見出し画像

#私の学び直し

今回は食育インストラクターの資格を持つ私が
食について学び直すキッカケとなった出来事や
今学んでいる「新たな分野の食」についてお話ししていきます。

✔すぐ太ってしまう
✔痩せにくい
✔食事制限をしている
✔病気になりやすい
✔子供の好き嫌いが多い

など、
食に関して何かしらの悩みや
興味・関心がある方にとっては
面白い内容かと思います。

時間がある時にゆっくり読んでもらえると嬉しいです。
それでは、
(●・ω・)ノ------------start------------

「食」との出会い


私と「食」の出逢いは今から14年前。
運動大好きスポーツ少女だった私は
体育大学卒業後に体育講師として
養護学校で働いていた。

そこで見たのはキラキラした笑顔で
楽しそうに食事をする子供たち。

給食を一番の楽しみとして
毎日の学校生活を過ごしていたと言っても
過言ではない。

毎日、子供たちと一緒に楽しく食べる給食は
私にとって心の癒しになっていた。


そこから私は「食」を学びたいと強く思い、
3年間続けた体育講師を辞めて
調理師専門学校に入学した。

これが14年前の「食」との出逢いとなり、
ここからの専門学校での1年間は
とにかく「食」について猛勉強の日々となった。

和食・洋食・中華の調理技術に加え、
栄養学・食品衛生学・公衆衛生・
食文化・法律などの専門教科を
1年間という短い期間の中で
ギュッと濃縮し、技術と専門知識を
頭と体に叩き込んだ。

学生の頃、
強制的に勉強させられていた感覚とは真逆。


大人になって自らの意思で学ぶことが
こんなに楽しいものかと衝撃を受けた。

当然のように成績トップクラスの実績で
調理師専門学校を卒業。
(かっこよく言ってみたかっただけ(。-_-。))

・調理師
・食育インストラクター
・介護食

無事にこれらの免許を
取得することができた。

卒業後は調理師として職につき、
沢山の調理を作り、
沢山の笑顔を見る事ができた。

体育講師として働いていた頃の
お給料と比べると

貰える金額がだいぶ減ったが、
生きがいや楽しみを感じながら
働くことができた。

そして、何より
結婚して子供が生まれて家族ができた時に
これまで学んだ「食」が家庭でも活かされ、
活用できたことがとても嬉しかった。

ほとんどの人がつまづき苦痛になる
「毎日のご飯作り」だが、

私にとっては自分の腕の見せ所であり
家族の「美味しいぃ~」を聞くことができる
毎日のご飯づくりは楽しい時間だった。

これまでの「食」の考え方が180度変わった癌との出会い


子供を授かってからは仕事を辞め
専業主婦をしていた私。
幸運にも三姉妹の母となることができた。


子供が3人ともなると毎日の生活が
なかなかハード。

特に小さいうちは授乳やら離乳食作りやら
お昼寝やらトイレトレーニングやら...。

色んなことが重なって毎日がテンテコマイだった。


そんなある日、
突然の不正出血。

いつもの生理不順だろうと安易に考えていた。

不正出血が2~3日続き、
終わったと思った矢先の
一週間後にまたもや不正出血。

これまでの生理不順とは明らかに様子が違うと感じ
かかりつけ医の産婦人科へ受診。

そこで医師から告げられた診断結果に耳を疑った。


医師「子宮頸癌の疑いがあります。」

私「…え?疑い?」

医師「顔色が悪い細胞があるので一部を採取して大きい病院に検査に出しますね。」

私「はい...。」

正直、顔色が悪い細胞ってなんやねん状態。
心臓バクバクして帰宅。
最悪の結果ばかりを考えてしまう日々。
まさか、自分にこんな日が来るとは
思ってもいなかった。


一週間後に検査結果が出た。
幸運にも癌になる一歩手前だった。

いつ癌に変わるか分からない日々。
毎日が不安だった。

そしていつの間にか暇さえあれば
ネット上で「がん予防」について
常に調べるようになっていた。


がん予防についての研究からは、
がんと生活習慣病・環境との間に深い関わりがあり、
生活習慣を改善することで
誰でもがん予防に取り組むことができるとあった。

そして、

食生活を見直すことで癌を予防できる事を知り、
食生活改善のための本や雑誌、
情報などを集めて勉強するようになった。


特に私の心を釘付けにしたのは幕内秀夫先生の本。
↓↓↓
なぜ「粗食」が体にいいのか―「食生活」ここだけは変えなさい! (知的生きかた文庫) 文庫 – 2004/5/1  帯津 良一 (著), 幕内秀夫(著)

この本に出逢い私の「食」の考え方が180度かわった。

食の学び直し


調理師専門学校で学んだ「栄養素」たちは
普段の食生活では全く生かされない。

栄養素を知っているからと言って、
健康になれるわけではない。

現に私は癌の一歩手間まできてしまった。


よく「1日30品目食べましょう!」と耳にするが、
そんなことを毎日考えながら
食事をするなんて大変すぎるし、
食費がいくらあって足りない。

要は、食べ物を一つの栄養素として見て食しても
健康にはなれないということ。

たとえば、

太らないために糖分を控えましょう!

と言われるとほとんどの人が

「ご飯=糖分」

と一つの栄養素と解釈して
ご飯抜き食事を行ってしまう。

確かにご飯の一部は糖分だが、
糖分だけで出来ているわけではない。

ご飯には他の栄養素も沢山あるので
ご飯=糖分ではないのがわかる。


玄米においては
完全食と言われるほど栄養価が高く、
体に必要な栄養素が
ギュッとつまっている。

にもかかわらず、ご飯を抜いてしまうと
おかずのみでお腹を満たそうとするため
おかずの量が増えてしまい
脂肪や塩分の取り過ぎになる可能性が高くなる。

サラダをいっぱい食べてお腹を満たそうとすると
ドレッシングやマヨネーズを沢山かけてしまう。

そして、そのドレッシングやマヨネーズには
沢山の油や砂糖、添加物が入っている。

だからご飯を抜くことは

大事な栄養素を食べない代わりに
沢山の不要な物を食べてしまう

ということ。

その沢山の不要な物が
身体に溜まると
痩せにくく
太りやすくなる。


幕内先生に出会ってからは食に対する考え方が
180度変わり、食生活も変わった。

大きく変わったのはパンを常備しなくなったこと。
パンはいつでも気軽に食べる事ができる為、
買い物のたびにパン屋に寄って
いくつものパンを購入し、
常に家にはパンがある状態だった。

子供のおやつもほとんどがパン。
私の小腹が空いた時もパン。
お出かけするときもパン。
冷凍室にもパン。

こんな生活からパンを無くしたのは
市販のパンの危険性と
ご飯中心の和食の大切さを学んだからだ。

ご飯中心の和食生活を送るようになって1年後には
顔色の悪い細胞(癌になる前の細胞)は無くなり、
検診も通常の年に1回になった。

偶然かもしれないが、
主人の潰瘍性大腸炎(指定難病)の症状も
2年間全くでなくなった。

これには、かかりつけ医も驚いている。
潰瘍性大腸炎(指定難病)は
症状が何度も繰り返すのが特徴であり
毎日の投薬が必要で
一生治ることはないと言われている。

しかし、誤診ではないかと思うほど症状が無く、
2年前から薬も飲まず
受診することもなく普通の生活を送っている。
(個人の意思で薬を辞めているので
もし同じ病気の方が読まれている場合は真似だけはしないでほしい)

そして、

子供たちの食事でも
他の家庭とは違う変化を感じている。

小さい頃からご飯中心の和食を食べてきた子供たちは
明らかに他の子に比べて好き嫌いが少ない。

というか、我が子たちはほとんど好き嫌いがない。


特別な事をしたわけではなく
離乳食の時期から

「地元で採れる新鮮な野菜」

を使って作っていただけ。

離乳食に上手も下手もない。
食材を柔らかくして食べやすいように
してあげるだけだから。

でも、だからこそ離乳食は
食材その物の味がそのままでる。

輸入された食材は添加物の味もするだろうし、
古い食材は香りも味も落ちていると思う。

店頭に並んでいる離乳食に関しては
食材その物の味はほとんど無いだろうし、
栄養価も少ないと思う。

(一度食べてみたが、何を食べているのか
全く分からなかった。)

だから私は地元の新鮮な食材にこだわって
離乳食作りをした。

離乳食が終わっても、
「子供の為の料理」は避けていた。

「子供の為の料理」とはいわゆる
パスタやハンバーグ、オムライスなど
子供が喜ぶ、お子様ランチのこと。

誕生日などのお祝い事や外食時の時以外は
大人に合わせた和食料理を中心とした食事を
同じテーブルで一緒に食事をしていた。

もちろん、

小さいうちは酢の物は食べれないし、
苦い野菜も苦手だから残すのも当然。


それでも毎回必ずお皿に盛って提供する。
そして、私たち親が
「酢の物サイコー!」
「この苦みがいいねー!」
と美味しく食べているのを見せつける。


そうすると、子供たちもいつの間にか
酢の物、和え物、煮物が大好きになっていた。

最近では辛い物も好きに。
(これは私と主人が激辛カレーが好きだから(。-_-。))

ご飯も大好きでモリモリ食べる子供たちだが
3人とも太ることなく健康的な体型だ。

はっきりいって、ご飯中心の和食は

✔太りにくい身体になる
✔痩せやすい身体になる
✔食事制限なんて必要ない
✔病気になりにくい
✔子供の好き嫌いがなくなる

最高の食事法である。


ご飯中心の和食生活を始めて約5年が経つ。
この5年間で子供たちも成長し
生活リズムも大きく変化した。

子供を授かって専業主婦をしていた私も
3番目の子が1歳を迎えると同時に働くことを決意し、
4年ぶりに社会に復帰した。

有難いことに
保育園で食育インストラクターとして4年間、
そして現在は小学校にて
給食を作るお手伝いをさせて頂いている。


新たな学び


そんな生活の中で2年ほど前から
「副業」に興味を持った私は、
現在も副業としてTwitter運用をしている。

そして最近ではこれまでの「食」の経験を活かし
食の悩みを持った方の役に立てるように
食育インストラクターとしての発信を始めた。

そして更に副業を本業に、
「好き」を仕事にするために新たな勉強もはじめた。

それが

「犬の管理栄養士」

の免許を取得するための勉強だ。


犬たちもまた、食事で全てが変わる。
犬の体に合った食事をすることで
健康的な体となり寿命も延びる。

私たち夫婦の目標である「好き」を仕事にするために
これからもっともっと食の勉強をし、
人の役に立てるように努力していきたい。

(○・ω・)ノ-------------end-------------

最後まで読んで頂きありがとうございました。

Twitterにて感想お待ちしております(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
「#ぷうの学び直し」を付けて
ツイートして頂けると
ツイートを確認する事ができます♡

感想をツイートして頂いた方にはお礼として
メンション付きであなたの事を
ご紹介させて頂きます♩

ぷう

#私の学び直し

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?