力的にライブ活動を行っている。

4/16には町田CLASSIXとの共催イベント
【FRAGMENT FLAGS】を開催予定。

現在ドラム、ギターを募集中。

サブスクリプション
https://www.tunecore.co.jp/artists/Fragments

Twitter
https://twitter.com/Fragments_jp?s=09


GOAT(サポート)
『GROOVE OF AGE TEDIOUS』 通称[GOAT] 当時18歳であったGuitarのItsukiを中心とし、2018年11月結成。2020年5月24日に1st EP Let The Last Flower Bloomをリリース。キャリア初となる11月15日開催のリリースイベントもSOLDOUTするなど、数々のメンバーチェンジを経験しながら勢力的にライブ活動をし、現体制に至る。 Thrash Metal/Death Metal/Nu Metal/Hardcoreから大きく影響を受けている。

サブスクリプション
https://linkco.re/0Bn0RAXt

Twitter
https://twitter.com/GOAT___official?s=09


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